「バクマン。」15巻の若手漫画家の成長物語~七峰自滅で小杉と出直しへ…クラス会で青春謳歌は人それぞれー「PCP」模倣犯騒動を逆手に取りシュージン完全復活~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 七峰亜城木に完敗で出直し
  3. クラス会で浮いてしまうも青春謳歌中
  4. 「PCP」の模倣犯発生
  5. まとめ
前回までのあらすじ

「有意義~」は速報2位でネット仲間に1位と嘘を付き絵のクオリティ上げて来ます。2話目も2位で浮かれますが3話目9位と急落、「PCP」に票を奪われ順位逆転です。どんどんネット仲間去って行き4話目13位→15位と後がなくなり、同じ話で勝負を挑みますが2人亜城木夢叶はその挑発に乗らず七峰が焦ります…

七峰亜城木に完敗で出直し

七峰亜城木がやるネタを盗むと閃き、小杉は例のネットログが見つかり異動願の覚悟で七峰を導くと必死です。「僕には通じない平丸」連載で蒼樹と結婚しちゃえばいいと上手く操縦されます(笑)七峰は錯乱しており、亜城木をパクリ作家にすると支離滅裂、小杉は呆れ亜城木に敢えて提案します

同じ内容で「差を見せつけてやれ」と煽られ、シュージンは’’船頭多くして船山に登る’’だと七峰に見切りを付けています。完全に打切りコースで中井も焦り、コピー機に細工をしログで真実を語り誰もいなくなります。19位と完璧な負けで圧倒的差が付きます

自暴自棄になった七峰小杉が殴り、アドバイスし助けると担当魂を見せ流石の七峰も改心します。新年会で「正義の三肩高浜」ドラマ化、七峰は心を入れ替え新しい方法で次は必ず勝つと言い去ります

クラス会で浮いてしまうも青春謳歌中

中井はクビになり、渋谷の路上で似顔絵描いており福田が出直す気があるならスタッフとして雇うと誘っても女にうつつを抜かし彼はもう駄目です…女にハメられ酔っ払い蒼樹の元に逆恨みも平丸が守り、体格差でボロボロの平丸福田助太刀も平丸気張ります

蒼樹も現れ殴れと言われ逆恨みだと自覚する中井は懺悔し何故か平丸が僕の末路かもしれないと意気投合、何と平丸のアシとなり住み込みです(笑)クラス会にシュージン行けなくなりサイコーのみ行きますが、皆それぞれの道で頑張っており、マンガ家として一目置かれます

合コン・カラオケ・ボウリング・スキー…同級生が青春を謳歌する中サイコーはマンガ一筋で皆と合わなくなってると自覚します。シュージンが遅れて現れサイコーは自分達が選んだ道について振り返り夢の途中で人並みの遊びなんか出来ないけど幸せだと一致、こちらも青春謳歌です

「PCP」の模倣犯発生

シュージンが帰宅するとニュースで完全犯罪が報じられ「PCP」の模倣犯で騒動となります。編集長は荒れていますが、服部はいつも通りで犯罪を助長するマンガじゃないと庇い、シュージンは意識してかホワイトデーのくだりで犯罪に近い話題を避け結果本チャン8位と不評です

エイジは1位獲って例のマンガ終わらせる権利実行の機を伺います。シュージンは原案に苦労し3週続けて二桁と振るいません。逆にエイジは1位と20票差と肉薄し、雄二郎服部に打ち明け「PCP」も悪循環、ここで締切ギリギリまでサイコーが納得するものを書くとシュージン気張ります

亜城木夢叶として試練ですが2人はお互いの為にも負けません。3日寝ていないシュージンは今出来るベストの原案を作り何とか仕上がり速報11位とやや持ち直します。逆に「CROW」は1位間違いなし、ここで「PCP」の名で本当に銀行金庫侵入事件が起こってしまいます

香耶の言葉からヒントを得て’’PCPはそんな事しない’’と閃き2人同時に模倣犯を題材にする事を思い付きます。最高の出来となり、この回「PCP」は3位に順位を上げシュージン完全復活でこの巻は終わります

まとめ

七峰は破滅への道となり自業自得でしたが、新年会では改心し新しい方法で次は必ず勝つと言い去ります。小杉の指導の元改心したかに見えますが、今後七峰はまた違う形で2人の前に立ち塞がりますので覚えておきましょう。中井も色々あった中何故か平丸のアシに落ち着き(笑)安堵です

クラス会ではマンガ家として有名人扱いでしたが、彼が失った時間もまざまざと見せつけられます。同世代が青春を謳歌する中、マンガに命を懸けた2人も間違いなく青春を謳歌しているのです…幸せが人それぞれであるように、人生もそれぞれです

「PCP」模倣犯騒動も相まりシュージンスランプで厳しい戦いが続きますが、ここまで人気マンガとして頑張って来ただけに根性とアイデアで危機を脱出します。マンガの世間への影響力が垣間見える中、逆にそれを利用して模倣犯をギャフンと言わせる2人の勝利です…16巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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