ためになる!「神の雫」26巻の奥深いワインの世界~「第八の使徒」対決は「マドンナ」を想起させ泡だけにアワワワ(笑)記憶喪失に続き、今回は認知症とワインの謎!破滅的な遠峰の飲みっぷり~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 泡だけにアワワワ(笑)
  3. 認知症のエリーゼ
  4. 急性アルコール中毒で死んでもおかしくない量を飲み続ける遠峰
  5. まとめ
前回までのあらすじ

みやびのコメントも完璧で少数精鋭の素晴らしいメンバーだと島本自慢げです。「バッハラッハ」の街を意味する言葉を発した遠峰、彼に勝つのは至難の技です。いい感じの会食もいつしか産地で揉め始めこの日の騒ぎで両社の合併は雲散霧消してしまいます…

セーラと会食する遠峰は仏に行ったと異なり伊に行っていました。木漏れ日みたいな「ブリュットNV」から仄香に似ていると遠峰、ここでローランから霧生から手紙が届いたと連絡です。モノポールにもセーラが現れみやびの表現に高評価、も手紙を取り出し次のステップです…

泡だけにアワワワ(笑)

集結した一同、霧生は口上で「出会い」とし、ポートレートの中の「マドンナ」と締めます。早速遠峰小林に指示を飛ばし自室で淫乱なマキを崩し倒し「第八の使徒」の勝負があらかじめ私を敗北させる為に選ばれた一本だとしても負ける訳にはいかないと強気です

ワイン事業部も仕事そっちのけで「使徒」捜しだと騒ぎ立て河原毛のスパークリングしかあり得ないという言葉に泡だけにアワワワです(笑)ロベールは「デュ・メニル」’90年を飲み豊多香の遺影に貴様の「マドンナ」に乾杯じゃと思う所あるようです

モノポールで「マドンナ」について語らい四つの手がかりから今の絞ったイメージをロベールにぶつける、「第八の使徒」だけは絶対取ってみせるとも強気です。藤枝からの「ロゼNV」の前祝いをみやびが大学の入学式を想起し彼女らしい表現です

遠峰は正攻法で世界中のスパークリングを飲み尽くすと吠え、マキは第一のビジネス・パートナーだと抱き合います

認知症のエリーゼ

ロベール不在で親父の「マドンナ」について家で著書を漁ってみる事にした二人雫・みやび、ある女性醸造家が怪しく、川俣の娘婿のジャンの父に頼むと「ルー・デュモン」の仲田晃司と引き合わされ、そのイメージに近いワインを飲み彼女は豊多香の親友だったロベールと婚約していたというのです!

山奥でロベールが行き倒れ死線を彷徨いながら唯一愛した女の幻影を見て誰かに救われます。垂直離着陸機でテイスティング会場に赴く遠峰、上海で5件全て回り鬼の様な量のテイスティングしここには「使徒」はありません。ロベールを捜し痕跡から山梨を目指します

甲府のレストラン「ムスー」に赴くと一昨日県道で倒れておりロベールテレーズの知り合いだったので連れ帰ったと言い、娘のエミリに案内させ祖母エリーゼは認知症です。ロベールもおり彼女は何故かスパークリングだけは飲まないと言うので「ミレジメ」’73年を飲むはダビデ像を想起します

の表現時にエリーゼの瞳に煌めきを感じたロベールエリーゼスパークリングを飲ませてやってくれと請います

急性アルコール中毒で死んでもおかしくない量を飲み続ける遠峰

レストランで思案すると流暢な日本語の外人シンガーがおり、彼は東大出で和食にこだわりがあります。テレーズエリーゼがもっと和食っぽいものを料理として出したいと考えていた事を見抜いたは彼女の目指したスパークリングとは和食と完璧にマリアージュするものだと閃きます

シンガーは試して欲しいワインがあるとワイナリーを訪ね試飲で夏の谷川を想起、この一本を持ってエリーゼの元へ戻ります。ロベールにも飲ませ彼のレベルは遠峰はおろか仄香以上のテイスターです。豊多香が天国から悪戯しているのか⁉と慌てるロベールを他所にエリーゼはついに口に含みます

ロベールは彼女との邂逅を振り返りエリーゼの一緒に日本に行きましょうという言葉に「ブリリャンテ」’06年がきっかけを作ってくれました。生き生きとしたエリーゼの表情を久々に見たテレーズエミリがソムリエールになりたいと言い出したと嬉しそうで、母娘で共に働く事が夢です

お礼として逆にが自らサーバーを志願しそこで森田が一念発起しプロポーズ成功、頼まれたワインを敢えて試飲せずは「マドンナ」だと確信的です。一方ドバイで急性アルコール中毒で死んでもおかしくない量を飲み続ける遠峰、8百種の中から7種に絞り「第八の使徒」を確信し卒倒します

マキは何とか日本に連れ帰りますが「使徒」勝負所ではなく、約束の時間に遅れて現れ、実は車椅子で点滴し無理をしての勝負で気丈です。霧生が口上を読み上げ遠峰先攻、その想起は豊多香の記述とアプローチこそ違うけれど…全く同じイメージだとみやびが不安がる所でこの巻は終わります

まとめ

「第八の使徒」は「マドンナ」を想起させ、豊多香ロベールにとって大事な女性だった事が分かります。お互い全く異なる視点から「使徒」捜しを行う二人雫・遠峰ロベールに頼ったに対し遠峰は例え身体が壊れても…という破滅的な飲み方で読者を心配させます

今に始まった事ではありませんが、クールに見えて非常に無鉄砲な遠峰は危険を辞さず命懸けの「使徒」捜しを敢行し、後述しますがその破滅的なやり方は確実に身体にダメージが残ります。遠峰にそうまでさせる「使徒」捜しと「神の雫」とはそれ程魅力あるものなのかもしれません

以前記憶喪失とワインを絡めたお話4・5巻参照がありましたが、今回のは認知症とワインで例によって突破口を見出します。病気や障害をも乗り越える不思議な力がワインにはあるという訓示のようですね!フラフラのはずの遠峰先攻で始まった「第八の使徒」対決に期待しましょう…27巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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