斉木楠雄のψ難の21巻ベストセレクションです
ランクインの3話は面白いセリフ3つと簡単なあらすじを紹介し、ランク外になった話はあらすじなしでセリフ1つだけ抜き出します
斉木楠雄のψ難21巻の収録話
斉木楠雄のサイ難 21 (ジャンプコミックス) [ 麻生 周一 ]
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PK学園文化Ψ練習編
PK学園文化Ψ本番編
ゲームのΨ難
Ψ眠能力でなりすませ!(前編)
Ψ眠能力でなりすませ!(後編)
マスコットキャラの体Ψを整えよう
Ψ虎芽斗吏の退屈な日常
機能満Ψ!期待のニューマスコット
今年Ψ後だ!大晦日
Ψレントお正月
Ψ訪!祖父母放浪記
転校してきたばかりの新キャラなのにモブ並みの出番しか与えられなかった明智が表紙の21巻から3話選びます
21巻の(個人的)ベスト3!
3位…マスコットキャラの体Ψを整えよう
マスコットキャラになれなかったアンプ。ダメ元のように後継しようとし、ダメだった小力2号。続いて登場したは、画風が違う可愛い猫(後に命名)ワープです。あざといほどに行動も鳴き声も可愛く、背中にガッツリ「Ψ」の模様も入っているのですが、その正体は空助の作ったロボットでした。久留美が猫アレルギーでもロボットなら飼えるため、ようやくマスコットキャラが決まり……なんですが、ほぼキャラとして定着しないようなものかな……。結論として特にマスコットキャラ要らないのでは、と、思わせてくれたラストマスコット要員の登場回です
アンプ 「こうニャったらプライドも恥もドブに棄てて卑しく汚く醜く… 人間共に媚びへつらってでもマスコットキャラの座は死守するニャ!!」
斉木 「そんなガッツあるマスコットキャラは嫌だ」
アンプ 「うお~やるニャ~!!次はゴロゴロ転がってあざと可愛いアピール練習ニャ――!」
斉木 「やれやれ…もう勝手にしろ」
ポジションのためなら見下している人間にも媚びる決意のアンプ
そこまでプライド棄てたか…
急に現れたライバル、ワープに顔で負けてるアンプ。ワープのお面をすることで対抗
國春 「空助ありがとう!! ほら寒いから中入れよ!」
アンプ 「いや…だから一体ニャニが…」
久留美 「さっそく名前を考えましょう!!」
決着
2位…Ψ眠能力でなりすませ!(後編)
わかりにくいと言う斉木ですが、文章で説明すると斉木のセリフのような長さになるため、図の方がまだわかりやすいかな…。燃堂・海藤をダブルで石化してしまった斉木は、サイキッカーズを招集し、それぞれに代役をやらせました
海藤(IN相卜) 「いつまで抱きついてんだ 離れろ この豚が!」
斉木 「下げ方 下手過ぎるだろ まぁいい…今ので初期値に戻った」
相卜 「どうなん!?もうちょいディスっとく?」
斉木 「もう止めとけ 好きな人に「豚」と言われたら充分オーバーキルだ」
海藤の姿で夢原と抱き合ってしまった相卜。上げ過ぎた好感度を下げるために夢原を貶めます
蝶野 「ぼ…僕ともう一度やり直してくれ!!」
燃堂緑(燃堂母) 「…… 彼女の前で何言ってるのよ…」
蝶野 「いやこの人はただの仕事仲間で今日はたまたま会っただけなんだ…!」
ビーナス月子 「はい…私彼氏いるので…」
蝶野 「緑…あの頃は突然会社をクビになり自暴自棄になって周りが見えてなかった… 君にも沢山迷惑をかけた… だが僕は変わったんだ… どん底だった僕を沢山の人が助けてくれて周りの大切さに気づけたんだ…!」
斉木 「おい鳥束」
鳥束 「え?」
斉木 「やめさせろ」
鳥束 「ええ!?」
鳥束 「こ…これを!?いや無理でしょ!これ今この人にとって大事な場面じゃないんスか!?」
蝶野 「…緑…」
斉木 「だから止めるんだよ こんな大事な場面に身代わりが立ち会うのはマズイだろ」
燃堂の身代わりをしている鳥束。燃堂の母の元旦那が蝶野という、気分が悪くなる後付け設定の犠牲になりました。この蝶野の一世一代の告白は、止める前に燃堂母がバッサリ断って勝手に止まります
鳥束 「死ぬ程疲れたっスよ~…」
相卜 「アタシも~~…」
斉木 「おつかれさん」
斉木 「じゃあ石化解けるから消えてもらえる?」
鳥束 「ヒドイなこの人!!」
うまくはなかったけれど頑張ってくれた両者に辛辣な斉木
1位…ゲームのΨ難
♦神回♦
ゲーム化の嬉しさのあまりに描いたであろう、捨間(ステマ)太郎とバンダイナムコエンターテインメントのマスコットキャラ(自称)・遊びの化身『バンナム』による番外編。ゲーム化が決まった段階で「こういうゲームかな」と作者が想像して宣伝する話です。斉木を含めメインキャラがゲームに登場するキャラとして脇役扱いになる異色回が1位……面白かったから仕方ないです
太郎 「まぁいい やるか バンナムのよくあるキャラゲーだろうし…」
バンナム 「あ”?」
太郎 「うわっ目怖っ!!」
バンナム 「テメー今何つった?コラ」
太郎 「え!?別に何も言ってないよ…!?」
バンナム 「言っただろ「バンナムのキャラゲーは大体…」のその先だよ… もういっぺん言ってみろ…」
太郎 「その前も言ってないよ!! 何を言わせたいの!?」
ページ跨いで急にキレたバンナム
斉木 「そしてこんなしょうもないクソ漫画をゲーム化してくれたバンダイナムコエンターテインメントの皆様にも心から感謝します」
太郎 「メーカーにも感謝しはじめた!!」
斉木 「本当にありがとうバンダイナムコエンターテインメントの皆様」
太郎 「このゲームバンダイナムコが作ってるんだよね!?」
斉木 「色々不適切な言動がありましたが全て登場人物の思想であり 作者はバンダイナムコエンターテインメントさんが大好きです」
太郎 「いや何の話してるの!?ねぇ!?」
斉木 「いつもいつも素晴らしいゲームをありがとうございます」
太郎 「おじぎ凄いなこの人!!」
斉木自らご挨拶
バンナム 「コイツはこう」
太郎 「いいの!?」
バンナム 「うんコイツは大丈夫なアレなんだぁ」
太郎 「本当に!?すごい血が出てるけど!?」
バンナム 「ほらぁこれで一面クリアだよぉ」
太郎 「へ~」
バンナム 「クリア後にはプレイに応じてランクが表示されるんだぁ~」
太郎 「アイツ殺した時に得られるポイントすごいね!?」
今までで最もページの跨ぎを活用しまくってるように思います。ゲストキャラのバンナムにいつも以下な扱いを受ける鳥束
21巻のその他8話
騒ぐな 服に仕込んだ爆薬が爆発しただけだろ 芝居を止めるな全く…
PK学園文化Ψ練習編
いや本当の意味で止めに入るぞ!?この劇まだPK学園の生徒ABCDしか出てねェよ!!
PK学園文化Ψ本番編
一番辛いのはお前なんかに頼み事をしなきゃならない僕の心に決まってるだろ
Ψ眠能力でなりすませ!(前編)
至り過ぎだろ
Ψ虎芽斗吏の退屈な日常
いやヘッドホンは置いてこいよ!!
機能満Ψ!期待のニューマスコット
お前は鼻ちょうちん出てた上に「ZZZ…」まで言ってたよ!!
今年Ψ後だ!大晦日
今年は静かに過ごせますように… ※他にセリフが一切ない、サイレント回です
Ψレントお正月
それな!?
Ψ訪!祖父母放浪記
総評
マスコットキャラもそうですが、相卜や鳥束の斉木の正体を知る者の立場の明確化や、照橋と相卜をダブルヒロインに実質決定付けたり、どんどん整理がなされている21巻でした。明智の過去は下手したら斉木で初めて重い(目良はギャグ…かな)内容でもあるので、23巻の長編で片付けられます
この記事を書いている2月20日現在、作者の麻生周一先生のツイッターで、来週が最終回であることをほのめかす発言があったため、先週号と今週号のジャンプを急いで確認しました。終わりかはわからず、露骨なぐらいに作中で終わりそうな空気を出しまくっているので、もしかしたら「終わる終わる詐欺」で続くかもしれません
アニメ放送中のこの時期に、しかも24巻あたりでもネタ切れは感じないので、普通なら今終わるようなことはないでしょうが……今週号が次回または直近で終わらせる気のような話なうえ、この21巻のように急速に既キャラの整理もしていることから、連載が終わる・終わらない、どっちもありえます
終わるとしたらこれだけランキングやってて寂しくはありますが、綺麗に作品をまとめようとしての判断なら仕方ないですね
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