前回までのあらすじ
米か豪州かで雫は敢えて豪州を選択、渡航します。空港では支社のナディアに派手に出迎えられ「トルブレック」を飲んでここに来た雫、豪州料理でカンガルー肉の美味しさにビックリします。「シラーズ」に良く合いコスパも良いです。ナディアの父が現れ日本人は我々の敵だといきなり喧嘩腰です…
エコ・ヴィレッジ放火騒ぎ
父は「エメラルド・フォレスタ」というエコ・ヴィレッジを主催しており豪州の森を日本が破壊してるとそれはあながち間違いでなくタスマニアの森が酷く伐採されその材木が日本で大量に消費され紙の原料になっているのです!森林率は日本・豪州と20倍の面積の割にほとんど砂漠等不毛地帯です
「第七の使徒」の口上から謎を解き明かす鍵が潜んでると雫、「ヴィオニエ」’06年にフォークダンスを想起します。すると店内の客が父のエコ・ヴィレッジに放火すると話しており、事情を伝え雫はレーダーで火の元を捜し当ててみせると自信げです
雫は見事火の手を発見し初期消火に木を切り倒し「人の力」に感動、鎮火です。これで父と打ち解け豊多香との邂逅を語り息子=雫と悟りこれから絶望的な高い壁に突き当たる事になるかもしれんとし、当時豊多香が見ていた畑に雫は可能性を見出します
米と豪州の違いで遠峰勝利
一方~仲川の味覚・嗅覚の障害を看破した遠峰、事故で脳に障害を負っていたのです。彼はワインの映画を作っており、3年間で膨大なフィルムがありテーマはナパ・ヴァレーの評価を上げた土地の人々の才能と努力ー何より「夢」を描いたドキュメント映画だと語ります
遠峰は滞在時間内に観れるだけ観ると使徒のヒントを探る為全部観る気です。遠峰・雫共「第七の使徒」を探し当てます!ワイン事業部に帰った雫は遠峰は違うものを持ってくるはずと確信的です。仄香はロベールに二人の違いを語り「エグザイル」’04年を飲んでいます
対決で口上を霧生が読み上げ、どちらも名乗り出ないので仏蘭西銀貨で決め遠峰先攻です。その表現は雑踏から五線譜の旋律でバッハのオルガンを想起、多くの人々の小さな役割から築き上げたサグラダ~はともに歩む「仲間」だと「シラー」’03年で米です
一方雫はデキャンタしブラックアウトから夜が明けそこから見えて来たのはアンコール・ワットなのです!「ラ・シラーズ」’03年は豪州で「発見」とした雫、結果遠峰の勝ちです…
豊多香の痕跡が有名なメドックマラソンの今年のルートと一緒
遠峰は豪州にガウディはいないからとし、シラーズだって芸術品だと食い下がるみやびに雫が表現した「発見」が相応しいと豊多香の思いを看破し、ロベールはこの2本のワインは今のお前達そのものだと手厳しいです。退室する雫に続き、仄香も奢らない事ねと逆に遠峰に手厳しいです
「アモン・ラ」を嗜むロベールは昨夜飲み過ぎたと倒れ、そこにみやびが再び現れます。完敗に沈む雫、モノポールでみやびが貰って来た今回の使徒対決の2本を飲みまた一から出直しです
~仲川は遠峰のお陰で香りや味の感覚が戻り始めていると感謝します。妙に明るい雫は「使徒」捜しの勝負から降りようとしており、ワインが好きだからこそです。遠峰との差を痛感した雫は弱気で長介が殴り喝を入れ川俣がシャンパンをぶっかけて事を納めます
雫は顔に傷を作りながら仄香に呼び出されこの勝負は自分を負けさせる為に父親が仕組んだ出来レースじゃないかと疑い始めてない?と図星です。仄香は偉大な父親に少しでも近づきたいなら原点は何か考えて足跡を辿る事ねと助言します
シャワー後のみやび宅に押し入る雫(笑)書物から親父の原点はボルドーだと記憶を辿りみやびのコルクコレクションから雫の香りの記憶力は天才的で地図からそのルートが有名なメドックマラソンの今年のルートと一緒な事に気付く所でこの巻は終わります
まとめ
放火騒動も雫の天才的嗅覚で未然に防ぎ今回の使徒対決は米VS豪州となりましたが、この新世界からの選択の時点で結果は明らかだったのです。遠峰は見事「第七の使徒」を捜し当て、二人の差は歴然とし途方に暮れる雫ですが、長介にも喝を入れられ(笑)仄香の助言から吹っ切れます
これで4-3と相変わらず遠峰有利ですが、仄香は敢えて負けている雫を激励、実子の遠峰には手厳しく何を考えているのでしょう?このまま遠峰が有利なまま勝負が終わってしまう事を危惧しての雫への助言だったのかもしれません
今回の反省から豊多香の原点を探る雫、天才的な嗅覚からみやびのコルクコレクションと記憶を辿り地図に出来たのは何とあの有名なメドックマラソンの今年のルートと同じでした!今後の使徒探しのヒントになるかもしれないこの事実、雫の奮起に期待しましょう…24巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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