前回までのあらすじ
松っつあんのたこ焼きをたらふく買い、伊代菜が現れ羽子板をする事になります。振袖姿の伊代菜とりあの色気にたじたじの本丸、タルは伊代菜の羽を剛速球にする…と「風々うちわくん」を振ります
ノーパンのりあが拝め、スケベだと蔑まれますが、お正月ということで許しを得て、登場キャラ勢揃いで「あけおめことよろ」します…

お風呂・銭湯でラッキースケベ
過激なりあの格好に鼻血を出す本丸、綺麗にする意味でも父とタルとお風呂に入り、父は男と女の理を熱く語りますが二人は遊んでおり怒られます。二人は「ぞるるるるー」でお湯になり父を驚かせ、そのまま3人共お湯になります。りあが入って来てタルは例によっておっぱいを吸います
本丸も擦り寄って快感に浸っていると、りあは炎でお湯を温め過ぎりあは骨と化し3人は蒸発、空を飛びますが10分経って落下、なんとか銭湯の煙突に掴まり、そのまま銭湯に入る事にします。するとじゃば夫がおり、女湯には伊代菜と累もおり男二人は邪な想いが過り本丸は熱湯に突き落とされます
1000まで我慢してじゃば夫はそれが出来ず負けを認めない為、「幽体なると」でじゃば夫の石鹸とタオルに乗り移ります。じゃば夫を懲らしめますが、暴れて本丸の幽体は累のタオルへと移ります。累に洗われ複雑な本丸、すると伊代菜がこのタオル私に使って貰いたいみたい…と言い出します
「すけるるるる」でじゃば夫が女湯に現れ、伊代菜は咄嗟に本丸のタオルで前を隠し本丸にしたらラッキーです。結局10分経ち体に戻り本丸はタルを胴上げします
ちびっこ相撲大会で優勝したじゃば夫は本丸相手に負けなしで、喧嘩するので先生は10日間体育は相撲にして最後の時間でクラス1を決めようと提案します。原子が相撲を馬鹿にすると先生は相撲の奥深さを語り、原子は特訓するべくヘリで旅立ちます。本丸も特訓する事にします
父に山に籠って特訓と言われ、りあの「地ぴゅん儀」と「ほげほげげげげーっ」でカナダ・ロッキー山脈に移動します。寒い中本丸は廻し姿でりあの「ぶくぶくぜい肉ん」で力士化、川の激流に抗う事で体を鍛えます。更に熊相手に相撲を取る事になります
相撲に大マラソン大会
りあは「ミラクルスター」で熊をじゃば夫としますがやはり熊には本丸は勝てません。タルは「水っちゃん」で急流も何のその、本丸は流れに逆らわずに道を見つける事で打開し熊を倒し特訓は成功します。10日目、じゃば夫に敵う者がいない中、遅れて太った原子が登場、じゃば夫を軽く倒します
太った本丸も現れ、しょんべんちびった奴の心の苦しみを嘲り笑うなー!と対し、原子のぶちかましに対しカナディアン熊殺し下手爆裂投げで本丸が勝ちます。しかし累にデブでも一番と言われ、魔法で太った為栓を抜いても痩せず、特訓で自分の肉になっており、ダイエットの特訓が始まるというオチです
過去轟丸という犬を飼っていた本丸、タルもペットを飼っていなかったか聞くと魔法陣でにるるを呼び出します。にるるは変身出来、尻尾を握ると本丸に変わります。くしゃみをすると元に戻り、では伊代菜にしてしまおうとするとそれは写真だった為写真になってがっかりです
本物の伊代菜を見せ伊代菜に変身させ、快感に耽っていると先生に見つかり逃げ出します。にるるを本丸にし先生に叩かせ、結局あべこべににるるを先生にして先生は卒倒、そのまま授業を全部体育にしてしまう本丸でした
学内大マラソン大会となり、特訓した原子は最初からかっ飛ばします。釣られてタルと本丸も飛ばしますが、給水に下剤が入っておりトイレに入るとそれはトラックで原子の部下に連れ去られます。「ふえふえっくん」で一気に出そうとしますが、出し過ぎで骨皮筋ェ門になってしまう本丸です
