前回までのあらすじ
奥田は化学で毒を作ったから飲んでと迫り、殺せんせーが飲むとツノ・羽が生え真顔に戻り一緒に先生を殺す毒薬を研究しましょうと笑います。奥田とっておきの毒も液状化しはぐれ先生となり無双、上手な毒の盛り方に必要なのが国語力だとします
理科の才能のある奥田に国語力を鍛えるよう諭します。烏間は本部長から国の決定で世界各国で11件の仕事の実績がある正真正銘…プロの暗殺者を送り込むと手練れの女暗殺者の存在が判明します…
イリーナ=ビッチ先生登場!
早くも5月、殺せんせーは道中助けた外国語の臨時講師=イリーナの色仕掛けに遭います。職業・殺し屋で美貌に加え十カ国後を操り潜入と接近を高度にこなす暗殺者です。殺せんせーにベトナムコーヒーをリクエストし渚にはディープキスとやりたい放題、クラスの大半は嫌悪感を抱きます
5時間目倉庫に誘き出し強引に色仕掛け、そこには暗殺者が隠れており脱ぐ隙に襲わせますが鉛の弾は効かないのです!鼻が利く殺せんせーは成人男性の加齢臭を敏感に感じ取りイリーナを触手でヌルヌルマッサージ、早着替えさせ悶絶させます
E組から総スカンのイリーナ、烏間は殺せんせーの緻密で完璧な教師の仕事を見せ生徒も暗殺バドミントンに興じ暗殺対象と教師・暗殺者と生徒の2つの立場を両立しています。反省したイリーナは流暢な英語を教え生徒からビッチ先生と呼ばれすっかり馴染みます
理事長目指すは5%の怠け者と95%の働き者がいる集団
月に一度の全校集会はE組差別待遇です。理事長はE組以外の一流高校大学への進学率の高さから常に合理で動きます。烏間・ビッチに羨む他組もE組の扱いの酷さを笑い陰湿です。すると殺せんせーが手書きのコピーを瞬時に準備しこの3先生に他組は調子に乗ってると怒ります
渚は脅されますが殺気を見せ殺る気が違います。中間テストが迫り殺せんせーの分身がマンツーマン指導です。カルマが暗殺しようとすると分身全員顔が歪み残像が全部乱れるのです(笑)ルービックキューブを粉々にする理事長は目指すは5%の怠け者と95%の働き者がいる集団です
複雑な知恵の輪は流石の殺せんせーでも1秒では解けず、世の中スピードで解決出来ない問題もあると…暗殺対象としてはほぼ無敵も教師としては理事長という支配者がおり無敵ではないのです。創立十年で全国指折りの優秀校にした敏腕経営者で成功の要因は冷徹な合理主義です
分身を更に増やし雑で相当疲れた殺せんせー、E組生徒のテストのやる気なさに呆れ、全員校庭に呼び出し巨大竜巻を起こし綺麗に手入れし第二の刃=クラス全員50位以内を取るという不可能仕事をE組に課し暗殺者でありE組であるのを恥じる事なく笑顔で胸を張らせる気です
修学旅行で拉致騒ぎ
テストは本校舎で受けるアウェーでの戦い、渚はナイフで魚を捌くように難問を解いていきますが、結果は散々で理事長は2日前に出題範囲を全教科大幅に変える暴挙に出たのです。殺せんせーは自らの甘さを痛感しそれでもカルマは186人中4位と高得点で関係ありません
期末テストで倍返しでリベンジを誓う殺せんせー、早速修学旅行で行事が目白押しの暗殺教室で京都2泊3日です。狙撃手を配置するには絶好の場所、国は狙撃のプロを手配したようです。班決めで渚・杉野・茅野・奥田にカルマ・神崎の6人に決まります
修学旅行のしおりは最早辞書で皆テンション上がっています。新幹線で移動、殺せんせーは駅中スウィーツを買い占め菅谷に鼻を作って貰いご機嫌です。他校生に日程帳を掏られた神崎、ターゲットにされます。渚は「近江屋」や本能寺といった暗殺現場に暗殺の聖地だとワクワクします
例の高校生に絡まれ、カルマ奮闘も地力の差から皆のされ2人は拉致されます!不良は神崎の過去を知っており、台無しにしてやると凄み、残された4人が途方に暮れる中例のしおりにはクラスメイトが拉致られた時の対処法が載っている所でこの巻は終わります
巻末に斉木楠雄のΨ難&暗殺教室のコラボマンガが載っています
まとめ
新たな女性刺客はイリーナという巨乳美女、色仕掛けで殺せんせーイチコロかと思われましたが、肝心な所で先生ぶりを発揮し何とか惑わされません。ディープキスされた渚が羨ましい?中、新たな講師陣ですが理事長はその上を行く構想を持っています
5%の怠け者と95%の働き者がいる集団という構図で上手く学校運営し屈指の優秀校としてしまうのです。そんな椚ヶ丘中の中で下の下の3‐Eに殺せんせーが赴任したのにも何か因縁があるようで追々明らかになっていきますのでお楽しみに!
学園ものだけに中間テストの次は早くも修学旅行、多くの漫画で取り上げられる題材だけに、暗殺教室ではどんな形になるか見ものです。殺せんせー暗殺は必須事項の中、2人が連れ去られ渚達ピンチですが、それすら予期していたかのような殺せんせーのしおりです…3巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
おまけ
巻末に斉木楠雄のΨ難&暗殺教室のコラボマンガが載ってましたが、斉木楠雄のΨ難は本レビューサイト内で既にレビュー済みでしたので(筆者は私ではありません)併せてご覧下さい
コメント