前回のあらすじ
ピッコロは自分一人でフリーザの相手をすると豪語します。物凄い自信です。ピッコロは目にも止まらぬ連撃を放ち、フリーザのエネルギー波の反撃も弾き返し、逆に渾身のエネルギー波をキメます。フリーザがなんとかガードし歯ぎしりします…
フリーザ、更に変身!
フリーザは本気を出してやるとピッコロをムチャクチャに屠ります。しかしピッコロも重い装備を脱ぎ、こちらも本気を出すと言います。するとフリーザはまだ2回変身出来るのだと脅し、2回目の変身を始めます
醜く変身したフリーザはパワーもスピードも格段に上がっており、ピッコロは圧倒されます。すかさず悟飯が加勢し、フルパワーのエネルギー弾を放ちますが逆に返され、寸でのところでピッコロのエネルギー波が弾き返します
フリーザは最後の変身をしようとしています。ベジータはクリリンにワザと自身を攻撃させ、瀕死になったところでデンデに回復して貰うことでサイヤ人特有のパワーアップを図ろうとします。しかしデンデはナメック星人を多く殺したベジータの回復を拒否し、ピッコロを回復します
クリリンに説得され渋々ベジータを回復したデンデはベジータに蹴飛ばされます。フリーザは今度は小さくこざっぱりとした姿に変身し、まずデンデを始末します。回復できなくなったため、悟飯・クリリン・ピッコロが死に物狂いで攻撃しますが、全て避けられてしまいます
ベジータだけはフリーザのデスビームの軌道が見えており、自身が超サイヤ人だと豪語します。しかしベジータの攻撃は当たらず、渾身のフルパワーのエネルギー波すら足蹴りで跳ね返されてしまいます…あのベジータですら心の底から震え、涙を流す程です
フリーザはベジータを痛めつけ、最早他の3人は金縛りにあったように身動きすら出来ません
悟空VSフリーザ、頂上決戦
ここでようやく悟空の回復が終わります!悟空は更に強さが増し、気持ちも新たにフリーザの下へ向かいます。生まれ変わった悟空はフリーザのデスビームの連撃を受け切ってしまいます。悟空が超サイヤ人だと言うベジータをフリーザはデスビームで心臓を貫いてしまいます
瀕死のベジータは惑星ベジータの過去を話、涙を流しながら逝きます。2人の対決が壮絶になると悟ったピッコロはクリリン・悟飯と共にその場を離脱します。目にも止まらぬ攻防が続き、悟空の渾身の気合い砲すらフリーザは免れてしまいます
悟空はフリーザが気だけで相手を探ることが出来ないことを利用し、海中で小さいかめはめ波を二つ放つと、フリーザの下から時間差でぶつけ、それを避けたフリーザは悟空の渾身の蹴りを食らいますが、ケロっとしています
プライドの傷つけられたフリーザは超能力で岩を悟空に幾つも投げつけ、その隙に金縛りに掛け、強力なエネルギー波を食らわせます。しかし悟空も同様にケロっとしており、悟空の要望で地上戦になります
フリーザは両腕を使わないでやろうと余裕で、悟空は尻尾をつかみ投げ飛ばしますが、フリーザは起き上がり、白熱の攻防が続きます。フリーザは悟空に部下にならないかと誘って来ますが、悟空が応じる訳がありません
界王拳20倍でも…
フリーザは凄まじい連撃を放ち、流石の悟空も押され始めます。界王拳10倍でも通用しないのです。ナメック星を割ってしまう程の凄まじいデスビームを放ち、実力の違いを見せつけるフリーザに、悟空は震撼します
悟空は禁じ手の界王拳20倍に挑戦し、渾身の打撃から特大のかめはめ波を放ちますが、フリーザは相殺して僅かにダメージを受けた程度で済ませてしまったところでこの巻は終わります
まとめ
更に実力を上げたピッコロ・ベジータですら全く歯が立たないフリーザの恐ろしいまでの強さが際立つ巻でした。あの誇り高きプライドの塊のベジータが涙を流す程ですから、その強さには最早恐怖すら感じさせます
2度目の変身で醜く姿が変わったフリーザでしたが、3度目の変身ではござっぱりと小さく姿を変えます。ただ、見掛け倒しでないのがフリーザらしく、その更なる進化は止まりません
ここで全快し更に強さの増した悟空がヒーローの様に現れます!ついに真打登場・頂上決戦が始まります。ベジータはついに逝きますが、散り際悟空が超サイヤ人だと言い残します…超サイヤ人との違いとはどんなものなのでしょうか?
悟空は確実に実力を上げており、また、戦略の幅も広がっています。しかし、フリーザは更に上を行く強さなのです。禁じ手・界王拳20倍にまで手を出してしまった悟空、しかしそれすら受け切ってしまうフリーザ、底が知れません…悟空に勝機はあるのでしょうか?気になる続きもコミックスで是非!!
おまけ
鳥山明 the Worldという画集があります。鳥山明先生のとっておきのイラストがドラゴンボールに限らず、ドラクエやDr.スランプ、他の読み切り作品等多彩なラインナップで納められており、非常に楽しめる内容のため、是非ご購読下さい
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