前回のあらすじ
ミストバーンはガストを放ちます。ガストの得意技はマホトーン、ポップは警戒します。ダイは焦る気持ちを抑えながら剣の完成を見守ります。ポップ・マァム・クロコダインが剣の完成まで踏ん張ろうと奮戦しています…
ヒュンケル登場!
チウとバダックを加えたパーティーの苦戦を見て、ポップはマトリフから禁呪法だと言われたフィンガーフレアボムズからのイオラで敵を一掃します!しかし鬼岩城の肺の間から無限に湧き出る敵になす術無し…というところでヒュンケルが助太刀に入ります
しかし魔影軍団最強の鎧・デッドアーマーが3体現れます。ヒュンケルは槍を操ってまだ日が浅いですが、アバン流の応用で対応し、3体をそれぞれ地雷閃、海鳴閃、そしてブラッディースクライドで一掃してしまいます
ヒュンケルは鬼岩城に赴き、闇の師・ミストバーンと対峙します。ヒュンケルは目にもとまらぬ槍術を繰り出しますが、ミストバーンは見切っており、逆にビュートデストリンガーで襲ってきます。ヒュンケルは闘魔傀儡掌でミストバーンの動きを封じますが、自らに向けさせた爪はヒュンケルに突き刺さります
ヒュンケルは鬼岩城から落とされ、マァムが何とか受け止めます。ミストバーンはヒュンケルの強さは正義の闘気と暗黒闘気の双方を併せ持っていたからだと説きます。正義に傾いた今のヒュンケルは真の暗黒の力を持つミストバーンには敵わないと言うのです
しかし全員でミストバーンを囲み、チャンス到来?と見せかけて、ミストバーンは闘魔滅砕陣で全員の身動きが封じられます。ヒュンケルは一瞬暗黒の力を呼び戻そうとしますが、マァムに悟らされ、正義の力で闘魔滅砕陣を打ち破ります
ダイの剣の威力
ヒュンケルは無意識に虚空閃を放っていました。ミストバーンの顔に人の顔が一瞬現れ、顔を見られたと逆上し、闘魔滅砕陣の威力を上げてパーティーを苦しめます
場面変わってロン・ベルクはついに地上最強の剣・ダイの剣を完成させます!鞘に納めると抜けなくなり、ロンは闘いの中で真の力を欲した時闘志に呼応して封印を解くだろうと言います。ダイはルーラで飛び立ちます
各国首脳の場所をミストバーンの分身のシャドーに暴かれ、シャドーに鬼岩城を操らせレオナ達を狙わせます。ミストバーンはヒュンケルへの闘魔傀儡掌の威力を上げ、痛めつけます。そこにいよいよダイが登場し、闘魔傀儡掌を断ち切ります
ダイはまだダイの剣を抜くまでもないとナイフで空裂斬を放ち、闘魔滅砕陣をも解き放ちます。ミストバーンはヒュンケル達に任せ、ダイは鬼岩城へ向かいます。大礼拝堂に達した鬼岩城を相手に、ついにダイはダイの剣を抜き、一閃します!
更に竜闘気の超パワーで城に侵入すると、親玉のシャドー諸共鬼岩城を一刀両断してしまうのです!
ポップが後を追ってしまい…
その物凄い破壊力を見せつけられたダイは、本当に力が必要な時以外は使うまいと剣をしまいます。レオナ達はダイの強さに惚れ惚れします
ミストバーンは鬼岩城がやられたことで逆上し、ヒュンケルの虚空閃をしのぎ、ポップのベギラマをベギラゴンの威力で弾き返してしまいます。ミストバーンは鬼岩城以上の力を解き放ち、真の姿へ…というところでキルバーンが現れ、本当の姿はバーンの許しがないと明かしてはいけないと釘を刺します
ミストバーンは改心し、キルバーン共々離脱します。しかし逆上したポップは後を追ってしまい、遅れて来たダイが更に後を追います。ポップが後を追いながら魔王軍の総本山・死の大地を見つけたところでこの巻は終わります
まとめ
ピンチの時は奴がやってくる…ヒュンケルの登場は毎回鮮やかで、味方の窮地を救う様は最早ヒーローです。魔軍時代の暗黒闘気と正義の闘気の狭間で揺れるヒュンケルでしたが、改心し、正義の闘気の力を爆発させます
しかしミストバーンの方が一枚上手で、闘魔滅砕陣で全員の身動きを止めると、電流のような攻撃で痛めつけて来ます。最早これまで…というところで、ダイがついに完成したダイの剣を携えて現れます
ダイは忠告された通り、簡単にはダイの剣を使わず、また、武術大会で得たパワー節約術も相まって、本当にここぞという場面でしかダイの剣を抜かないと決めます。実際ダイの剣の力は物凄く、場所とタイミングを弁えないと大変なことになりそうで、自らを律します
ミストバーンには人間の顔が一瞬見られました。これは現段階でどんな顔で、その事実がどう響いて来るのかはまだ謎です。今回鬼岩城は破壊しましたが、決着は着いておらず、血気盛んなポップは単身後を追うという無謀な行為をしてしまうのです…
ただでさえMP消費も激しいであろうポップ、ダイが更に後を追いますが、どうなってしまうのでしょうか…続巻もコミックスで是非!!
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