前回までのあらすじ
<ネタバレ>
深夜の映画「愛の伝説」を部屋も暗くし雰囲気を出し観る2人、西片はネタバレを避けて来た為恋愛映画と思いきや実はホラー映画でビックリし、道理で高木さんが暗くしたり近寄ったりしてたのかと納得します…

明晰夢・かみヒコーキ・おひめさま・催眠術・アイドル
<明晰夢>
西片は中学時代の明晰夢を見ます。すると高木さんは正体見破れたら勝ちとし、様子が変な事がバレており目が覚めます。高木さんは結婚するなんて分かってたら私もテレてたよと言い、西片をからかった正体は大きくなったちーじゃない?としちーは頑張ると夢で会いに行くつもりです
<かみヒコーキ>
紙ヒコーキを作る2人、ちーが飛ばし誰に似るでしょー?と高木さん、ヒコーキは西片の元に飛んできます。昨日TVでやってたやつと意気込む西片ですが、高木さんが修正し合作となり、まっすぐゴールインで飛びまるで…と何か思い当たる2人、結局西片がやりたかった事にされます
<おひめさま>
お姫様ごっこでちーは西片を従えご満悦です。お姫様抱っこして貰い赤ちゃんみたいでちーが嫌がります。高木さんの役割はおかーさんなので女王様だねと料理を運ばせちーの役割はさっきと変わってません
<催眠術>
催眠術で自ら眠くなるちー、そのまま寝て目覚めた時猫になーると言われており、西片はちーを猫だと言うのでちーはなりきり、あまりの可愛さにベタ褒めするとちーによりも可愛いって言ってるといじけ、高木さんが諭すと猫みたいに丸くなるのでした
<アイドル>
アイドルごっこをするちーは握手会を開き西片が握手、次の方ーと言っても誰も来ないのでしゅん…とすると西片は変装して3回も登場、ちーはあの人と結婚しますと素敵な展開ですが目的忘れてない?と高木さんが釘を刺します。アイドルは恋愛禁止なのでおとーさんと結婚出来ないならやーめたとちーです
みかたけん・でっかい・口パク・禁止・かさ
<みかたけん>
おまんじゅうを取ったちーはみかた券で西片を味方にし高木さんに対抗しますが、今度は高木さんがみかた券を出しちーが味方しおまんじゅうは没収、お母さん達がちーの味方じゃなかった事なんて一度もないよと諭しお父さんも愛情とか気がつくの遅いからちーも遅いかもと言われます
<でっかい>
西片に肩車され高木さんにでっかさ勝負を挑むちー、降りると勝負は勝てないので今日はずっとこれと西片を困らせます。高木さんはちーの頭を撫でたいのに…ぎゅーっと抱き締めたいのにこれじゃ届かないなーとし、高木さんに捕まりぎゅっとされ、肩車はもーいいとします
<口パク>
暑いので西片はちーに内緒でスイカも買って来て貰おうと口パクしますが、「スイカも」が「スキだよ」と被っている事に気づき恥ずかしいです。ニコッとした高木さんはちゃんと認識しスイカを買ってきており、口パクのもう一つの方はいつも伝わってると見なくても真っ赤なの分かっています
<禁止>
父の日でご飯作るの手伝うからリビング立ち入り禁止と言われ仕方なく出掛ける西片は様子を見たく万事休すです。こっそり一瞬覗くと気づかれ、沢山頑張ったし今日はちーの料理の日にしよっかと言われ父の日は?と全てバレている西片です
<かさ>
買い物に行く際天気予報が微妙でちーは傘忘れてる、おかーさんドジだねえと強気です。結局降らず、西片に見つかり傘の事を指摘され恥ずかしいちー、高木さんは日傘と言いますがちーの手前否定する訳にもいかず、逆に相合傘する事になり雨降って欲しい西片です
アイス・どっち似・今日こそ・指輪・おまけ
<アイス>
アイスが2つしかなく、3人では足りないので2人は遠慮し、こんなに美味しいのに譲るなんて…とちーは凄すぎると尊敬します。高木さんが誰か譲ってくれないかなーと言いちーは涙し結局西片と食べれ、こんなに美味しいのに大人って凄いとちー、そんな事ないよとあーんさせようと西片をからかう高木さんです
<どっち似>
両親のどっちに似てるかでからかい易さはお父さん似、悪戯好きなのはお母さん似と言われ、どっちに似て欲しい?と問いお父さんと2人、結局どっちでも嬉しいとし、からかおうとするけどからかわれちゃうちーになれるといいねと高木さん、西片は苦悩します
<今日こそ>
プロポーズ前の西片はデートでゲーセンに例のゲームがあり懐かしくてやる事になります。高木さんは勘が良いので指輪を渡すタイミングが掴めない西片、3回目でクリアし、「それ貰っていい?」と高木さんに言われ、焦ると実は景品の事でたぬきのぬいぐるみを渡し今日は無理か…と西片です
<指輪>
そのたぬすけを貰って良かったのか?と中学生のちー、壊しても大事にしてたんだねえとからかうと逆に返され今はもっと大事なものが出来たからと高木さんです。何だと思う?と問われ自分の事じゃないかと恥ずかしいちー、実は指輪の事で西片の苦心を代弁、もっと大事なちーが大事にしてくれるならと高木さんです
指輪と聞いて西片が現れ、結婚するの…?と言われそんな訳ないでしょ!と必死なちーでこの巻は終わります
<おまけ>
例のI love youが訳すと月が綺麗ですねになるの?とちー、日本人は愛してますなんてあまり直接言わないって事だったよと言われ、鈍感で自分は気付かないと危惧したちーはどんな言葉にもI love youって事かな?って思えば良いと高木さんに言われポジティブ過ぎると撃沈です
まとめ
<明晰夢>は見た事がある方もいらっしゃると思われます。西片の場合やはり高木さんの存在感が大きく、夢は本人が強く心に・脳裏にあるものが良く出て来ると言われる通り、見てしまったのだと思われます。西片の中での高木さんの大きさを感じさせる回でした
<おひめさま>では姫のちーに加え女王様の高木さんが正に西片家の力関係を示すかのような立ち位置で可笑しくなりますね。それでも肝心なところでは夫を立てる高木さんの控えめな部分がまたこの夫婦の良さであり、幸せの遠因なのかもしれません
<今日こそ>では西片がプロポーズに苦心した姿も描かれ、後に<おまけ>で語られるように指輪よりもっと大事なもの=ちーを授かったと心温まるシーンです。原作からこの2人を見守って来て良かったなあと感じさせる一コマです…16巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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