前回までのあらすじ
結果6‐0でETU勝利も2‐0で鹿島も勝利、優勝は鹿島に決まります!五味は堪えていましたがアイルトンに男泣きで猪瀬は天宮杯を獲って3冠達成と凄みます。羽田も男泣き、ゴローが称え、惜しくもETUサポは前向きです。達海はセレモニーの前にクラブの人間集めてくんない?と意味深です…
最終戦セレモニーでまさかの達海退任発表
達海は関係者一同に事情を説明、回想では後藤が達海に詰め寄り、笠野の諭しでクラブに忘れもんを取りに来ただけでどのみち1年でヨーロッパに戻るつもりだったんだろ?と問われ同意し、世界の舞台で暴れてこいと達海はETUの星で太陽です
鹿島は優勝セレモニーを盛大に祝い、出場の無かった五味をアイルトンが煽り泣かせて楽しんでいます（笑）早乙女はETUが6‐0で勝っている事から天宮杯で奴らをぶっ叩きたいと達海へのリベンジのチャンスが少ない事を悟っています
ETUでも最終戦セレモニーが行われ、会長が盛大に煽りつつここから起こる変化もポジティブに捉えて貰いたいと意味深です。まず笠野が会長に就任、ここで達海のスピーチです。この1年を振り返り絶大な人気を誇る達海、盛り上がったところで今シーズンでETUの監督辞める、もう1回海外行って来ると切り出します
当然ショッキングな発表に動揺するサポですが、この我儘も含めて皆達海を愛しており、何よりETUが好きなんだろと一致、天宮杯のタイトルを手土産に今シーズンを皆と笑って終わりたいと締め選手も突然の事で消化し切れません。椿も燃えますが赤崎が俺達天宮杯出られないっぽいぜとチクリです
リーグジャパンアウォーズはさながら映画祭⁉
羽田宅にスカルズ連中が吹き溜まり（笑）フットットで最終節を振り返りどこも達海電撃退任の件で持ち切りです。ETUは勝ち点僅か1差で2位で天宮杯で優勝監督にして門出に花を添えてやると燃えます。U-22に椿と赤崎を取られる2～3試合、一発勝負だけにジャパンカップの二の舞にはならないと…
翌日リーグジャパンアウォーズで達海は盛大に寝坊します（笑）会場入りした椿は眩しい綿谷に写真をせがみ、夏木のオシャレも霞んでいます。越後は相変わらずイケメンで椿は危うく恋しちゃいそうになり（笑）有里の気合に椿も感化されキメキメのメイクも素朴な感じが出るようにと有里は辛口です
まるでコンサート会場のようでゴローとコータは浮つき、山さんの的確な進行説明にシーズンMVPが誰かが肝です。これは1シーズンフルで活躍した選手のみ選ばれる為五味やマクレガー・ストッフ・ガブ等は選考外なのです!33節が終了した時点での監督・選手による投票結果の為今回は優勝したか結果に左右されません
バックヤードでは名選手達の楽しいやり合いに杉江は情報量多過ぎとうんざりです。渦中の達海は質問攻めに辟易し道に迷い鹿島の控室に行き着き早乙女は威嚇しますがスーパースターのオーラで鹿島選手はデレデレ、アリーナ入場にも間に合いません
藤澤はまるで映画祭に来たかのような錯覚に陥り、サッカー選手はカッコいいのです!アイルトン・クライトンと来てカオスな雰囲気の中翁長Pによるショータイムが始まります!サイリウムで会場を染め上げ、まずは2冠王者＝鹿島の表彰です
優秀監督賞・ベストヤングプレーヤー賞受賞
五味はチームの信念について熱く語りますが演出で家族にメッセージを請われ泣き出すと何も出来ずシャーレで泣き顔隠されます。優秀監督賞は当然達海で、予測不可能なコメントは結果来シーズン余裕で無双しちゃうだろうからハンデやると会場はブーイングの嵐です（笑）
有里にお説教され他のクラブの選手を懐柔する悪癖が止まりません…ベストヤングプレーヤー賞は当然椿で32試合12ゴールと獅子奮迅の活躍、代表の主力としてプレーと評価されています。ド緊張の椿は達海からの「お前の中のジャイアントキリングを起こせ」というお守りの言葉を忘れませんでした
椿は吹っ切れ大人になった姿を見せ、周りから頼られるプレーヤーでありたいと語り、全ての人と大阪の窪田に心から感謝していると締め、転んで早速失敗して下向いてたなと達海にけなされるところでこの巻は終わります
まとめ
今回の達海1年での退任騒動、1巻を思い出して下さい…達海は何もないところから海外の監督として結果を出し古巣に請われてETUに舞い戻ったのです。達海の中では過去の因縁等含めて借りは返したと確信しており、例えリーグ2位でもその功績は大きく誰も文句は言えません
達海のビッグマウス・奇行・我儘は今に始まった事ではなく、それも含めてスーパースターとして愛されている事が分かります。達海なら例え海外でもきっと監督として結果を出してくれるでしょう。そういった意味でも敢えてリーグ戦2位とした事で天宮杯が重要となって来ます
優秀監督賞・ベストヤングプレーヤー賞もそれぞれ受賞し、今シーズン台風の目として大車輪の活躍だったのは誰の目にも明らかです。問題はMVPですが、まさか王子…⁉と期待したくなります
同日発売の宇宙兄弟が次巻最終巻というビッグニュースが飛び込んで来ました!人気漫画としてGIANT KILLINGと共にモーニングの看板漫画として長く君臨した両者、お互い終わりも見えて来ています。GIANT KILLINGも是非潔く完結し感動のラストとして欲しいものです…68巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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