前回までのあらすじ
<名前>
婚姻届けも出して苗字も西片に変わったのに敢えて西片と呼ぶ高木さん、時が戻り罰ゲームで苗字じゃなく名前で呼んでよとします。流石に西片はテレ、お互い苗字で呼び慣れてるからこのままがいいと返します。高木さんはそのままでいいから呼びたくなったら名前で呼んでとした事を未来の西片は思い出します
両親との挨拶でも濁した西片、改めて呼ぶのに緊張し、高木さんは満面の笑みで改めてよろしく西片と悪びれません…(西片と高木さんの本名は明かされません)

ブランコ・紙相撲・カラオケ
<ブランコ>
ブランコで靴飛ばし勝負を挑みますが西片は池ポチャし凹みます。罰ゲーム:靴乾くまでブランコから降りない事となり、高木さんは2人でブランコ乗ってると付き合ってるって思われると言い、西片は止めます(笑)高木さんは西片のお陰で色んな事出来た、一緒にいるとすごく楽しいよと告げます
子供とのやり取り後、ブランコって正直な気持ち言いやすくない?と実は素直な気持ちだったと悟り赤らめる西片です
<紙相撲>
西片は紙相撲勝負を挑みます。西片は作戦があり、寄ってから押し倒しを謀りますが注意を引き引き倒しを狙われ物言いとなります。実際に再現する事になり抱き着く事等不可能なので西片のつきひざで負けとなり、散々からかわれる西片です
<カラオケ>
「100片」の特典の為に2人でカラオケに行き、まるでデートのようです。恥ずかしい西片は宿題を始め、高木さんは「100片」のOPを歌い79点が自己最高得点だとします。なら勝てると西片は85点を出しますが、高木さんは実は本気ではなく2回目は97点と高得点です
罰ゲームは「100片」のデュエット曲で、決め台詞の「好き」を高木さんが言い、いつか聞かせて欲しいなあと高木さんは小悪魔的です
夜更かし・相対性理論・好きということ
<夜更かし>
寝不足の西片が「100片」読破でだと見抜いている高木さん、ネタバレを迫られます。眠い中帰り道神社でしりとり勝負となり、西片は狡猾に「ら」攻めを執拗に続けますが逆に「ら」で返されいつの間にか寝ており、どうやらその間何かされたようで「100片」再現の事もあり散々からかわれる西片です
<相対性理論>
西片はストップウォッチで1分に近い方が勝ちと勝負を挑み高木さんに快適空間を作り相対性理論で1分超えを誘発しようとしますが58秒です!追い詰められた西片は高木さんに見つめられ慌て31秒と失態です。高木さんは得意のようで59.25と好タイムを出し余裕です
<好きということ>
西片は帰り際サナエに陸上部に勧誘されます。部活に入ると高木さんと一緒に帰れないと自然と連想する西片、好きなんじゃないの?と言われ動揺、それは走る事だったのです(笑)神社で雨宿りし、「好き」について熟考した西片は本心を悟り、去り際走るのが好きかもしれないと顔を赤らめます
おまもり・セリフ・夏祭り
<おまもり>
相合い傘は恥ずかしいものの、それ以上に想いが溢れて来る西片、結局陸上部に入ったので2週間ぶりの一緒の下校です。雨で練習休みで久々に一緒に帰れて嬉しいと高木さん、西片も釣られそうになります。高木さんにお守りを貰い西片は今好きな人と相合い傘してると自覚します
勝負は終わりましたが西片は相合い傘を続けこの状態を続けたいようです
<セリフ>
中学最後の夏休み、かっこいいセリフ勝負で高木さんはかっこ良くキメます。駄菓子屋でお互い驕り、例の2人が現れ中井君がヘラクレスを見たと言い男子は飛んでいき、付き合うってどんな感じか中井君に問います。西片は陸上を続けると決心し、そのセリフがかっこ良かったと感じた高木さんと海で水浴びします
高木さん的には夏祭りに誘って欲しかったようですが、先程の言葉で満足の様子です
<夏祭り>
浴衣を着た高木さん、見惚れる程似合っています。西片は今日高木さんに告白しようと心に決めます。クラスメイトとも会い、意識する2人、人が多い為自然な形ではぐれないように手を繋ぎます。高木さんは来月引っ越しちゃうからとネコを撫でに行き、西片は動揺するとはぐれてしまいます
真野ちゃんの言葉がヒントとなり西片は今回ばかりは心が見透かされて欲しいと願い、何と意中の場所で高木さんと落ち合います。西片は花火が鳴る中「好きです高木さん」と告白し、何度も言わされついに両想いとなります
引っ越しはミー太の事で、新学期一緒に登校し、手を繋ぎ2人の新たな毎日が始まるところでからかい上手の高木さんは終わります
まとめ
中3となり2人の距離も更に縮まり良い雰囲気が続きます。ずっと好き好きオーラを放っていた高木さんですが、自分からは告げず、西片から告白してくれるのを待っている風なのが高木さんらしいです。少しずつ大人への階段を登る西片、周りの後押しもあり陸上部にも入部します
一緒に下校出来ない日々も逆に2人の時間の大切さを実感、それでも西片は陸上も、高木さんも諦めないと心に決め、なけなしの勇気で高木さんを夏祭りに誘います。浴衣姿の高木さんに見惚れながら、高木さんが引っ越しすると勘違いしはぐれた事もあり西片は焦ります
結局想いが通じたのか意中の場所で落ち合い、花火が鳴る中西片はついに自分から告白します。今回はからかわれても本心を十分に告げれた西片、2人は結ばれ、この20巻にもおよぶからかいの物語は大団円を迎えます!ずっと秘めたる想いをぶつけていた高木さん、西片から告げてくれて本当に嬉しかった事でしょう
漫画の作風的には短話完結綴りという形だった点、しかも限定された設定もありネタ作りには相当骨が折れたでしょうが、20巻という巻数が物語る通り、このからかいのやり取りは大人気となり読む人の心を癒してくれました。山本崇一郎先生、お疲れ様でした
終わりに
限定された設定で手を替え品を替え日常の何でもないような出来事を西片と高木さんのからかいという微笑ましいやり取りで彩ったからかい上手の高木さん。擦り切れるような現代社会において、人々の癒しとなり、大人気作品となりました。また2人のからかい合いを観たくなりますね!今までお付き合い頂きありがとうございました
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