「BLAME!」第5巻のあらすじ
東亜重工に戻った霧亥とシボは珪素生物を捕らえ目的を聞き出します
ネット端末遺伝子のためにピンチのメンサーブを助けに行った2人ですが、メンサーブの転送に巻き込まれ霧亥とシボは離れ離れになってしまいました
1人になった霧亥が出会ったのは別世界線の自力で超構造体(メガストラクチャー)を超えて来たシボです
2人は最新型の珪素生物から逃れつつ手がかりを追いますが…
名シーンベスト3!
3位 シボが珪素生物から情報を聞き出すシーン
「ブッ ブ…
我々…は珪素…生…物
太古から…続く
ネット…上の…独立…勢力」
霧亥は無防備に食料をすすっている様子の珪素生物を捕らえ、シボはその相手の頭にコードを刺して体を麻痺させ脳に侵入しました
珪素生物は自分たちの種族の独立と繁栄のため、ネットスフィアを正常化できるネット端末遺伝子を排除する必要があり、そのために人間を殺して回っています
しかし都市を暴走させたのは彼らではありません
東亜重工ではネット端末遺伝子を持つ人間がいるかどうか確認せずすべての人間を殺していました
残った人間はメンサーブが隠しており、その彼女も追い詰められているとのことで霧亥たちの目的が決まります
謎に満ちた珪素生物の正体の一端が垣間見える名シーンです
ちなみにより詳しい彼らの正体は同作者の短編集「NOiSE」に描かれています
2位 シボが霧亥とシボを助けに来たシーン
「遅かったわね霧亥
10年以上待ったわよ」
メンサーブの転送に巻き込まれた霧亥
そこで出会ったのは飛行能力と銃のような兵器で武装した別の世界線のシボです
彼女は霧亥とは出会わず自力で超構造体を超えて来たようですが、その方法は語られず気になります
元の世界線のシボの残したメッセージに従い移動する2人に最新型の珪素生物が襲い掛かりました
その攻撃に墜落しそうになったのを助けたのは元の世界線のシボです
彼女は床に何やら小さな装置を3つ置くと、その間に東亜重工の干渉を受けない空間を作り霧亥の重力子射出放射線装置を使えるようにしました
そして敵に攻撃が当たった後、シボは10年以上待ったと言います
一体どうやって待っていたのか、そしてどの世界線のシボも有能であることに感心させられる名シーンです
1位 霧亥が中央AIの前、メンサーブの横に立つシーン
「霧亥…
中央…AIを…」
東亜重工の中央AIは暴走しており、ネットスフィアとの協定を破棄し東亜重工をどこか別の場所に転送することにしました
そのせいでセーフガードは東亜重工に侵入し、それがなくても転送後東亜重工は崩壊する恐れがあります
霧亥とシボはネット端末遺伝子を求め中央AIに会いに行きますが、防護装置に阻まれシボは墜落してしまいました
霧亥は1人たどりつき、中央AIと直訴に来ていたメンサーブに注目されます
主人公が大物たちに注目されるところはやっぱり燃えるなと思わされる名シーンです
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