前回までのあらすじ
田舎に帰るという中井を皆見放しサイコーが説得に行き福田・蒼樹も現れますが中井は帰省します。秋名の才能は突出しており服部は目を見張ります。高浜は担当を替えて欲しいと直談判しますが編集長は才能がないからだと強気で担当のせいにするのだけはやめようと2人は反省します
服部は雄二郎に秋名の原作をエイジにやらせる案を出し、エイジは興奮し「CROW」の質を落とさない条件で承諾、2本連載にして「ジャンプ」1番のマンガ家になると豪語します…
シュージン三吉の両親に了承得られる!
クリスマスが連載会議となり静河を山久が支え秋名は服部がバックアップ、ライバルとなりシュージンは岩瀬に絶対負けたくないです。会議では早速「+NATURAL」の作画がエイジとバレ両服部が経緯を説明、エイジのやる気や秋名を加える事での相乗効果からアリの判断です
結果「走れ大発タント」12号から連載で11号には「+NATURAL」が連載スタート、早速物議を醸します。秋名は新年会でエイジと顔合わせとなり、シュージンも来るので楽しみにします。福田組の集会となり平丸は蒼樹の事で吉田に踊らされます。秋名も来ることになり2年前の蒼樹そっくりです
福田はエイジが2本やる事を問い詰め、エイジは2本ともここの誰にも負けないと豪語、平丸のポルシェはレッカー移動食らいがっくりです。シュージンは三吉の両親と会い父の親友は川口太郎だったのです!父は2人の根性を見たいとサイコーも呼び出し道場に行くと見せかけファミレスです
父達の関係性とサイコー達のリンクから世間は狭いとシュージンを認め、結婚を許可し不動産業だけに近所でいい部屋探してくれます。川口の昔話も聞け根性試しに合格します
結婚式で煽られ…
新年会で秋名・エイジはチヤホヤされ、盛り上がるも二次会よりマンガ描くのが楽しいエイジは去り平丸置いてけぼりです。エイジは服部に亜城木へのライバル心を説き絶対に負けないと強気です。翌日サイコーの職場に折原が現れ口達者で雰囲気も良くなります
「ナチュラル」は面白く邪道で王道でメディアミックス化も視野、ちなみに「ラッコ」アニメ化でまた平丸のモチベとなります。ネーム詰まり気味のシュージン、11号発売もエイジ効果でどこにも「ジャンプ」残ってません。「ナチュラル」1位で「CROW」4位と盤石です
山久は静河を煽り巧みにやる気にさせます。シュージン達は新居が決まり感無量、幸せにする!と意識高くなります。速報・本チャンで「タント」5位でギャグマンガならアリです。新居でラブラブの2人の元に秋名が現れ、勝利宣言し替わりは服部だと惚れているようです
6月9日に式で予定を調整し、アンケ結果も比較的安定しており終了候補に挙がる事はありません。ただ目指すはもっと上でやり方次第で…と高みを目指します。シュージンはギャグ研究に熱心、エイジは「タント」だけ読んでいないようです。服部は「ナチュラル」の放映権含め敢えて港浦伝手で2人に聞かせます
敢えて「タント」打切りにし博打勝負!
シュージンは渾身の「どうだろうか?」というギャグが逆に滑っています…ネームも遅くなり明らかに手詰まりです。笑っていいかも!のテレフォンジョギングがエイジで、ライバルは亜城木だと豪語、サイコーは亜豆に「タント」止めたいと本音を吐露します
ただ新婚のシュージンの手前連載を手放す訳にもいかず、亜豆に愛は育ってると言われ感激、新婚旅行は2泊3日鬼怒川です。結婚式で服部のスピーチはエイジ同様2人を否定的でサイコーは服部に本音を聞き出し面白くない、エイジを抜ける才能があるとされサイコーはハッとします
鬼怒川でエイジと競いたいとシュージンも同意見で香耶も本音を言えスッキリします。静河の母から息子が家を出ると言ってると電話があり山久の煽りは良い意味で効果ありです。サイコーも「タント」止めたいと打ち明け港浦も困惑、2人の我儘に編集もお冠です
編集長に覚悟を語りこのままじゃダメだ、エイジに勝ってみせるので「タント」を終わらせて下さいと懇願、3度の連載会議で競える作品をサイコーと作ると豪語します。出来なければ契約を切って「ジャンプ」には描かない覚悟であと2話となりアシも困惑も志に納得です
港浦は服部宅に行き亜城木を煽った手前共闘し実力を引き出そうと画策する所でこの巻は終わります
まとめ
連載を勝ち取るという事は=全て本人達が描きたかった内容で通るという訳ではないようで、妥協や改善が必要な事が分かります。今回1年というブランクと共に、亜豆との約束や香耶との結婚、港浦の好みの問題もあり笑い路線での「タント」連載である程度の評価は得ます
ところがギャグマンガだけに産みの苦しみは凄まじくシュージンは消耗し、更にライバルのエイジからはギャグマンガなら見ないとあくまでエグイ亜城木がライバルだと発破を掛けられ、特に結婚という安定が必要な時期に2人は敢えて博打に出ます
打切り候補ではなかった「タント」をワザとポシャって新作品へというのは前回の入院騒動といい編集部にとってはいい迷惑です。ただ志高く、お互い切磋琢磨してくれれば「ジャンプ」の為になる訳で、特に服部はその辺狡猾です。港浦も服部と共闘し2人を上手く導く事が出来るのでしょうか?10巻に続きます…
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