前回までのあらすじ
ラブラバが追いかけるとジェントルは命乞いに論破と散々で、出久は予測が追い付かず翻弄され、崩れる鉄骨を何とか掴みセーフ、ジェントルはクレーンを曲げ発射台にして雄英に向かいますがここでAM8:45、それでも出久は指スマッシュで反撃し、ラブラバが使いましょう私の’’個性’’と凄みます…

ヒーローになりたくて挫折したジェントル
ミスコンの女の戦いが始まる中、出久もクレーン投げで発射、空気弾を避けて崩れた体勢から’’空気膜’’を張りその位置を覚えて更に空気弾でジェントルを仕留めます。回想を挟み、ラブラバは’’個性’’「愛」で最も愛する1人だけ短時間パワーアップさせられます
危機的状況で発動されたその力は何十倍にも跳ね上がるものの、出久の振り向きざま空気弾をモロに食らいAM9:00=文化祭開催です。それでもジェントルはジェントリーサンドイッチで出久を潰し、’’ラバーモード’’で危機を切り抜けて来たと彼の回想を挟みます
ジェントルもヒーローに憧れ上手くいかず挫折続きで今に至り、そんな彼を出久は笑わないのです。ラブラバの’’個性’’が増えて強くなりヒーローを志す想いは同じだと出久、明るい未来を示せる人間になりたいとします。ラブラバがPCプログラムで校内ネットワークに接触しようとします
ジェントルの為に警報のセンサーの無効化を図るラブラバ、出久はシュートスタイルセントルイススマッシュでジェントルを沈めます。雄英警備に見つかったと悟ったジェントルは出久を飛ばしこの戦いはなかった事にし錯乱したラブラバを抱き締め自首します
文化祭無事終了
ハウンドドッグは敵意ヲ確認デキ次第文化祭中止生徒避難ノ旨通達するつもりでしたが、ジェントルと出久の意を察し緊急性はないと判断、ジェントルはヒーロー落伍の成れの果てだが君の想い届くといいなと事を納め、出久は戦い辛い人だったと感じます
AM10:00、開演でギリギリ出久は間に合いエリに笑顔が戻ります。爆豪のドラムから開幕爆発でツカミはド派手にバンド演奏とダンスが絡まり、青山と出久の連携から人間花火、一発芸大会からサビでせろろきの演出で映え、麗日のFLOATで浮かし盛り上げ、耳郎は音楽もヒーローも同じだと気張ります
エリは笑いルミオも涙します。B組の劇は詰め込み過ぎで色々凄かったと勢いに笑っちゃう観客、出久はオールマイトに怒られ、ハウンドドッグは揉めるなら頼るべきだったとし出久は結局お咎めなしです。撤収する中エリは楽しんでくれて好評で賛辞を贈られA組も頑張った甲斐があります
ミスコンでは拳藤・絢爛崎のド派手アピールに対しねじれは純真無垢な妖精のようで、結局ミスコンを勝ち取ります。文化祭も終わりサプライズでリンゴアメを渡しエリも満足して帰ります。一方警察で2人は犯罪動画投稿者ながら今日止まれたのは正解だったなと諭され人生やり直せるチャンスを貰います
11月も下旬に差しかかる頃、エリは雄英で預かる事になり、’’個性’’の放出口になってる「角」がまた伸び始めてる為です。プッシーキャッツ達と洸太も現れ、復帰のご挨拶兼ヒーロービルボードチャートJPで急落も支持率の項目が突出していたのです…チャートの発表となります
ヒーロービルボードチャートJP発表
リューキュウ、ヨロイムシャ、ウォッシュ、シンリンカムイ、クラスト、ミルコ、エッジショット、ベストジーニスト、ホークス、そして暫定から正真正銘No.1の座にエンデヴァーです!オールマイト引退から3か月、節目としての発表で、1人ずつコメントで各々語ります
ホークスは十代でもトップ10入りは史上初で最速最年少、人は彼を…速すぎる男と呼びます。支持率では4位のエンデヴァーは多くを語らず俺を見ていてくれと自信げです。ホークスは悪びれず新たな精神的支柱は今絶対必要で演出が必要だったとし、チームアップを願い出て脳無が動いているようです
ホークスはさり気なくも飄々とヒーローを気取りエンデヴァーとは対照的で、九州で密会し改人脳無について噂話を語り合います。No.1のプロデュースをしたいと言うホークスはヒーローが暇を持て余す世の中にしたいとし会計のところで高層ビルにハイエンドが飛び込んで来ます!
エンデヴァーは赫灼熱拳ジェットバーンで吹き飛ばします。轟一家の冷を見舞う2人、エンデヴァーとは確執がありますが何度か来ているようで彼も変わろうとしているのです。強’’個性’’で当然再生するハイエンド、赫灼熱拳ヘルスパイダーで生け捕りを目論むも炭化されスピードもパワーも上です
高層ビルが分断され落ちようとする中ホークス’’個性’’「剛翼」で被害部分の76名全員避難完了、ハイエンドは6つ以上の強’’個性’’を持つ考える脳無なのです。ホークスが加勢しエンデヴァーはプロミネンスバーンで一掃しますが首を千切って投げており左眼を貫かれ倒れ、TVを観ていた轟が歯ぎしりするところでこの巻は終わります
まとめ
ジェントルとラブラバの奇妙な関係性と彼等の生い立ちを鑑みると、単純に非難出来ない部分もあり、今までの雄英の不祥事から敏感になっていたオールマイトは怒りますがハウンドドッグの機転で出久はお咎めなしで済みました…良かったですね
文化祭はやる側は一生に一度の出来事、今回の生演奏とダンス、そしてド派手な演出のコンボは観客の心を掴み、エリも感動、非常に清々しい描写でヒロアカの人気イベントの一つでしょう。こうやって学校行事もバトルと挟み込む事でより両者を際立たせる効果覿面です
ヒーロービルボードチャートJPではついにNo.1となったエンデヴァーでしたが、その船出は多難でした。ホークスと密会し脳無を危険視していたところで急襲され、必殺技を見舞いますがハイエンドは非常に強く、何とエンデヴァーはTV中継中にも関わらず倒れてしまいます…風雲急を告げるヒロアカ、21巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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