軽くなった本丸は「風々うちわくん」で風に乗って一気に原子に追いつきますが、原子は電磁力シューズランニングZX50に筋肉強化剤で逆に抜き去ります。「韋駄天足ん」でデッドヒートを繰り返し、じいに嘘の順路を表示され本丸は崖から落ちますが「韋駄天足ん」のお陰で引き返せます
タルは「みちしるべえ」で原子をこえだめに落とし、じいは睡眠薬で本丸を眠らせ、タルが原因だとたこ焼きで誘導します。何とか起きた本丸は猛烈に追い上げますが最早勝利は原子、ここでタルが「引力ん」を使い本丸が逆転ゴールしますが、眠っていた為実はドベから1・2番だったというオチです
是清・ライバー・ミモラ登場
雪の日寒い中「ポカポカイロくん」で殴られたところから体が熱くなり夏服で登校する本丸、雪合戦をする事になり、原子は相変わらず本気です(笑)トーチカを作り砲弾を使う原子チームに大苦戦し、伊代菜が一方的に襲われる中、タルは口に雪玉を蓄え一気に照射、トーチカを潰します
伊代菜を人質に捕る原子ですが、最早びしょびしょの伊代菜は本丸が素っ裸で校庭10周する事は無いと諭し、地割れからタルの魔法で地面の雪が人格化、原子諸共覆いかぶさり、伊代菜を温めようと「ポカポカイロくん」で本丸は頬を腫らし雪の中でも暖かいのでした
博識の是清はことわざ等の知識が豊富で、無知なじゃば夫や本丸は恥をかきます。本丸はことわざの勉強をし、「開いた口が塞がらない」を「実話っか」で本当にされ、これで是清をこらしめるつもりです。「首を長くして待っていた」と言うと本当に首が伸び、「白い目で見られる」と本当に白い目になります
更に「顔から火が出る」と本当に火が出て先生に大目玉を食らい(本当に食い)散々な是清、それでも口は達者で本丸は亀にされ家で味噌汁で顔を洗いこれも「実話っか」のせいです。「豆腐の角に頭ぶつけて死んじゃえ」と言われ本丸は本当に死んでしまい、最終的に是清は「デカい顔させろ」と巨大化、口は災いのもとです
垂野頼春が現れ本丸が対抗しますが鉄棒が上手く行かず伊代菜も惚れており、タルの「LOVEワッペン かっぷるん」も効きません。不気味な洋館に連れて行き伊代菜を貼り付けにする垂野、すると本性を現し大魔法使いライバーに変身します。タルのライバルなのです
ライバーは一方的にタルをやり込めますが、ここでミモラが現れライバーは大人しくなります。ミモラはタルの恋人の様で、魔法の国へ帰りましょ…とくっつきますが、タルは帰らないとし、この奇妙な三角関係の構図でこの巻は終わります
まとめ
最早定番となったラッキースケベにスポーツもの2作と前半も楽しい内容です。銭湯の女湯のくだりは男子誰もが夢見る展開が漫画化され、こういった描写もこの漫画の人気の一端だと言えます。相撲では特訓の成果もあり強くなる本丸でしたが、結局ダイエットするのは笑えますね
大マラソン大会ではタルとじいという両ブレーンの暗躍が面白いです。タルの魔法と原子の財力の対比は痛快で、永遠のライバルとしてこれからも競い合って欲しいものです。後半では新キャラとして是清・ライバー・ミモラが登場し更に賑やかになります
是清みたいな博識で口が達者な子ってクラスに一人は居るよなあと思わせるあるあるですが、口は災いのもとというオチ回収も見事です。タルの魔法の世界の住人でライバルのライバー・恋人(?)のミモラの登場で魔法・アイテム関係も更に強化されそうな展開で面白さが増していきます…9巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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