「バクマン。」17巻の若手漫画家の成長物語~富豪=七峰が仕掛ける奇想天外なマンガ作りとは⁉ベテラン作家をリサイクルしてポイ捨てする非道を打ち破れ!エイジ・亜城木新作に着手~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 七峰のトンチキ企画
  3. ’’1話完結じゃない1話完結’’で七峰と勝負
  4. 七峰に引導を渡し新作でエイジと勝負!
  5. まとめ
前回までのあらすじ

実は瓶子は昔担当しておりその変貌ぶりに驚きます。読切掲載が決まりある人物・・・・に報、チョロいと強気です。サイコーの事を知っており、面白ければ歳は関係ないと「PCP」でトップ目指します。吉田は「僕通」がアニメ化したら蒼樹にプロポーズと煽り姉の恵理子にも中井を会わせると操縦します(笑)

新井は入れ知恵され戦力外通告後面白い読切を持って来てといいベテラン勢何故か好調です。年齢分若手にチャンスを与えるべきも面白いので編集で揉めます。11月の読切3連弾が古株揃い踏みでこの急な方針転換に2人も驚きます…

七峰のトンチキ企画

8か月前ある男富豪の父と画策しています。エイジは「ぱんちらファイト」が原作別だと見抜いています。とあるビルでは「ジャンプ」掲載を目標に作家・モニターが飼われています…服部がライバルとなり得ると発破を掛けます。雄二郎はベテラン作家の持ち込みが多い事を懸念します

がネームを社長=七峰に持って行き、彼は何か企んでいます。逆世代交代に怯えるシュージン七峰から電話がありと共に迎えに来てSHINJITSUコーポレーションに連れて行かれます。等を講師にマンガ家を養成、専門学校とは違い報酬も出しており一応社員扱いです

新井もここ絡みで南国八薙我が社うちプロデュースだと…更に100人のモニターにもアルバイト料を払い金掛けてます。七峰が「次は必ず勝つ新しい方法で」と言っていたのはこの事だったのです!「PCP」=亜城木夢叶を潰すととんでもないシステムです

「ぱんちら~」好調で2人は服部に真実を告げ、服部から川口サイコーがマンガ家になるのが夢だと話していたと聞かされます。12月9日「ぱんちら~」3位、「PCP」5位、八薙の読切7位で七峰は早くも八薙を切り非情です

’’1話完結じゃない1話完結’’で七峰と勝負

七峰を帰らせ、本番はこれからだとギラつきます。服部の惨状から「ぱんちら~」を捨て僕と一からマンガ作りませんかと請い、川口の事も出しサイコーに会いに行きます。七峰から電話ではネームを作る16人の才能を測る為利用されただけと知りサイコー激昂です!

努力する人を使い捨てする人間に絶対負けないとし、例のベテラン作家は編集部に謝罪に来て他作家怒ります。七峰は自らペンを取る、真のシンジツコーポレーション第一作で度肝を抜くと豪語します。七峰のやり方に編集長は気に食わないもののチャンスとして条件を出します

読切で3位以内じゃなきゃ今後一切使わないと非情であくまで担当は小杉だと譲らず、その読切が載る号が不明な中サイコーは「PCP」のシリーズものじゃなく1話完結の話で戦った方がいいと充分に時間をかけて描き上げた最高のものをぶつける気です

正月休み返上でその1話を描く事になり2人気張ります。1話完結じゃない1話完結について編集長川口の甥らしいと意味深です

七峰に引導を渡し新作でエイジと勝負!

七峰の読切が2月6日10号に決まり1話完結じゃない1話完結についてサイコーは心当たりがあります。過去のジャンプから「超ヒーロー伝説」の今までがあるから面白く読まされる1話・・・・・・・・・・・・・・・・・・壮大な先の展開を期待させる1話完結・・・・・・・・・・・・・・・・・にもなってると気付きます

1巻から読み直し伏線探ししシュージンは閃きます。服部は熱心でを説き伏せます。七峰小杉に読切1位獲ると強気です。年末年始返上で’’1話完結じゃない1話完結’’に没頭しついに10号発売、「PCP」2位で「正義の三肩」1位、3位で自力で勝ち取り七峰に勝ちます

はやっと胸を張って墓参りに行けると川口を想います。編集長佐々木は最後の我儘だと意地を見せ「必勝ジャンプ」に中野班長と異動、瓶子編集長相田副編に変わり、佐々木エイジと会い期待を寄せます。職場にも現れ川口の件を告げライバルはエイジだ、2人を贔屓じゃないと証明して見せると気張ります

エイジは新作は超カッコイイダークヒーローゾンビものだとし、2人も敢えて勝負に乗り「PCP」の傍ら読切に着手します。邪道に限界を感じたサイコーは正義を出しW主人公の王道バトルから発想が膨らみ、亜城木夢叶ならではの王道バトルを2人で構築する所でこの巻は終わります

まとめ

七峰の金に糸目を付けない画期的なマンガ作りには度肝を抜かれますが、やはりマンガは編集との二人三脚で作り上げるべきものであってベテランがリサイクルされ使い捨てされるのも良いとは思えません。勿論単独で作っていた作家が原作者に頼る構図が悪いとは言いません

七峰のやり方がいずれ肯定される時代ももしかしたら来るかもしれません…何せAIが小説を作る時代です、何がOKかは今後の人間の、AIの発展如何では何とも読めません。バクマン。発売当時はこういった考え方もあると提示しつつ、あくまで編集との二人三脚を肯定する形です

結果七峰はまたしても敗北、金持ちだから何でもありではハングリーな作家は生まれません。編集部も一新しエイジ新作に着手、触発され2人はW主人公の王道バトルから発想が膨らみます…「PCP」で成功を納めながらあくまでライバルはエイジと気高いです。18巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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