「GIANT KILLING」47巻の数々の激戦と成長譚~前回王者として臨むアジアカップ開幕!環境の劇的変化で体調不良の椿に夏木サプライズ追加招集のプレゼント!初戦:クウェート戦は意外なスタメン~

前回までのあらすじ

蛯名達海がこの国にそう長くいるつもりないだろ?と見抜いています。ここから1か月の中断期間:アジアカップでサポは椿を送り出し、椿はネガティブながら精一杯の所信表明もメガホンなので変なポーズとなり皆大笑いです。明けて椿が晴れやかにETUを旅立ちます…

椿、日本代表合流

試合後達海からは例のロブシュートを決められる時点でお前はもうチキンでないと諭され、首脳陣自ら椿を車に同乗させ、親身となり送り出すと例のリーグ戦対戦選出者から恨みがましく絡まれます…それだけ活躍したのです。個々のオーラが凄まじい中、U-22組が癒しです

ブランは航海に例え他言無用と何故か有名人との写真を取り出し、仕事で結果を出してきたからと誇ります。W杯での失望から立ち直りつつある今、アジアカップは本番の戦い、しかも前回王者として優勝以外許されないとし、例え荒波に揉まれても逃げ場はないと引き締め、全員覚悟を決めます

失うもののない椿・窪田持田の代役という重圧はあるもののワクワクの方が勝っています。回想で2人は電話でその重みを実感しそれでもA代表で世界と戦える事が楽しみだと一致します。高山記者藤澤ヒキの強さ椿との関係性さげすみ、国内合宿はあくまでレクリエーションだと手厳しいです

藤澤久堂に記事を誉められ椿について問うと、国際大会程若手を劇的に変える舞台はないと期待しています

海外組も合流して調整

UAEで現地合流の海外組、結局頼りにされるのは自分達だと語り、気候の違いにうんざりします。八谷達は散歩に出掛け暑さに順応すると気張りますがと反目し、椿は俺自身のレベルを次の段階に引き上げると決意します。アブダビで5日間のキャンプを行い4日後の大会初戦に備えます

限られた時間で集中して一つにまとまっていく事が必要で、ただアピールすれば良かった前回の招集とは異なります。ところがブランはチームの和を乱すくらいの勢いを見せて欲しいと意外な一言です。オフィシャルの写真撮影をし、椿も名前入りユニフォームで感慨深いです

レギュラーは相変わらずで、Bチームに不満の八谷江田は冷静で窪田は嚙み合いません(笑)ゲームでは花森は気合が入っておりアレックのポストから志村→桐生で加点と海外組全員絡みます。2日経ち国内組の動きも良くなっており、AもBも遜色ない中ピッチ上は激し過ぎるくらいです

ブランの意図を汲んで城島アレックは新入りをいじってコミュ二ケーションを図り順調に来ているとも言えます。桐生とスピード勝負も椿を振り切る強さを見せ、岩淵→八谷でみんな調子良さそうです。椿は空回りしており、桐生にもさげすまれ完全に乗り遅れたと例の夜の集まりでも上の空です

浮いている椿が問うと窪田は海外の一流選手のメンタルコントロールの上手さを語りいずれ海外でやりたいと野望を明かします。椿はポッと出で勘違いしていたと自戒し場違いだと感じると、好調だった立野が怪我で離脱となり、別れを告げ椿は何故こんな魂を持った人が去らなきゃいけないんだと嘆きます

初戦驚きのスタメン発表

ネガティブ思考で顔色が悪い椿はいよいよ体調が悪く休養となり、そんな予感していた達海の助言も含めブラン夏木の追加招集というプレゼントを用意します。回想では密会でブラン達海椿の急成長について語り、今まで経験した事のない過密日程・プレッシャーにガクッと落ちる事もあり得ると忠告されていました

初日まであと3日という状況でも練習場に椿の姿はなく、自室で気落ちする椿の下に夏木が現れます!達海からの手紙は簡素ながら的を得ており、爆笑から椿も気が楽になり爆睡します。目覚め身体が軽くなった椿は爆食いし復調、ブランも僕と日本代表のコンセプトが揺らぐ事はないと自信げです

ETU2人の元気な姿に藤澤もホッとします。W杯に次ぐ大きなタイトル:大陸選手権でアジアの頂点を決める大会がアジアカップです。舞台はUAE、16カ国が4つのグループに分かれ8カ国のノックアウトステージを勝ち抜いたチームのみがアジア王者の座に君臨します

前回王者の日本はクウェート・ヨルダン・中国と同グループです。ブランがスタメン発表し花森は渋い顔です。ETU陣営がTV観戦する中緑川等はSNSでETU寄りの解説をして貰う予定と有里も気合が入っています。スタメンをいじってきたブラン江田・八谷・浦田・窪田・畑と驚きのメンツです

城島以外の海外組をベンチとするサプライズに越後キャプテンがチームを引き締め、花森ブランを恨みます。メンバーが変わった事を逆にポジティブに考える志村が同僚の窪田にパスを通すところでこの巻は終わります

まとめ

酷暑:UAEでのアジアカップは今までの親善試合とは異なるガチの国際大会という事でアピールすれば良いという簡単なものではなくチームとして結果が求められ椿もその違いに戸惑います。練習で結果を出していた立野が怪我で離脱を余儀なくされ、魂を持った男も去らねばならぬ無常さです

この劇的な環境変化に椿は飲まれ体調を崩します。達海は今年急成長した椿にはそんな事もあるかもしれないと危惧しており、ブラン夏木の追加招集というサプライズで椿も復調します。チーム事情とはいえ、同僚が代表に居てくれる事は何よりも心強い事でしょう

初戦:クウェート戦では意外にも城島以外の海外組がベンチスタートという奇策に出たブラン、絶対に落とせない初戦の為誰しも不審がる訳ですが、志村は同僚の窪田がスタメンなのは却って好都合です。一筋縄ではいかない国際大会、日本は、椿は結果を出す事が出来るのでしょうか?48巻に続きます…

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