「ダイの大冒険」32巻の数々の激戦と成長譚~お約束・部下にならないか?というバーンの誘いもダイ一蹴!最強呪文・ドルオーラをレオナとの連携で連発、バーンごと消し去るが…~

前回のあらすじ

ダイはもう一つの竜の紋章にバランの身体が宿ったのだと言います。ゴロアは這う這うの体で逃げ出します。ダイレオナ天馬の塔のドーム部分に辿り着きます。その上にあったはずの城はドルオーラで吹き飛んでおり、壁の亀裂からバーンが現れます…

最早バーンとも同等以上…!

バーンは魔法力を全開にして恐るべき波動を放っています。流石のダイも前回の圧倒的敗北を思い出さざるを得ません。剣か魔法どちらで応戦するか戸惑っているダイレオナがぶん殴れと檄を飛ばし、双竜紋を浮かばせた拳でダイは渾身の一撃を与えます

続けざまに剣を抜き大地斬を放ちますが、受け止められたダイの剣は折れませんでした。今のダイは同等以上と感じたバーンカラミティウォールを放ちますが、ダイは竜闘気の柱を作り、衝撃を受け流してしまうのです

ダイは自信を付け、バーンに引けを取らない力があると豪語しますが、バーンは最早同等、我が部下にならないかと誘って来ます(ドラクエでのお約束)。強大な力を手にしたダイに最早人間は手を差し伸べなくなると…

ダイの答えはNoでした。例えバーンを倒し、人間がダイを迎え入れないのならば、去るのみだと。ダイは人間が好きだ、自分を育ててくれた地上の全ての生物が好きだと言います

キルバーン・ミストバーンとの死闘は!?

一方アバンキルバーンの決闘では、アバンが自分の有利を語ります。罠にハメることでしか勝機のなかったキルバーンジャッジによる決闘というらしくない罠を仕組んだ時点で勝ち目はないと言うのです

するとアバンの剣が折れてしまいます…キルバーンは最後の罠・ファントムレイザーで見えない13の刀身による刃の檻を作っていたのです。迂闊に動くと傷つけられる状態、手も足も出ないアバンを一突きし、勝鬨を上げるキルバーンに、アバンは最後のあがきをします

そう、メガンテなのです!ところが読まれており、ジャッジ共々自爆させる腹積もりで、キルバーンの脚にしがみついたアバンの左腕を斬り落とし、異空間から脱出してしまいます

ポップ・マァム・ラーハルトミストバーン一人に完全に足止めされています。確実にラーハルトの刃は届いていますが、ミストバーン自身は傷ついていないのです。不利な状況の中、ヒムヒュンケル達が加勢します

最早傷ついたヒュンケルでは手も足も出まいと豪語するミストバーンに、自分がいるぞとヒムは闘気を剥き出しにして闘いを挑みます。抜群のスピードと的確な打撃でダメージを与えるヒム最早それは光の闘気なのです

ミストバーン闘魔滅砕陣で一網打尽を狙って来ますが、なんとヒムは踏みつけて止めてしまいます!肉弾戦に誘い込むヒムは、ミストバーンの爪の剣を拳で挟み込み折ってしまうと、ヒム優勢に事は運びます

ドルオーラ連発!!

敵わないと見たミストバーンは最後の切り札・闘魔最終掌を放とうとします。ヒムは右の拳で対抗しますが、オリハルコンで出来た腕が崩れ落ちていきます…勝負あったか?と思われた中、実はヒムの本当の狙いは左拳にあり、強烈なオーラナックルでついにミストバーンの仮面が剥がされます

ミストバーンの正体が明らかになればダイの闘いも有利に運ぶと踏むヒュンケルに対し、クロコダインロン・ベルクからの忠告を思い出し、ミストバーンの闇の衣をとらせてはならないと言います。一気にケリを付けた方がいいと判断し、ヒムは止めを刺そうとします

ダイバーンを超える力を手にしたかもしれないと感じます。バーンは逆にその力こそがダイを追い詰めると言います。カイザーフェニックス光魔の杖の同時攻撃を放って来ます。ダイは受け手に回っては勝機はないと敢えてカイザーフェニックスに突っ込み、その反動でバーンに一太刀入れてしまいます!

お互い相打ちになる中、勝機は見出したいダイはここでドルオーラを放ちます。先程同様、バーン光魔の杖で威力を抑え込んでしまい、ダイのMPも尽きたかに見えましたが、レオナシルバーフェザーダイに放ち、MPが回復したダイドルオーラを連発します

この凄まじい破壊力には流石のバーンも耐え切れなかったようで、跡形もなく消え去ります…ダイの作戦勝ちなのです

ダイドルオーラの衝撃はポップ達の方にも届いており、ダイの行方が気になる中、倒したかに見えたミストバーンが再び立ち上がります。ミストバーンが素顔を見せたところでこの巻は終わります

まとめ

竜紋閃を浮かび上がらせたダイは最早バーンと同等以上という力を身に付けます。その力を恐れたバーンは、ドラクエではお約束の、ラスボスが部下にならないか?と誘って来るくだりがありますが、ダイは当然断ります

あまりにも強大な力を手に入れると、最初賞賛していた人々も恐れおののくようになるという話は、正に人間とは愚かなものだと感じざるを得ません。しかし、そんな人間が・地球上の生物が好きなダイは、もしそうなったら自ら去るという潔さを見せます

キルバーン・ミストバーンという最後の刺客とのそれぞれの闘い、まさしく死闘を演じるアバンはしてやられてしまうのでしょうか?ミストバーンには逆にヒムの活躍でついに素顔が暴かれますが、何かまだ一波乱ありそうです

一発目のドルオーラ光魔の杖で防いだと見たダイは、敢えて2発目を正面から放ち、案の定杖で阻まれます。しかし、レオナとの連携プレイでシルバーフェザーでMPを回復させ、ドルオーラを連発することで、バーンを消し去ってしまいます!本当に止めを刺せたのでしょうか?答え合わせは続巻のコミックスで是非!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました