「アイアムアヒーロー」第8巻のあらすじ
フードコートへの食糧調達へ赴いたリーダーのサンゴや英雄たちでしたが、サンゴはやられてしまいました
英雄はブライに頼まれサンゴの死体から銃を取り上げ、それをZQNへ向けます
藪は比呂美を背負い自分の自動車の元に向かいましたが、そこには感染した井浦が待ち構えていました
御殿場アウトレット編のクライマックスです
名シーンベスト3!
3位 荒木が陸上選手のZQNを道連れにするシーン
「どっちかっていうと、
生きたい。」
御殿場アウトレットのコミュニティは陸上選手のZQNにより、残るは荒木と子供だけになりました
荒木はテントの中で背中に包丁を隠しながら子供に一人でも生きたいか問います
どちらかと言うと生きたいと答えた彼のために荒木は自分の衣服に燃料を沁み込ませ、かぶりついてきたZQNを持っていたズボンで抑えながら一緒に燃え上がりました
テントから出て来た包丁を持つ子供は夕焼けの中、2人の燃えカスを見つめます
たった2人残された場所で子供を守って死ぬただのおじさんというなんともジンとさせられる名シーンです
2位 英雄がついにZQNを散弾銃で撃つシーン
「お前に命あずけたっ。
でも死ぬつもりはねえ!!
失敗してもうらまねえから絶対成功しろよ!!」
サンゴはやられ冷蔵庫の中に隠れる英雄
そこにノックしてきたのはブライです
銃があれば奴らを倒せるかと問う彼に英雄は銃と弾と広い場所があれば弾の数だけ倒せると答えます
彼らは互いに本名を名乗り、ブライこと村井正和はエアガンでZQNを引きつけることにし、英雄はサンゴの死体から銃と弾を取り上げました
そしてブライに襲い掛かるZQNを英雄が散弾銃で撃ち倒します
ブライはその様子に感動し英雄を鈴木さんとさん付けで呼ぶのでした
主人公がついに必殺兵器を使った名シーンです
1位 自動車の中で藪と英雄が本名を名乗り合うシーン
「英雄ってヒーローの?
へ──
あはは、本当にヒーローだわ!!」
橋の上で大量のZQNと戦う英雄
ブライは悲観して橋から飛び降り、英雄もくたくたになります
そこに藪が運転する自動車の音が聞こえて来ました
希望を抱いた英雄は銃を構え直し、藪の自動車が来るとそこに乗り込み、ブライが置いて行ったベーコンを拾い顔を歪めます
無事アウトレットモールを脱出した3人ですが、英雄はZQNをたくさん撃ち殺したことを悔やんでいました
しかし藪はそのおかげで助かったと礼を言います
そして藪は本名が小田つぐみであることを明かし、英雄も本名を名乗ると、ヒーローであることに小田ははしゃぐような声をあげました
英雄が本当のヒーローとして初めて認められた名シーンです
次回の展開
英雄の担当編集者だった佐田和也が台湾でZQN騒動に遭遇します
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