「ハイキュー!!」22巻の数々の熱戦と成長譚~全編春高東京予選編!攻の梟谷、守の音駒を破り決勝進出…開催枠(3位)決定戦で音駒、守備の要:夜久離脱の苦境~

前回までのあらすじ

白鳥沢は牛島が丁寧に後輩一人一人に声を掛け新チームに引き継ぎます。学校で浮かれる烏野メンバーですが、東京予選は音駒も梟谷も残っており、黒尾戸美のへび学園の主将大将に決勝で会おうと誓い、東京都代表決定戦準決勝で音駒と梟谷が当たります…

東京代表決定戦準決勝:音駒VS梟谷

音駒応援団にはあかねアリサがおり、華を添えます。公式UWウォームアップでは声出しについて語られ、準決勝が開始します。梟谷の木兎ぼくとがスパイクをぶち込む中、西谷からの評価が高いリベロの夜久やくは的確にレシーブを上げ、凄いレシーバーは必ずしも目立つ訳ではないのです

更にノーモーションの狐爪のトスも光ります。木兎黒尾はバチバチ当たり、スロースターターの音駒がキレキレの木兎をブロックし捕らえブレイクです。ストレートも締められ、木兎は打つところがありません。長身のリエーフが入りますが上手く試合に加われず、アリサも顔を赤らめます

狐爪はまだまだ日向に及ばないとばっさりです。リエーフは気張りますが、ついに梟谷がセットポイント、リエーフのサーブミスで21‐25で梟谷です。狐爪の’’ちゃんと整ってきてるから’’という言葉のように音駒のレシーブはしつこく、セッターの赤葦あかあしに仕事をさせない事に徹します

3位決定戦:音駒VS戸美のへび学園

器用貧乏:木葉の活躍もありますが、梟谷は地上フロアディフェンスを意識し過ぎてブロックに捕まり逆転されます。木兎は乱され混乱し、赤葦が導き復活、同点の競った試合となり、攻の梟谷・守の音駒の構図は結局エース:木兎が違いを見せつけ2セット連取で梟谷の勝利です

後がない音駒、しかし東京代表は開催地枠もあり計3校進めるのでまだ望みありです。落ち込むリエーフにチームワークの極意を教える黒尾狐爪日向から春高出場決定のメールが届きます。3位決定戦は音駒VS戸美のへび学園です。大将だいしょうに注意を向けつつ、夜久の男前っぷりが光ります

あかねリサーチだとどちらも粘りのチームのようです。大将はジャッジに誠実で観客からも好感を持たれます。この事から主審の印象を良くした戸美のへびが有利に展開し、大将はあくまで低姿勢で腹黒いです。ラッキーも戸美のへびに傾き、大将は’’煽り’’も’’媚び’’も全身全霊と気張ります

同じ粘りのチームとして両校譲らず、夜久のスーパーレシーブからリエーフが加点しますが、夜久が負傷し芝山が代わります。守りのエースが抜けた事に動揺が走りますが、アリサは初戦からエースが離脱した状態で全国を制覇した例もあると勇気づけあかねも顔を上げます

この苦境の中、テンション下げすぎと狐爪は冷静で、ダイジョブなんじゃない?とチームに声を掛けるところでこの巻は終わります

まとめ

今巻は珍しく日向たち烏野の出番はほとんどなく、全編東京予選の内容となっています。合宿でその雄姿は拝めていたものの、試合となるとその描写は全く異なり、特に攻の梟谷・守の音駒として凌ぎを削り、エース:木兎の活躍もあり決勝進出は梟谷です

3位決定戦に望みを懸ける音駒、守護神:夜久の安定感が光ります。リエーフは相変わらず不安定ですが、ハマった時は末恐ろしい将来性です。お互い粘りのチームなのですが、違いは大将の狡猾さでしょうか?主審を味方につけ、ジャッジを有利に展開させるのです

ここで要の夜久が痛恨の離脱というアクシデントで音駒に動揺が走ります。絶対的守りのエースの離脱は控えの芝山も遜色はないものの、穴として見下されてしまいます。この苦境の中、狐爪だけは冷静にチームに声を掛けます…22巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

おまけ

巻末には番外編と題したおまけ漫画が載っている場合があります。サブストーリーだったりお笑い回だったりで毎回楽しめる内容となっています

おまけ②

今巻の東京予選の内容は残念ながらアニメ4期では描かれません。しかし、OVA版で楽しむ事が出来ますので、サブスク等で探してみて下さい

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