「デスノート」2巻の深まる謎とサイコ・サスペンス~レイ含めFBI捜査官全滅の衝撃!Lの素顔公開=竜崎とは何者⁉レイの婚約者=南空も始末され…~

前回までのあらすじ

ライトはデートを装い尾行者をバスに誘導、そこに仕掛けておいた犯罪者が乗って来てバスジャックが始まります!ライトは巧みに尾行者の身分証からレイ=ベンバーだと悟り、更にノートの切れ端を犯罪者に触らせリュークを見せ、犯罪者は発砲しますがリュークは死にません

結局犯罪者はバスを降りた所で車に轢かれジャスト11:45、デスノートに狂いなしとライトの思惑通りです…

レイ含めFBI捜査官全滅

レイライトに内密にしてと頼み別れ、全く疑っていません。ホテルで婚約者フィアンセと会うレイは忠告を受けもう君はFBIの捜査官ではないと手厳しいです。更に遺書の様な物を残した犠牲者から「死神は・・・」というメッセージを見つけLは思案します。1週間後FBI捜査官が同時に8人心臓麻痺で亡くなります

長官Lに捜査官12人全員と連絡が取れず、原因は全員にファイルを共有したからと突き止めますが日本での捜査を打ち切るとします。犯罪者でなくとも殺す事は捜査員にも動揺が走り、翌日今度は「りんごしかたべない・・・・・・・・・」という謎のメッセージを見て12人の誰かに接触した可能性は大きいと推察します

L注目すべきは12人の死の順番でなくファイルを持った順番だと解きます。局長は身の危険を家族に伝えライトは名演技の裏で秘密裡にレイ殺しを行っていました。新宿駅地下街でレイと接触したライトキラだと諭させトランシーバーと封筒を渡し山手線にレイを乗せます

穴の開いた書面にファイルの捜査官の名前を書かせ、5つの封筒を網棚に乗せさせ30分車内に拘留、レイが降りたタイミングでレイは心臓発作で死に、ライトは事前に書いておいた文面通りで12人の死の順もファイルを得た順番もアトランダムとします

レイの婚約者は独自捜査を開始します。局長は捜査から外れたい者は外れろと言い残ったのは5人です。Lの自作自演では?と揉め、LはPC越しにこれから起きる事を8人ワタリ・L含むだけの秘密にして頂きたいとします。1人降り、局長含め5人はLに私の居るホテルの部屋を事実上の捜査本部としたいと言われます

レイの婚約者フィアンセと遭遇

Lと会った5人は早速自己紹介しますが私がキラだったら真っ先に死んでるとし、顔と名前だけで殺せるのだと諭します。Lは自身を竜崎と呼ばせます。今までの傾向からキラの思考回路を分析し、アメリカが1500人の捜査員導入と偽情報を流そうと提案します

更に例の12人死亡の経緯からFBIが調べていた者の中にいると特定、Lは正義は必ず勝つという事を証明すると強気です。ライトは何か一つ綻びがあれば命取りになると案じます。レイの婚約者キラは心臓麻痺以外でも人を殺せると断定し警察庁に赴きます

ライト局長の着替えを自ら持って行くと志願し、警察庁に赴くとレイの婚約者と遭遇し父が局長だと明かし彼女がどこまで情報を知っているかさり気なく誘導し本名間木照子を明かさせます。流れからレイの婚約者だと悟ったライト間木の鋭さに警戒し、彼女はレイがバスジャック中にIDを見せた事から情報が漏れたと推察します

ライトはまだこの推理を警察に話していない事に死神じゃない方の神は僕の味方らしいとにやけ、間木を始末するしかないと決意します。ライトはあらかじめ死因を書いておいたノートの切れ端に間木の名を書きますが、時間になっても間木は死にません

ライトの部屋に監視カメラが!

という事は偽名?と悟ったライトは不利となり、間木が警察庁に戻るので何とか引き止めようと画策します。一方Lはこの中にキラはいないと確信しそこにワタリが現れます。新しい警察手帳を用意され偽造証ですが今後の為に持っている事になります

更にベルトには発信機が付いておりワタリに連絡がいく手筈です。ライトは5分の間に間木の本名を知る方法を思案し、思い切って間木キラ事件の捜査本部は今担当する人間がわからないシステムだと明かし、自身も捜査本部の一員だと嘘を付きます

間木は3か月前までFBIの捜査官だったと明かしライトを信用し、一緒に捜査しないか誘われ流れで免許証から本名南空ナオミが判明、ライトは巧妙にノートの切れ端に名を書きついに自身がキラだと明かします。南空みそらライトの指示通りの方法で自殺へと追い込まれます

Lレイが15:13乗車16:42下車して死亡の間監視カメラから封筒を持っていた事を見抜き、キラと接触していたと推理します。ライトは自身に何かあった時の保険の為に事前に死亡者リストを書き続け、南空が予定通り死んでいれば誰も自身に行き着けないとしますが用心深いです

L南空行方不明の報が入り、キラに先を越されたか?と案じレイが調べていた2つの家に盗聴器と監視カメラを仕掛けるとします。それは次長局長の2軒なのです!キラがいる可能性は10…いや5%とL局長は自身の家族が疑われる事に戦慄しながらも受け入れます

カメラは7日間設置とし監視が始まります。ライトは早速異変に気付き、何気ないフリをしつつ一旦外出しリュークにカメラ等が仕掛けられたと打ち明けます。ライトは慎重で部屋の出入りにも仕掛けをしており、リュークが部屋でリンゴを食べたら宙に浮いて見える為リンゴ禁止とします

ライトリュークに部屋のカメラ等を全て見つけさせそれが取り除かれない限り部屋で会話出来ないとし、勇んで部屋に戻るところでこの巻は終わります

まとめ

ライトレイ含めFBI捜査官12名を一気に始末する術を編み出し、綱渡りながら成し遂げる胆力を見せます。巧妙に仕組まれた罠にレイは見事陥り、これでライトへの疑いは晴れたかに見えました。ライトは黙々と粛清を続け、自身の身が危険に陥らないように細心の注意を払います

一方Lは警察の人間でも信用がおける少数精鋭にし、自ら素顔を明かしキラと全面対決です。お互い素性が分からないながら僅かな手掛かりから追い詰めていく様はさながら頭脳戦のサスペンスです!特にLは今後更に明らかになっていきますが変人で、こんな男が?という頭脳明晰さを見せ始めます

レイの婚約者フィアンセレイの死から元FBI捜査官の肩書きもあり真相に迫ろうとしますが、ものの見事にライトに始末されます。一時偽名で出し抜いた?と思いきやライトは言葉巧みに誘導し免許証から南空と特定、準備していたノートの切れ端に書き込むのです…ライトの周到さには目を見張るものがあります

まだまだライト優位なのは変わりませんが、不気味なLの明晰な頭脳が天才:ライトを徐々に追い詰めていく様は見応えがあります!3巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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