前回までのあらすじ
エスカノールは’’微塵斬り’’を放ちますが、メリオダスは強烈な拳で膝を付かせ、口調が変わっただけかよ…?とエスカノールを嘲ります…
’’天上天下唯我独尊’’
メリオダスの闘級は14万2000にもなり、エスカノールの’’無慈悲な太陽’’も「全反撃」で返します。エスカノールも善戦しますが、メリオダスは強過ぎて相手になりません。ところがマーリンはエスカノールは正午キッカリに1分間無敵の権化:’’天上天下唯我独尊’’となると言うのです
メリオダスの’’神千斬り’’にも倒れず、逆に’’聖剣エスカノール’’の手刀でメリオダスを斬り裂き魔の神とやら…人間に見下される気分はどうだと豪語します。メラスキュラがいなくなりキャメロットのバリアもなくなり、一行は先を急ぎます
メリオダスを倒したものの、エスカノールは実際メリオダスよりダメージは大きく、深手のメリオダスもまだ抵抗するのでマーリンは’’衝撃の尾針’’で倒し、エリザベスは一緒に閉じ込めてと言い、’’完璧なる立方体’’で包みます
残された時間が少ない中、頼りはキング・ゴウセル・ディアンヌのみです。オルロンディの元にアーサーが現れ、キャメロットの避難民を匿っています。ななしの教えのおかげでアーサーは腕を上げ、そろそろ作戦を実行する時が来たとし、単身キャメロットに乗り込むのも聖剣エクスカリバーがあればなんとかなると強気です
エクスカリバーはゼルドリスでも抜けず、父は魔神王が目醒めるとし、それは父ではなくメリオダスで、奪還を指示します
メリオダスの師:チャンドラー襲来!
奪還の際は<七つの大罪>を皆殺しにしろと命じ、ゼルドリスは<十戒>にキャメロット集結と呼びかけますが、応答がありません。デリエリとモンスピートはアバラ屋で過ごしており、グロキシニアとドロールも従わず、エスタロッサも昏睡状態、<十戒>はこれで全滅ですが、ゼルドリスは一人燃えます
するとキューザックとチャンドラーが現れ、ゼルドリスに加勢します。それぞれゼルドリスとメリオダスの師だと言うのです。チャンドラーはメリオダスの元へ向かい、魔神王は誰になるか話しているとエスタロッサの意識が戻ります。キューザックはエスタロッサを疎ましく感じています
キングはヘルブラムの冑を二つに割って作ったお守りをディアンヌに渡し、ゴウセルは心臓のペンダントにナージャの事を想い温かい気持ちになります。突如夜が来て、’’完璧なる立方体’’前にチャンドラーが現れ、エリザベスを殺すと凄みます
‘’絶対強制解除’’でバリアを消し、マーリンの’’魔力封じ’’を「全反撃」で返し子供の姿にしてしまいます。するとディアンヌがエリザベスたちを掴み<豚の帽子>亭から外へ出し、ゴウセルはチャンドラーが最上位魔神でメリオダスの師だと語ります
チャンドラーは’’極微’’でディアンヌを小人化し、夜は魔神族の魔力を更に高めるとし、’’隕星’’で蜂の巣にする中、キングはゴウセルと合技’’天空の光弓’’を放とうとします
不死身のチャンドラーに<十戒>の二人が反抗!?
「全反撃」を使えるため、ゴウセルはタイミングをずらし幻覚を見せ隙を作り、キングが放ちチャンドラーに直撃します。魔神共が集まってきて、キングが第五形態「増殖」で対しますが、「全反撃」で返され、チャンドラーは’’天空の光弓’’を防いでいたのです
ゴウセルに’’絶対強制命令’’で従わせ、エリザベスたちを’’竜爪’’で襲いますがディアンヌが’’重金属’’で防ぎます。では’’真紅の葬送’’で溶かそうとするとキングが身を呈して守る中バンが4人を救います。ここで’’天空の光弓’’が効き始め、キングはメリオダスは運命の仲間だと決めポーズです
チャンドラーの’’怨恨刃’’をそらすと「全反撃」ではね返した攻撃も更に相殺する等キングは器用さを見せます。<七つの大罪>総力を上げた攻撃でチャンドラーと凄まじい攻防となり、エリザベスも傷つき、徐々に押され出します。ゴウセルは抗おうと必死で、ホークがチャンドラーの呪印を舐めて消し去ろうとします
エリザベスが凄むとキングは攻撃し、遅いと言うチャンドラーの刃はそれ、ゴウセルの呪いは解けたのです。ついにキングの攻撃でチャンドラーは腹に大穴が空き倒れます。キングは初めてメリオダスと出会った時のことを思い出し、少しは立派な王様になれたかな?と問います
終わったかに見えましたが、ゴウセルの呪印は消えておらず、体中がズタズタになり倒れます。チャンドラーは死んでおらず、醜く変形し、仕込み杖から刃を伸ばします。キングが’’飛び回る蜂’’で時間稼ぎし、チャンドラーが一閃しますが、巨人の掌の上で皆無事です
ブリタニアの明日は<七つの大罪>に託すとグロキシニアとドロールが参戦するところでこの巻は終わります
まとめ
圧倒的強さを誇るメリオダスの勝ちかと思いきや、エスカノールは正午キッカリに1分間無敵の権化:’’天上天下唯我独尊’’となり、手刀はメリオダスに深手を負わせ両者倒れます。一先ず二人を収容しキャメロットへ向かいますが、そこに新たな刺客が現れます
ゼルドリスとメリオダスと対をなすかのようにキューザックとチャンドラーという師が現れ、チャンドラーが<七つの大罪>を襲います。最上位魔神ということで非常に強いチャンドラー、キングたちの意地の連携で一時倒したかに見えました
ところが呪印は消えておらずゴウセルはズタズタになり、禍々しい姿のチャンドラーに絶望を覚えますが、ここで<十戒>のグロキシニアとドロールが参戦してきます。<十戒>とは言え一枚岩ではなく、キングとディアンヌに試練を与え修行させた事から、むしろ<七つの大罪>側に加勢するのでしょうか?30巻に続きます…
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