「バクマン。」7巻の若手漫画家の成長物語~「疑探偵TRAP」無情の打切りで読切から出直し…亜城木夢叶は笑いとシリアスどっち向き⁉笑い特化の港浦の熱意にほだされ新作作りも一転シュージン修羅場へ~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 「疑探偵TRAP」無情の打切り
  3. 間髪入れず新作に取り掛かる2人
  4. シュージンの軽率な行動が裏目に⁉
  5. まとめ
前回までのあらすじ

ファンの声を元に描いた原稿は港浦に1番やっちゃいけない事だと酷評され、連載会議までに描き替えられる5話の内残り2話で勝負となります。響恭太郎は話が違うと荒れ、平丸は高級外車を買い吉田担当にハメられます。26・27話(解決編)が17位と後がない中「Business Boyケンイチ高浜」異例の2位、「TRAP」15位止まりです

連載会議で打切りは無情にも単純に下の2本=「ハイドア」ともう一本です…

「疑探偵TRAP」無情の打切り

残念ながら「疑探偵TRAP」も打切りと決まり港浦は本人達に伝えるのが辛いですがこれも仕事です。連絡を受け2人は撃沈します…仕方ないのであと4話でアシも終わりと説明、港浦と画策しコミックスは5冊出せる事となります。進学も控えマンガ一本では現状無理で大学に行く方向です

失意の中新年会も控え後学の為行く事とし、亜豆にも報告、40歳までに結婚したいと返されサイコー燃えます(笑)八名大に3人で行くサイコーシュージン三吉事にし、港浦と読切で試し確実にやるべきと慎重なサイコー、すると次の作品を何と港浦はギャグマンガがいいと切り出します!

服部にも相談しますが今は担当じゃないので意見はフェアじゃないと’’担当と口論するのは悪い事じゃない’’とされ、エイジにも相談すると亜城木先生のエグイ話読みたいと言われ港浦ハズレっぽいです。蒼樹中井をフリ、山久から恋愛ものでイケると諭され検討します

2人は港浦と意見が割れコメディーとシリアス2本描き、3月上旬までに2作6話それぞれネームを作る事に決まります。契約書にサインし1年間他紙に描けなくなりサイコー月例賞トレジャーエイジが審査員なのでこっそり読切を出す事にします。計3本の荒行ですが、どれ連載にしていいか迷う作品作ってやると燃えます

間髪入れず新作に取り掛かる2人

シュージンは「Future watch未来時計」を発案、2日で45ページにまとめます。大学3人無事受かり更に「俺2人」「HITMAN10」3話ずつネームアップ、港浦は「HITMAN10」の方を気に入っています。ここで月例賞に応募している事がバレ揉めますがやる気を買われ連載ネームに全力を尽くす事に決まります

原稿は賞を獲らせないという条件で月例賞と一緒に審査となりエイジが審査、亜城木入選、「斜本静河流」準入選とし審査会でも「Future watch未来時計」ダントツです。八名大入学で女子のキャイキャイ感に揺れる2人(笑)マン研に石沢もおりなるべく会わないようにします

「HITMAN10」を「TEN」に変えUPし連載会議では特別な決定で25号「TEN」、26号「Future watch未来時計」読切掲載2号連続となり亜城木夢叶は笑いかシリアスか読者に委ねる事となります。高浜が「BBケンイチ」で連載決まり「怪盗チーター響恭太郎」打切りです

アンケ結果で一桁150票取る事が目標で新連載組とも被り上を行く5位狙いと決まり練り直しです。高浜のアシとなった中井加藤に惚れ蒼樹との事を吹っ切ります。「TEN」本チャン10位101票で「BBケンイチ」も6位、港浦の変に笑いを入れるこだわりで作品が崩れたのです

シュージンの軽率な行動が裏目に⁉

Future watch未来時計」も本チャン9位と微妙、港浦は笑いを入れたのが成功と言われデータ漁りします。山久から男性視点で描いてと言われ蒼樹は揺れ、中井加藤にゾッコンです。港浦は次の連載会議「TEN」で行こうと詳細なデータから2人を説得しますが2人は納得せず喧嘩別れとなります

サイコーシュージン「他の人に絵を描いて貰え」と言われそこまでキレてくれた事が嬉しく心揺れます。東応大の蒼樹岩瀬秋名愛子名義で小説を書いてると打ち明け、顔見知りとなります。港浦から大量のギャグマンガと資料が送られて来てカラ回りしており、土下座までするので2人は受け入れます

条件としては①新作を読切で試して②子供向けとし、赤マルで1位目指す事となり、シュージンは気晴らしに動物園に行くと蒼樹がおり意気投合します。連絡先交換しマンガ談義に花が咲き電話繋がらず三吉不審がります。蒼樹岩瀬シュージンについて話し偶然を装って会わせる事にします

シュージン蒼樹からの助言からアイデア豊富となり動物園で再度蒼樹と会う事となりますが、そこに岩瀬も居合わせる所でこの巻は終わります

まとめ

残念ながら「疑探偵TRAP」は打切りとなってしまいます…サイコーの入院騒動が悔やまれますが、起きてしまった事はもう仕方ありません。高校も卒業し連載もなく、妥協案で大学に進学しまた読切から出直しです。失敗も将来性を買われまだチャンスはあり、ここで腐らず前を向くしかありません

次回作で笑いかシリアスかで揺れる訳ですが、担当の港浦の好みの問題もあり笑い重視の彼に不信感が増します。ハズレとまで蔑まれた港浦ですが、確かなデータと熱意はあり、2人は結果的に彼を信じ笑いで勝負する事にします。シュージンという原作者がいるから出来る路線変更です

ここで気になるのが蒼樹との接触です。三吉という彼女が居るシュージンですが恋愛に疎い所があり、迂闊にも連絡先交換しマンガ談義に花が咲きます。お互いアイデアも増えウィンウィンかと思いきや、三吉への背徳とかつての恋を忘れられない岩瀬再登場で修羅場の予感です。シュージンの軽率な行動が血を見る結果とならないといいのですが…8巻に続きます

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