「GIANT KILLING」42巻の数々の激戦と成長譚~大入りの決起集会にカリスマ:達海登壇で最高潮の盛り上がり!東京ダービー開幕、圧倒的な持田に新鋭:椿が挑む~

前回までのあらすじ

ダービー前に雷門前で決起集会が行われ、羽田石橋に去年の様子を確認し以前の内容では折角掴んだ客に寒いもん見せてしまうと時間を作り盛り上げようとします。ところが予想に反し大勢の人が集まっており、流石の羽田もその人気に驚きます…

達海抜群のカリスマ性

内輪ノリの大した会でもなかったものがここまでの大事に羽田達は場合によってはチャント等しきって場を盛り上げるべきかと困惑します。有里はスピーチで煽りゲストとしてパッカ君を出し滑り、羽田達が青ざめると何とここで達海本人が現れます!

10年前に東京Vヴィクトリーをぶっ倒したようにもう一度チーム一丸となって叩き潰すと豪語し、サポも盛り上げ達海のカリスマ性が光ります。藤澤は町のサッカークラブの可能性について思案します。一方東京Vヴィクトリーは鬼気迫る練習で、微妙な戦績の後一部サポを非公開練習に招待し味方につける等平泉東京V監督の人心掌握力が際立ちます

更にドイツ:花森は取材で持田について聞かれます。盟友と言われながらライバルとして切磋琢磨してきた2人はジュニア時代からこの世代の中心で、陽の持田と陰の花森としてキャラは好対象です。持田は怪我の中花森は海外移籍で持田は俺の10番貸しといてやると強気でした

離れていても2人はお互いを意識しており、花森はこの持田の復調に死に損ないが…と笑います。まるでゾンビのような持田の脅威を感じつつ、記者に東京ダービーについても語られ、花森にとって持田の復活は脅威でもあり喜ばしいのが本心なのでしょう

東京ダービー

いよいよ東京ダービーは超満員、大江戸通運のお偉方も現れ副社長との関係性も良好になり笠野の手腕です。当然ブランも現れ東京V秋森・城西・持田ETU椿・夏木も代表候補組が存在感を示す事が期待されます。チームオッコも気張る中キョーコちゃんもおりコータは心のファンタジスタだとにやけます

羽田は静かに熱く語り最高の煽りでサポを盛り上げます。ロッカーでは達海が引き締め大一番だ、タイトルを獲るなら避けられない道だとし、全ての借りを返して勝負強いチームになって来いと煽りチームは一つにまとまります。スタジアム入り前に持田は例の威圧感で椿に声掛けします

持田の煽りに椿は若さから来る爽やかな返しで持田は君達に地獄を見せてやると脅します。ETUサポはコレオグラフィで盛り上げ、応援の対決も始まっています。絵になる両監督の姿に久堂はいいゲームになりそうな予感しかしないと期待します

鬼気迫る両チームの気迫

試合が始まります。椿→ガブ→赤崎→ジーノと繋ぎいきなりチャンスのETU、椿三雲のチェックで潰されます。逆に東京Vヴィクトリー持田が持ち上がりチェックが厳しい中城西→レオナルド杉江が競り勝ちます。一瞬でも隙を見せた方が一気にやられちまいそうな雰囲気だとは達海です

シャリッチ村越・椿のダブルチームでも持田が迫り油断なりません。ガブの復帰は追い風となりアリソンを振り切ると一番の決定機を逸します。アリソンは攻撃型の選手の為悪びれた様子もありません。秋森→レオナルドと新たな引き出しも増え、のセカンドを村越が遮ります

達海はこういう締まったゲームは「集中力」がものを言うと点取り屋に期待し、巧みな夏木のターンも秋森に防がれますが流れは悪くありません。夏木も気張りますが秋森の牙城はなかなか崩せず、ここで持田のカウンターです

一方ドイツでは花森が練習を切り上げネット観戦で見守ります。黒田のチェックも持田は織り込み済みでシャリッチ→アリソンで流石の突破力ですがクロスを黒田がクリアです。逆に持田はCKのチャンスをくれて馬鹿だねえと黒田に威圧的です

ここまで白熱した試合もまだ両チームシュート0、ブランこういう緊張感で張り詰めたような互角の勝負はセットプレーで動くというのはよくある事だとし、持田がCKを蹴るところでこの巻は終わります

まとめ

決起集会は内輪ノリのしょぼい企画が多かった中、今回は達海が現れた事で最高潮の盛り上がりを見せます。監督でありカリスマ性のある達海に皆夢中で、例年にない盛り上がりを見せダービーに期待が寄せられます

超満員でスポンサー大江戸通運代表監督ブラン等の視察もあり緊張も走るところ、結果が全てのサッカーにも様々な側面がある事が分かります。持田花森の関係性についても語られ、ジュニア世代から切磋琢磨してきた2人だからこそ通じ合える部分もあるのかもしれません

この大一番、ダービーに加えシーズン終盤の大事な時期という事もあり非常にプレッシャーも掛かる中、持田はその強靭かつ圧倒的なメンタルで椿の前に立ち塞がります。過去苦汁を舐めた相手だけに、超えなければいけない壁です。黒田のナイスカットが逆にCKと却って持田には好都合、明暗を分けるのか気になります…43巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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