前回までのあらすじ
女子は耳郎・葉隠・芦戸・麗日・八百万と見て回り、得票数5票で何と砂藤が首位です!すると気分が悪いと言っていた梅雨が例の5人を呼び出し、涙ながらの訴えは彼等の心に響き結束、ヒーローを目指す日常へ戻ります。相澤が’’仮免’’取得の為1人最低2つ必殺技を作ってもらうとヒーローっぽい展開です…

必殺技を考案
TDLで’’個性’’を伸ばしつつ必殺技を編み出すー圧縮訓練となり、皆ワクワクしてきます。各々必殺技を思案する中、出久はビジョンが見えず、オールマイトに私に倣おうとしてるぞと指摘されます。腕の補助目的で開発工房を訪れると爆発し発目のおっぱいに伸し掛かられます(笑)
パワーローダーに相談し発目がトンチキなとっておきベイビーを提案しますが若干ズレてます…しかし出久は脚を冷やしたいなら腕で走ればいいじゃないという言葉がヒントになり発目の既成概念に囚われない姿勢から何か閃きます
4日後精度が上がる中オールマイトの頭上に落ちた岩を出久はワン・フォー・オールフルカウルシュートスタイルで防ぎ、腕が不安なら脚をメインにと正に正解です。コスチュームγでスタイルを変えた出久、A組皆コスチューム改良に余念がない中、午後からTDLはB組が使います
ヒーロー資格試験は毎年6・9月全国3箇所で一律に行われ、他校と合格を奪い合います。1年の時点で仮免を取るのは全国でも少数派で、未知の’’個性’’を持ち洗練してきた者が集うワケです。寮で女子達がガールズトークから麗日の恋バナの予感ですが、出久を見つめ彼女はそんなんじゃ…と見惚れます
試験会場に到着、仮免試験当日雄英生が円陣を組むと勝手にプルスウルトラと混ざって来る奴がおり、難関校:士傑高校の夜嵐で昨年度の雄英の推薦入試トップ合格もなぜか入学を辞退した男です
ヒーロー資格試験1次選考
更にスマイルヒーロー「Ms.ジョーク」率いる傑物学園2年2組もおり雄英生は有名人です。受験者1540人一斉に勝ち抜けの演習を行い、試されるはスピードで条件達成者先着100名を通過とします。受験者はターゲットを3つ体の好きな場所に取りつけボールを6つ携帯、ボールが当たり3つ発光した時点で脱落です
3つ目のターゲットにボールを当てた人が’’倒した’’判定になり2人倒したら勝ち抜きというルールです…徹底した’’雄英潰し’’が予想される中、相澤は理不尽を覆していくのがヒーローだとします。団結と連携・情報力が鍵となり、ボールを’’硬質化’’から’’ブーメラン’’軌道弦月で地中を這う攻撃です
耳郎は音響増幅ジャックハートビートファズで防ぎ、更に芦戸のアシッドベールに救われます。対して震伝動地と他校生の’’個性’’光ります。ここで夜嵐の煽りからのアタックで何と脱落者120名で1人通過です!出久はドキドキしていると1ポイント失い、士傑の女子が迫り反撃しようとして腕の力を踏まえ止めます
消える’’個性’’と思いきやこれは技術とし、押さえつけられた出久は集中攻撃から脱出し麗日を脚中心にし助け、これは腕を壊した以前の教訓からです。ところが麗日が出久の背中を狙い本来の麗日なら無策のまま敵前に姿を現す事は無い為偽物でズルっとケミィが溶け出します
徹底マークの雄英生脱落者無し!
状況動き54名通過・230名脱落でここで轟も通過です。出久の元に瀬呂・麗日が援護し痴女は去り現在58名通過です。3人になった出久は合格出来るだけの人数をまず拘束し身動き取れなくしてからボールを確実に当ててく作戦です。麗日は実績のある出久を信頼しています
他エリアでは士傑生に切島が精肉させられる中爆豪は行動で示して下さい先パイ!と気張り、相澤はA組は出久と爆豪の存在がクラスを底上げしてくれてるとします。轍甲弾 機関銃の乱れ撃ちも爆豪も精肉され肉倉の’’個性’’です。上鳴は爆豪の装備で簡易手榴弾とし更にポインターで狙い撃ちします
ダメージ次第で精肉も解除され、爆豪達の反撃が始まります。一方麗日の浮かせたガレキに瀬呂のテープをくっつけ投げ拘束、76名通過の時点で3人通過です。毎回何かとマークがキツイ雄英が未だ脱落ゼロで、真堂のフィールド割りの効果が問われる中3人も通過です
喜ぶ出久に爆豪はそんな’’力’’がありゃ当然だ、’’借り物’’…自分のモンになったかよと呟きます。通過82名でA組は11人、飯田と青山は戦乱の真ん中です。委員長としてクラスを導く’’立場’’だと貢献したい飯田も残席10名に焦ります。ここで青山のおへそビームが目立ち合図となり雄英生が一丸となりコンボをキメ通過です
結局雄英全員1次通過で、フィールドが激変し、100人が次の試験でラストの被災現場でバイスタンダーとして救助演習となるところでこの巻は終わります
まとめ
先述しましたがヒロアカはダメージ蓄積型の漫画の為、出久も岐路に立っており、腕の事を考え発想を転換させ脚の強化という道筋を見出します。オールマイトに課題とされて来たものを自身で克服した出久、彼は非常に研究熱心で、考える主人公なのです
ヒーロー資格試験は年2回実施で全国のヒーロー志望が集う中、1年繰り下げで雄英A組は受験、予想された通り徹底マークに遭います。体育祭等で露出の多かった彼等は’’個性’’が割れており徹底的に狙われますが、必殺技も考案し、コスチュームも強化、この逆境をものともしない活躍です!
却って雄英生の集結から打開が相次ぎ結果的に1次試験100名通過中20名全員通過という満点合格です。他校生の’’個性’’も豊かでしたが、雄英生は学年下でも能力は過去の経験からも突出しているのです…特に出久と爆豪に引っ張られる形で結束する雄英生、救助演習も乗り越える事が出来るのでしょうか?13巻に続きます…
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