前回までのあらすじ
最早自身でも判断が付かないと嘘を付き、Lはライトを長期間拘束とします。本気のライトは自分の自由を封じる事で自分の中に潜むキラの恐怖に勝つと手錠をされ、拘束されあとはノートを捨てるだけだ…と密かに思います…

ライト、ノート所有権を放棄
ライトの監禁が始まり、局長も立場が立場なので自ら監禁を希望、監視部屋で3人を見守り、3日目、粛清は行われずライトのキラ容疑が高まります。7日目ついにライトは「捨てる」とノート所有権放棄を宣言、リュークは去りこの監禁を解いてくれと支離滅裂で更に状況は悪くなります
しかし15日目キラによる粛清が始まりライトは白に近いグレーとなり、流石のLも何が何だか分からなくなります。レムはある人物にノートを渡しこれでミサは助かるはず…と感じます。50日目未だLはライトにキラ粛清の事を伏せ、ついにLは局長に結論を告げ、ミサとライトを死刑台に連れて行くと言います
人目のつかない場所で局長が手を下すと言うのでライトはあくまで身の潔白を主張、ついに局長は銃を撃ちますが空砲でここまでしたのに何もしなかった為ミサの身も潔白だと断定、2人の監禁は終了、ミサは全てが解明されるまで監視下に置く事となります
Lはライトと24時間行動を共にし捜査協力して貰う事とし手錠で繋ぎ、ミサの過去の行動から第2のキラは確定的ですが決定打がなく、松田がマネージャーとなり監視下に置きます。Lは秘密裡に高層ビルを建てキラ事件の本部とし人格の変わったライトにミサと親密になるよう説きます
ヨツバグループでは定例会議が開かれ、この8人の中にキラがいるとし粛清する人物を決めています。同時にL特定の為にエラルド=コイルという探偵に探させ、レムは人間って生物は実に醜いとします
ヨツバが関与か?
出入りも厳格となったビルで入るのも一苦労な中、3人でのデートはミサご機嫌斜めです。落ち込むLはキラの能力は人を渡っていくとし、やる気のなくなったLとライトが殴り合いとなりますが局長は放っておきます。レムとある人物はキラとして粛清を止めない、企業にとってもこの世界の治安は大切だとします
2004年10月、ライトは大企業の重役が3人粛清されており、ヨツバの株価が上がっている事からヨツバの関与とキラは心臓麻痺以外でも人を殺せると断定します。ヨツバ側は死因について精査し政府から警察に圧力をかけさせ、次長は局長にキラが政治家に献金を贈った話からヨツバと繋がります
局長は辞表を出してまでキラ事件に関わり続けようとしますが、即決出来なかった相沢は試されており、その事に怒り捜査から外れます。局長は粛清が週末に偏っている事に気づき、Lはヨツバを徹底的に調べる気です。ワタリにアイバー・ウエディなる人物を呼び寄せさせ彼らは犯罪者で裏の世界のプロです
ヨツバの定例会議を監視
ライトはノートについての記憶のみ消えており、キラの動きから様々な考察をします。ワタリからエラルド=コイル経由でヨツバの樹田がLの正体を明かすよう依頼が来たと連絡があります。実は世界3大探偵は全て竜崎の事だったのです。Lはアイバーとウエディを動かす事にし、非常に慎重です
ヨツバに侵入した松田は会議室を突き止めますが、発見され緊急サインを送って来てLも作戦を白紙に戻すとします。すると松田はミサのマネとして売り込みに来たと偽り、Lの電話もあり状況がピンチの旨伝わります。ヨツバ側は松田を殺す算段ですが現在のキラはノートを家に置いて来ており即殺せません
ミサにCMの仕事が取れるかもしれないとヨツバに向かわせ、ミサの家で事務所の女の子沢山集めて接待する事になり幹部8人が向かいこれをL達は監視しています。Lは一計を案じ松田に飛び降り自殺に見せかけ死んだ事にし助け、会は解散、現在のキラは目の力がない事も見抜きます
アイバーはコイルとして樹田を脅し臨時会議を開かさせ、8人は議論しコイルは金で動く扱い易い者だと前金500万ドル・成功報酬1000万ドルで手を打ち、アイバーは潤い、ウエディは監視カメラを設置、10月15日(金)定例会議を7人で行うのを監視室でL達が見守るところでこの巻は終わります
まとめ
監禁されてからピタッと粛清が止まりライトへの疑惑が深まる中、ライトはノートの所有権を放棄ししばらくしてキラの粛清が再び始まりアリバイが生じます。最早これ以上の監禁は無意味だと感じたLは局長に一芝居打たせライト・ミサがキラ・第2のキラでない事を証明し、捜査協力させます
ライトはノートについての記憶が一時なくなっており、その頭脳明晰さでLを助けますがここが複雑なところでそれ以外の記憶はしっかりしている為Lは疑惑はありつつライトを泳がせるしかありません。ミサについても同様で、監視下には置きますが目の力があれば局長を殺せた訳ですから白に近くなります
ここで新たなキラ候補としてヨツバ幹部が上がって来ます。会社にとって不利益な人物が週末に粛清されている傾向があり、松田の侵入から疑いが増し、アイバー・ウエディの活躍もあり例の定例会議をモニターで監視出来るまでなりますが、肝心のメンツは8人ではなく7人です…この中にキラがいる事は明白な中、6巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
おまけ
この原作:大場つぐみ先生、作画:小畑健先生のゴールデンコンビが次に手掛けた作品でヒットしたのがバクマン。(全20巻)です。このコンビ相性が抜群のようで、デスノート同様人気作となり、アニメ化・実写映画化もされました。漫画家を目指す方必読の名作です
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