前回までのあらすじ
キングが裸でどうして…オイラにはまだ生えてこないんだ!?と嘆く中、同様にどうしてボクってばうまく踊れないのかなあと裸のディアンヌと出くわし二人で絶叫します…
キングたちに試練と称し三千年前のブリタニアへ
生えてないって羽の話ーだよね!?と再度裸で見合う二人、時間軸的にはメリオダスが一時殺されたところなので、妖精たちと舞い、突如キングとディアンヌが消え、ゲラードは感情が込み上げて来て泣き、キングたちは気づくとドロールとグロキシニアの前にいます
第二形態「守護獣」で槍の攻撃を受け切ると、グロキシニアの第二形態「守護虫」にキングは第五形態「増殖」で対しますが、グロキシニアに後ろを取られ、爪で引き裂かれます。ディアンヌはドロールの攻撃に’’重金属’’で対し、’’乱撃衝’’も踊るように避けられてしまいます
’’重金属’’してもドロールの打突は凄まじく、二人はやられ、期待を裏切ったとし、今より汝らに試練を与え、あたしたちを超えてもらうっス…‼と言われます。グロキシニアは第七形態「月の華」’’生命の雫’’で回復させ、敵同士だというのに鍛えてあげると言うのです
試練は始まり、気づくとキングはグロキシニアに、ディアンヌはドロールの姿になっています。天頂方向から<十戒>レベルの魔力を感じ、それは何とメリオダスで、キングたちではなくドロールたちだと認識しており、そこに女神族の翼の生えたエリザベスも現れます
女神族と魔神族の争い
メリオダスが出発するぞと連れ出し、キングはここは三千年前のブリタニアなのかもしれないと状況を把握し始めます。自分達もまだ<十戒>になる前の二人なんだと…化石の谷が襲撃を受けており、敵をメリオダスが一閃します。ディアンヌを<十戒>「敬神」のカルマディオスが襲います
ディアンヌは斬撃を喰らいますが、すかさずキングが波動を放ち、ディアンヌも’’重金属’’ぬきでも防御力はずば抜けています。第二形態「守護虫」→’’壊死毒’’→’’縛錠’’で動きを封じるとカルマディオスは’’邪息’’を放ちますが、「全反撃」→第十形態「翠蛸」→’’砕破’’で退けます
残りの魔神族の軍勢はエリザベスの説得で退散させ、助かったロウは礼を言いあんたたち<光の聖痕>の戦士だろ?と問い、仲間に加えてくれと言います。キングたちはさっきの戦いが試練だったのか?と感じ、グロキシニアの’’あたしらの選択が正しかったか否かキミたちにぜひ証明してほしい’’という言葉が気にかかります
拠点に戻り巨人や妖精がたくさんいる中、ネロバスタと共に<四大天使>リュドシエルが降臨し、聖戦の終結・魔神族との和平というより魔神共を根絶する時だとゲス顔です。リュドシエルはエリザベスにメリオダスと手を切れと迫り、エリザベスは納得いかず飛び出します
ディアンヌとキングが稽古をつけながらこの修行がいつ終わるのか困っているとゲラードが現れ、どうやらグロキシニアの妹のようなのです。森の奥の不思議な魔力はリュドシエルが張った結界…即ち’’生き餌’’だとし、それに釣られて魔神族<十戒>がおびき寄せられ、これが本当の試練なのです
<十戒>禁忌の術で獣化
魔神族に話を付けに行くというメリオダス、裏切り者とはいえ、このまま戦を続ければ全ての種族が息絶えるとロウに森を託します。<十戒>をエリザベスが止める中、デリエリと言い争いをしていると、時間稼ぎご苦労様とリュドシエルは巨大な’’聖櫃’’の中の非戦闘員を消し炭にしてしまいます
<十戒>VS<四大天使>という構図となり、サリエルとタルミエルの’’極大聖櫃’’が炸裂する中、モンスピートの’’獄炎鳥’’→デリエリの「連撃星」→ガランの’’伐裟利’’の連撃も効いておらず、互角の戦いを演じます。結局生き餌を使って始末できたのが雑兵の大軍のみで、<十戒>は精鋭なのです
リュドシエルはネロバスタに門の死守と援軍の要請を請い、<十戒>討伐に向かうそれはゴウセルなのです‼ゴウセルはメラスキュラと通じており、これが後の<七つの大罪>であり<十戒>でもあるという伏線となります。<十戒>VS<四大天使>の激しい戦いの中、リュドシエルは桁違いの強さを誇ります
観念したモンスピートたちはこれしか方法はないと自ら胸を突き、心臓を潰すと<十戒>禁忌の術で獣化し「インデュラ」となりリュドシエルを襲うところでこの巻は終わります
まとめ
非常に混乱する内容のため、正しい考察・まとめとなっているか危ういのですが、キングとディアンヌにグロキシニアは三千年前の自分たちに成り代わらせることで当時の様子を見させる試練を与えます。今も生きるメリオダス・エリザベスはともかく、二重の役割がある者が多く、非常に混乱させられます
グロキシニアは当時のあたしらの選択が正しかったか否かキミたちにぜひ証明してほしいと語っており、姿は変わっているものの、キングたちは魔神族と女神族の戦いをこの目で見ることになります。その中で、ロウやリュドシエル等現在のバンやゴウセルと通じる部分もあるため、話が地続きなのだと分かります
ゴウセルが<七つの大罪>でありながら<十戒>と言われる伏線も回収され、激しさを増す<四大天使>VS<十戒>の戦い、デリエリたちは自ら心臓を潰し「インデュラ」となりリュドシエルを襲います…あくまでこれは試練で当時の戦いの状況を見せられているということなのだと思われますが、26巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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