「ハイキュー!!」24巻の数々の熱戦と成長譚~全日本ユースの影山に続き県疑似ユース合宿に月島選出!選外の日向、無謀にも白鳥沢に乗り込み…ボール拾いでも学ぶ事多し~

前回までのあらすじ

続いて最高到達点をバスケゴールを借りて測ります。日向は驚異のジャンプ力でと同じ334cmを叩き出します‼日向は常に高く跳ぶ事に余念がなくこの高い数値に至るのです。すると武田がビッグニュースだと言い、影山に全日本ユース強化合宿の招集がかかったと告げ皆驚きます…

月島も「疑似ユース合宿」へ…そして日向が(笑)

つまり19歳以下の日本代表候補なのです‼世界と戦うレベルの高い環境は12月頭の5日間で春高直前なので被りません。影山は当然前向きで、澤村も今更守りに入ってもしょうがないと認めます。実力的には西谷にも可能性はありますが、オトナ気のある奴じゃないと選ばれないのか…?と3年生は納得です

更に武田は県内の有望な1年生だけを集めた「疑似ユース合宿」が同時期に行われ、月島が選ばれたと言います。月島は当然後ろ向きですが(笑)、澤村は俄然後押しし2人の参加が決まり、選ばれなかった日向影山に「先に行くぜ」と言われぐうの音も出ません

日向影山の言葉が耳から離れず、自転車を懸命に漕ぎます。12月某日、影山は東京へ、月島は白鳥沢へ合宿に向かうと、五色・黄金川・金田一・国見・百沢等が揃う中、選ばれていない日向も現れ、(東京合宿で)タイホは困るからこっちにしたと言いますが、月島は最早関わりたくないレベルで引いています

当然連行され、烏野に電話が入り、烏養・武田のお説教です。熱意は買うものの勝手が許される訳ではないと帰るよう言うところで何と鷲匠わしじょうボール拾い・・・・・が一人増えるくらいかまぁねえよと豪放です。ただ影山というセッターの居ないお前に俺は価値を感じないとバッサリです

日向はポジション:ボール拾いを受け入れ気張ります。一方味の素NTCナショナルトレーニングセンターでは全国3本指のスパイカーで唯一の2年:佐久早さくさ井闥山いたちやま)と出会い、若利牛島くん倒したトコか…とチェックされます。烏野ではサーブ強化の練習を行い、白鳥沢でも鷲匠わしじょう指導の下練習が始まり、日向はウズウズしながらボール拾いに追われます

ボール拾い担当:日向翔陽

影山は設備充実の施設の中監督の雲雀田ひばりだからバレーボールをもっと面白いと証明しようと言われ気張ります。月島に完全にマウントされてぐうの音も出ない日向ですが、この貴重な時間を無駄にする訳にはいきません。翌日烏養が呆れ顔で宣言したのだから後悔するなよ、球拾いナメンなよ?と凄みます

武田・澤村にも説教され、2年にも茶化されまた日向は白鳥沢に向かいます。球拾いに精を出すと、そこに牛島達が現れ3年とOBが練習試合してくれる事になります。天童は早速日向をロックオンしますが、日向は当然ボール拾いなのでドリンク作りを行い気まずいです

牛島にまでお前は何をやっている?と言われ愕然とする日向はそこでしかできない事を探せと気張ります。日向はビブスを干しに2階に行きゲームを眺める事で今まで気づかなかった視点を発見します。過去の回想から閃きスプリットステップを会得します

日向は今までずっとボールだけ追ってた、でもコートの中には情報がいっぱいだと感じます。呼ばれてねえ奴に飯も寝床も無えからなと鷲匠わしじょうは冷酷です。日向は自主練にもボール拾いで参加と貪欲で、トスからコースがわかる事もある等多くの視点を発見します

日向は帰り道で烏養に電話し食事について指導を仰ぎ、新しく買った歯ブラシはまだ使えません。3日目、日向はスパイクへの反応が格段に良くなります。烏野は常波と練習試合をし、負けると癖でフライング1周してしまいます(笑)

新たな’’小さな巨人’’現る!?

コーチは日向の動きが段違いだと目を瞠り、’’思考’’が伴い’’直感’’に化ける…とスポンジのように吸収してしまう伸びしろを感じます。金田一日向の必死さに驚きつつ、ライバルの影山ですらユースでボコボコかもなと笑います

影山は高レベルな環境下でいつものクセで超速攻トスを上げてしまい誰も反応しません。夕食で知り合いの千鹿谷ちがや森然しんぜん)と一緒にいると、佐久早さくさが何故白鳥沢が負けたのか聞いてきて超絶ネガティブ良い意味で慎重だと古森は語ります。マスクをし、風呂も他の奴の菌が入る前に入る…と潔癖症です

そんな中日向以上に跳んでいる小兵の選手がおり、影山もチェックしています。影山の技術は誰しも認めています。日向を見慣れている為、凄いとは思いつつ彼への反応は薄く参考になるとまで言うのです。あつむ影山をプレーは大分だいぶんおりこうさん・・・・・・よなと突っ掛けます

日向月島に自主練ならプレーしても問題無いでしょと誘われ喜びます。コーチ陣は鷲匠わしじょう日向を意識していると感じながら生牡蠣を食します。月島日向が相当ブロッカーが見えている・・・・スパイカーだから練習相手に使わない手は無いと感じています

影山あつむの言葉を気にしてか精彩を欠いています。武田は春高まで1か月切ってるしできるだけ強い相手と…と伊達工と練習試合を決めてくるところでこの巻は終わります

まとめ

影山に続き、県の「疑似ユース合宿」に月島まで選ばれ皆浮かれる中、日向は焦りと共にじっとしていられず選外なのに白鳥沢まで行ってしまいます(笑)これには流石の月島も軽蔑する他ないでしょう…こういった候補に選ばれていないのに自ら勇んで参加してしまうのはやる気は買いますが流石に引きますね(笑)

貪欲な日向は例えボール拾いでも学ぶ事はあると気張り、今までになかった視点からバレーを見つめ直し、この無謀とも言える殴り込みも無駄ではなかったのです。ある意味ここまでやる気がある選手も珍しく、指導者側としては控えめな月島と比べても怒るに怒れないところでしょう

影山は全日本ユースに身を置き、そのレベルの高さを感じ自身も通用する事を証明します。佐久早さくさ等個性豊かな面々が揃う中、まだ名は明かされていませんが日向以上の跳躍を持つ’’小さな巨人’’が現れます…日向の全国でのライバルとなりそうですね!25巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました