「GIANT KILLING」39巻の数々の激戦と成長譚~切り札:窪田・椿躍動であのアルバロも認めるドロー決着!因縁の両監督の素敵な関係とは!?代表効果絶大、ETU練習場も大盛況~

前回までのあらすじ

今日はTV観戦の椿家では珍しく男らしいお父さん、頑張ってる事へ期待してあげるのも応援の一つです。クラブでは笠野後藤から椿がアップを速めていると連絡があります

後半開始5分でブランは交替カードを切り、何と窪田椿がユニフォーム姿になります…

窪田・椿、堂々としたプレー

まさかの起用ですが選手も彼等を認めています。ブランはピッチの中は「世界」なんだ、さあ飛び込んで、君達の運命を切り開いてこようと送り出します。アレック・桐生OUTで椿はA代表初出場です。窪田と一緒でワクワクの方がギリギリ勝ってると逆襲の切り札として投入です

多くの者に後押しされ、4-2-3-1で岩淵1トップ花森左MF窪田トップ下椿右MFです。藤澤は大事な試合で40分近くのプレー時間、練習でブランを魅了するプレーをしたと確信し、日本中と世界の一流の相手を驚かせてやりなさいと念じます。花森は10番のユニフォームが一番売れてる、チームの主役は誰か忘れるなと釘を刺します

星野はロッカーでブランの提案への選手のリアクションから皆同じように考えてたと悟ります。志村→椿→窪田でいい形で椿ですがカニーニアトレティコにギリギリ阻まれます。全てにおいてレベルが高く、椿はこれが「世界」のピッチと感じます。Ckはトリックプレーから城西、セカンドを窪田が拾います

惜しくも花森はオフサイドで替わった2人は持ち味を出して堂々とプレーしています。城島のパスを椿はトラップでマークを剥がしますがムニョスに阻まれ、田辺→窪田→花森ダリオがカット、赤崎は相変わらずウルグアイ推しです(笑)アルバロFファビアン・ロドリゲスはギリギリ枠の外で、椿はなんて面白いんだと感じます

窪田得点!椿バー直撃!

ウルグアイはよりコンパクトに前からボールを奪う戦い方にシフトしており、アルバロは嫌なスコアだと追加点を狙い、ガルシアの上がりを椿がナイスカット、囲まれても抜け出し中央フリーの志村へ、更に花森がワンタッチで裏に出し岩淵のシュートはGKが弾きバーに嫌われます

そこを詰めていた窪田がごっつぁんゴールです!花森のアシストは消え、相変わらず暗く使命を語り天才についてこられれば少なからずの進歩が約束されているとします。アルバロのパスからの失点で、やられたらやり返すまでだと椿ロックオンです

ブランはようやく思い描いてたスタジアムの空気になってきたとペーニャを見据えます。球際に強いウルグアイ、アルバロのシュートは椿に当たりコースが変わり枠に行き星野ナイスセーブです。ペーニャは個人的な因縁を話した事が選手達から自由を奪ってしまったのか?と思案します

窪田からのいいボールに椿はダイレクトで花森も阻まれ、物凄いレベルの試合に感覚が研ぎ澄まされてく気がするとし、ウルグアイDFが左に集中している中椿が強烈ミドルを放ち、惜しくもバー直撃です!

ブランとペーニャの素敵な関係

アルバロの足が邪魔しており、さっきのお返しだとし、ここでアルバロ・ガルシア・エステバン揃って交代です。アルバロ窪田・椿が同い年と知り楽しみが一つ増えたと喜びます。星野は正面で押さえ、強肩からアディショナルで窪田→椿→大谷は良い形ながらシュートが弱くここで笛、2-2ドローです

観客の満足度は高く、勝ちに等しい清々しさすらあり、村林ブランの手腕に本当に魔法使いのような男だと称賛します。監督挨拶ではペーニャに当時の事情を話した上で君が僕を恨み続けてくれればまたこうして因縁の対決が出来るじゃないかと説きます

ペーニャブランの言葉から見返してやろうとプレースタイルを変えてまで現役にしがみつき、指導者にまでなったのは皮肉だが、感謝はしない、お言葉に甘えて恨み続けようと2人はとても素敵な関係です。椿窪田はお互い面白かったと興奮し、何とアルバロがユニフォーム交換を申し出て来ます

スペイン語の分かるアレックが訳し、五輪オリンピックで会おうと語っていました。チームは解散し、椿はいじられる中花森にも名前を憶えて貰えます。電話する笠野有里は練習場のファンの盛況ぶりに代表効果の絶大さを語り、椿アルバロのユニフォームでいじられ涙目です(笑)

会長はETUは笠野が作り上げたクラブだと認め、俺の跡を継げと諭し、憧れの「名誉会長」にならせろと迫り、笠野がなーんとなく考えとくわと返すところでこの巻は終わります

まとめ

途中出場ながら40分近い時間を与えられた窪田椿は躍動し、チームを促進させ同点に追いつく原動力となります。そのポテンシャルを見抜いたブランも凄いですが、ほぼぶっつけ本番の大舞台で結果を出した2人が凄いです。あのアルバロが認める程の活躍を見せます

ウルグアイ主力3人アルバロ・ガルシア・エステバンは契約で出場時間が決まっていた事もあったものの、強豪相手に2-2ドローは非常に満足度の高い内容で、こういう試合は結果が全てのサッカーにおいても観客の心を動かす力があります。アルバロが2人にユニフォーム交換を申し出たのも同世代で実力を認めたからです

例の因縁で軋轢のあった監督同士ですが、ブランペーニャとのこの関係性がなければ今回のような因縁の試合は実現出来ない、素敵な関係だと語ります。本レビュー筆者は学生時代の他競技での顧問のぞんざいな扱いを今でも恨んでいますが(笑)、このような師弟関係もあるのだなと目を丸くしました

U-22に続きA代表でも結果を出した椿、これで迫るアジアカップ出場も夢物語ではありません。椿はETUに加えU-22、A代表と掛け持ちになると大忙しでしょうが、今が伸び時、更なる飛躍に期待したいですね!そして肝心の本筋・リーグ戦もお忘れなきよう…40巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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