「極黒のブリュンヒルデ」第14巻のあらすじ
良太と寧子がラブホテルに行ったことを初菜に聞かされてショックを受けるカズミ
そして佳奈は山の中で何者かにリジェクトされたカズミを予知します
みんなで助けに行くとそこにいたのはヴィンガルフから厄介払いされた上級研究員の室長でした
魔法なしで魔法使いを仕留める実力を持つ彼ですが、高屋と寧子の助けで取り押さえます
今まで天文台の魔法使いを殺すために死んだ者たちへのけじめと言う彼に、良太は奈波の人格の言葉を伝えるのでした
名シーンベスト3!
3位 室長が良太の頭の中の奈波の人格の言葉を聞くシーン
「私の記憶を…
悲しい思い出にしないで…」
ヴィンガルフから処分された彼がそれでも天文台の魔法使いを狙う理由、それは彼女らを殺すために死んだ魔法使いたちの恨みを晴らすためでした
佳奈を人質にされた良太ですが、その時頭の中に書き込まれた人格の奈波が現れます
自分の言葉を彼に伝えて欲しいと言う奈波
室長に信じてもらうために彼しか知らないこと、初恋の人やその人にしたいたずらのことを話します
室長は佳奈を解放し奈波のことを信じ、自分のことを恨んでいないのか尋ねると覚えていたことを感謝していると伝えられました
自分の記憶を悲しい思い出にしないでと伝えられると室長は良太らに敵対する気をなくします
大儀のために殺人を犯して来た男が少しだけ救われた名シーンです
2位 佳奈、カズミ、初菜が良太の秘密を守って死を覚悟するシーン
「カズミ
佳奈
絶対に彼を守ろう…」
予知の中でカズミをイジェクトしたのは室長で、カズミがやられそうなところを佳奈がナイフで襲い掛かりますがあっさり撃退されます
初菜は一旦ひこうとしましたが投石の一撃で頭を砕かれてしまいかないません
室長は協力者の高校生のことを言わなければ全員イジェクトだと言いますが、3人は笑い、何度も助けられた彼のために自分たちは死ぬことを決意します
3人の少女の命を賭した決意が美しい名シーンです
そこに助けに入ったのは初菜をストーカーしていた高屋で、やっぱり彼は格好良いけど気持ち悪いと思いました
1位 寧子が記憶を失う前の自分の気持ちをつづったノートを見るシーン
「この気持ちだけは
絶対忘れたくない!!」
寧子は天文台の宿泊室に記憶を失う前に書いた「黒羽寧子のわすれちゃいけないノート」を見つけました
その中には仲間の魔法使いのイラストとメモが書かれています
彼女にとって佳奈が体が動かなかった時のことは記憶にありません
小鳥のこともまったく覚えていないのが寂しいものです
そして良太のページなのですが、2ページに渡り好きという文字をたくさん書いており、絶対忘れたくないとも書かれていました
寧子は失った自分の想いの大きさに涙します
読者も知らなかった失った寧子の想いの大きさが何とも切ない名シーンです
次回の見どころ
修学旅行の石垣島を満喫する良太たち
しかしその裏で小五郎が暗躍しておりとんでもないことが起こります
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