「SPY×FAMILYスパイファミリー」 7巻のあらすじ
ロイドはついに標的のドノバン・デズモンドに接触しましたが、とらえどころのない受け答えをする彼に早々に退散することにしました
父にほめられたダミアンはより一層勉学に励むのですがそのせいで寝坊をし、手下たちとともに野外学習を命じられます
ボンドは暗黒に包まれる予知をし、命の危機を感じた彼はロイドを頼りともに任務を達成するのでした
ユーリは西国に情報を流すバーキンを追いますが、彼の家族を思う気持ちを盗聴して少しだけ心を動かされます
食べたら皇帝の学徒に慣れるというスイーツを巡りアーニャやダミアンたちがババ抜き対決をしました
フランキーはカフェの店員の女性のために猫探しをするのですが、そこで出会ったヨルが手伝います
市役所で勤務するヨル、彼女は部長に呼ばれ店長と呼ばれる男に会い、裏社会の人間を船で海外に逃がす任務を命じられました
そしてアーニャは豪華クルーズ船のペアチケットを当て、フォージャー家の3人は船旅に出かけることになります
名シーンベスト3!
3位 エミールとユーインがダミアンのために非行に走るシーン
(エレガント…!
その友情プレシャスエレガント…ッ!!)
父にほめられ一層勉学に励むダミアンは寝坊し休日に寮母の手伝いを命じられます
そんな彼を心配した手下のエミールとユーインはヘンダーソンの周りでわざと間食したり服装を乱してうろうろし、彼らも寮母の手伝いを命じられるのでした
しかしダミアンは自分に付き合わず楽しんでこいと彼らに言うと、2人は洗濯もので皇帝の学徒ごっこをはじめダミアンの心を溶かします
そんな3人の友情が光る名シーンです
2位 ユーリが犯罪者に多少の情を見せるシーン
「…ボクは
姉さん(かぞく)を悲しませるようなことはしない
絶対に」
ユーリの新たな任務、それは西国に東国の低俗な記事を売りつけるバーキンを排除することです
バーキンは子供達からおもちゃを奪いゴミ箱に投げ、そこでおもちゃを探す子供達を撮影し、残飯を漁るストリートチルドレンとして売りつけようとほくそえみます
ユーリはそれを見て怒りを覚えますが上司に止められました
ユーリは彼の家を盗聴すると、バーキンが正義感を出して新聞社を追われたこと、父親との生活のために金がいること、そして金がないために母を失ったことを知ります
バーキンはバイヤーに検閲済み郵便物の中に自分の記事を混ぜることで送っており、それを確認したユーリは彼の自宅の前で待ち構えました
覚悟したバーキンは大人しく捕まり、ユーリを政府の犬だと揶揄しますが、自分は家族を悲しませるようなことはしないと返し、そして彼の父親への支援の申請をしてやると言い、バーキンはそれに感謝します
国家への鉄の忠誠心を持つ非常な保安局員のユーリですが、こと家族に関してはどうしても情を隠せなくなるところが魅力的な名シーンです
1位 ロイドがデズモンドと会話するシーン
「血の繋がった子であろうとがしょせんは他人
他人を真に理解するのは不可能だ
人と人は結局
永遠に分かり合えん」
ロイドの任務オペレーション梟(ストリクス)は東西の戦争を画策する人物ドノバン・デズモンドに接触し情報を得ること…
そしてついにその当人に会うことができました
ロイドは彼に娘がダミアンに暴力をふるった件をわびると彼は鷹揚に対処します
ダミアンはなぜ怒らないのかと嘆くとデズモンドは深く息を吐き自分を落ち着かせているようなそぶりを見せました
ロイドはダミアンの怒りに共感を示し娘のわんぱくさを嘆いて見せると、デズモンドは他人を理解するのは不可能、永遠に分かり合えないと暗い側面を見せます
ロイドはそんな彼に歩み寄る大切さを説き、ダミアンの父親をテーマにした作文をほめて見せてデズモンド親子を歩みよらせました
そしてデズモンドはロイドに感心しその名前を覚え、ロイドはひとまずそれで満足して引き上げます
主人公と敵のボスの緊迫した会話、そしてそのボスの闇が垣間見えた名シーンです
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