前回までのあらすじ
＜目薬＞
「100片」を観て寝不足の西片に目薬を渡す高木さん、西片は上手くさす事が出来ません。私にささせてと言われ、眼を閉じて勝負なら本気でさせないと気張る西片ですが、定規を顔に当てられ冷たく眼を閉じていると何をされるか分かりません。結局つんつんされ油断し目薬をさされます
スッキリした西片は高木さんにさす事になり、無防備な高木さんにドギマギし、そこを登校してきたユカリに見られ西片は恥ずかしいです…
入学式・スポーツテスト・お土産
＜入学式＞
西片はあるものを先生に届け、中学校に入学します。皆の前で自己紹介した高木さんは落とし物をしたようです。西片は遅れて教室に現れ、何度も練習した自己紹介も最初が肝心なのに不意にします。更に隅っこの席で右は女子、西片は遅刻は高木さんて人のせいだ…と毒づきます
入学式後高木さんは遅刻した理由が落とし物だった事に気づき、西片は感謝され早速赤くなりからかわれます
＜スポーツテスト＞
スポーツテストの合計点で勝負する事になり、前屈で差を付けられ腹筋で取り返しますが、女子の方が点数的に有利なのです。幅跳びではいい記録もよろけ高木さんに上手く誘導され尻もちをついてしまいます。結局39ー48で高木さんの勝ちで、罰ゲームと話しており、聞いてないので次からでいいやと言われリベンジに燃える西片です
＜お土産＞
図書館で午前中勉強してると聞きつけ、会いに来たの?と言われ赤くなる西片、旅行のお土産のすっぱいクッキーを渡します。一緒に神社に寄ってく事になり、久々で緊張し恥ずかしい西片、神社でお土産を一緒に食べようと言われ、高木さんが悶絶する顔が見れるチャンスだと感じます
高木さんはからかっているように見えて本心から嬉しいと感謝し、つい西片はクッキーが凄くすっぱい事を明かしてしまうのでした
催眠術・大福・Tシャツ
＜催眠術＞
昨日TVで見た催眠術を試したい西片、高木さんが私にかけてみてよと誘うので、西片は見様見真似で催眠術を始めます。すると何と高木さんはかかってしまい西片の言う通りに動き発言するのです!鼻をほじる姿を見ようと誘導するとやはりかかっていなく脇つんされます
「今のなし」ってのも含めて西片らしくてキライじゃないと高木さん、今度は私に催眠術やらせてよと悪びれません
＜大福＞
小腹が空いた西片は持って来た大福を取り出しますが、勝負を持ち掛けられ、西片有利の展開に大福の生産地をクイズにしますが高木さんは香川県と一発で当ててしまいます。昨日たまたま同じ物を食べており、全て高木さんの掌で転がされ、大福を食べられてしまい、一口食べる?関節キスだけど…としたたかです
高木さんはお礼に手作りのおにぎりを渡し、西片はワナかと勘繰りますが単純なお返しでした
＜Tシャツ＞
テスト期間中でもないのに図書館で勉強する2人、西片はパーカーを脱ごうとすると中のTシャツは母が買ってきたダサイやつだと思い出し止めますが、高木さんは薄々気付いています。恥ずかし過ぎて暑くなり脱ぎたいので逆に勝負を仕掛け西片は高木さんが次する事を「Tシャツを見て笑う」と予期しますが、分が悪いと取り止めます
高木さんが予期したのは西片が「勝負やめようって言いだす」で言い当てられ、罰ゲームはやはり「上着脱いでよ」でした（笑）
宝くじ・教科書・約束
＜宝くじ＞
友達が宝くじで500円当ていいなあと思っていると高木さんに言い当てられます。どっちが夢のある100万円の使い方出来るか勝負する事になり、西片は欲しい物をまくしたてますが、さっきと同じでしょ?と言われます。高木さんも同様かと思いきや、好きな人と旅行に行きたいと言い、西片は誰なんだろう?と気になります
旅行プランを聞いて来るという事はもしかして…?と意識してしまう西片です
＜教科書＞
西片は国語の教科書を忘れ、高木さんに机をくっつけて見せてあげよっか?と言われ恥ずかしいので他クラスに借りに行きますが誰も持っておらず、高木さんは今日国語あるのウチのクラスだけと見抜いています。結局机をくっつけ西片は貸しがある為何か仕掛けるのは禁止と言われ、高木さんは楽しそうです
「たのしいよ いつもより 西片と近いから」と書かれ照れると次ページに「からかえるし」と狡猾な高木さんです
＜約束＞
自転車で高木さんを見つけ驚かそうとすると気づかれ夕飯のおつかいの品を運ぶの手伝ってと言われます。夏祭り誰かさんが誘ってくれたら一緒に行きたいと高木さん、ワザと宿題は進めていないようで明日一緒に図書館で宿題をする口実とします。家まで送ると西片は意を決して夏祭りに誘います!
高木さんは大喜びしジュースを大量に渡し、後程木村達にあげ釣りも気がそぞろな西片といったところでこの巻は終わります
まとめ
＜入学式＞では西片と高木さんの出会いについて描かれます。西片が遅刻し出遅れたのは実は高木さんの落としたハンカチを先生に届けていた為で、その事を悟った高木さんは妙に照れる西片をロックオンします!この出来事から2人の赤い糸は既に結ばれていたのか!と納得の前日譚です
＜お土産＞や＜約束＞では照れながらも西片が勇気を出して自分から行動し、高木さんが大喜びする姿も印象的です。からかい上手だけに西片が照れているのを見るのが好きな高木さんですが、素直に気持ちを伝えるとそこは女子なのでいいリアクションをします!男子誰もが喜ぶ満面の笑みです
このご褒美があるからこそ西片は高木さんの掌の上で転がされる訳ですが、巻を追う毎に西片が男として成長していく姿も見られるので、温かく見守っていきたいですね!いつまでも純潔な2人であってほしいものだとこのご時世だと感じざるを得ません…8巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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