「ザ・ファブル」 11巻のあらすじ
ミサキを襲おうとして明に倒された貝沼
彼は隙をついて逃げるのですが鈴木に捕らえられます
その際、鈴木は明がただものでないと知り、先手を打って洋子の元を訪れました
はたして洋子はこのピンチを脱することができるのでしょうか…
名シーンベスト3!
3位 宇津帆と鈴木がファブル打倒を決意するシーン
「ファブルは…
真黒組御用達──…
逃げるつもりなら太平市にゃこないぜ──
だから──
乾杯なんだよ」
洋子宅から帰った鈴木は佐藤が生きていることに驚いている宇津帆に経緯を話します
鈴木は宇津帆にファブルと戦うのか、そうでないなら別のパートナーを見つけて挑むと言いました
すると宇津帆は4年前、ヒナの横で明に首を切られた男は自分の弟だと明かします
ヒナの両親を同じ手口で殺しヒナを手元に置いていたのもファブルを迎え撃つためでした
宇津帆は喜び自分のウイスキーグラスを鈴木が構える銃にあてて乾杯だと言います
悪党2人が最強の殺し屋に挑むことを誓う、なんとも渋い名シーンです
2位 明が貝沼の死を残念がるシーン
「ただ俺は身近な人間には
誰も死んでほしくなかったな…
今まではほら──
逆だったから…
悲しいとかじゃない──
なんか残念で…」
明が洋子宅に行くと鈴木が縛られていました
明は貝沼を返すよう要求しますが、井崎から貝沼が崖から落ちて死んだことを聞くと鈴木を解放して帰らせます
鈴木はあっさり解放された上に夕食まで誘われてプライドずたずたにされて帰りました
明は洋子が作った寄せ鍋を皿に盛るのですが食べる気になりません
洋子は貝沼は当然の報いを受けたと言いますが、明は身近な人間が死んだことを残念だと言います
明が珍しくしんみりした雰囲気を醸し出す名シーンです
1位 洋子VS鈴木のシーン
「例えばテーブルの銃──…
いいのそこで?
両腕をおろしてるけどいいのそれで?」
洋子が夕食を作っていると貝沼と井崎から住所を聞いた鈴木が来ました
真黒住宅に住むことから明がファブルだと確信する鈴木は洋子を座らせて質問をしようとします
洋子は落ち着いた雰囲気で、鈴木の手や銃の置き場所、目線などをそれでいいのか聞きました
それがハンデだと言ったとたん、洋子は机を押して椅子に座る鈴木を拘束し、見事銃を奪います
しかし鈴木は洋子が人殺しをしたことがないことを見抜き余裕の表情を崩しません
洋子は弾を抜いてから銃を机に置きまた椅子に座ります
今度は鈴木が机をひっくり返したのですが、洋子は机の横に立ちナイフを抜いて襲い掛かる鈴木を素早い手足の打撃で倒してしまいました
これには鈴木もたまらずうめき声をあげてぐったりとします
非戦闘員だと思っていた洋子の意外な強さにびっくりの名シーンです
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