前回までのあらすじ
出久はOFAはAFOを倒す為受け継がれた力だとデトロイト→ワイオミング→セントルイスとスマッシュ3連からテキサススマッシュですが死柄木の「再生」待ちに粘れる訳ないです
爆豪は轟・エンデヴァーと共に飛び上がり、エンデヴァー渾身のプロミネンスバーンでも死柄木は死なず、出久を認めた爆豪が無意識に身体が勝手に動き出久を守って死柄木の攻撃を受けます…
トガの巧みな誘導に釣られる麗日
落ちる爆豪を轟が救い無駄な血が多く流れたが…今のが最も無駄だったと言う死柄木に取り消せと出久が凄むと彼の顔が割れます!砂色市のマキアは主の匂いが2つ?と感じます。出久は異空間で例の夢のように口を覆われ、志村に君はまだこの世界で動けない、私たちがなんとかすると諭されます
AFOは転移について語り、OFAが侵食される中弟が現れ僕たちはそっちへは行かない、この子の中にいる事を選んだとし、凄むAFOに常軌を逸する程の「救ける」思いにーとりつかれた少年…この力はこの子についていくと結局奪われませんでした
荼毘は偽りのヒーロー社会を崩壊させる準備だと笑い、トガは聞きたかったんです出久くんにーお茶子ちゃんに…、何を以て線を引くのでしょう?とコンプレスに問います。マキアは那鳩市をおよそ時速100kmで直進中、被害は既に未曾有の領域に達しています
ヒーローたちに2人を見つけたトガは装備を貰い、2人は住民の避難誘導を頑張っています。するとタケオさんを助けて!とばあさんがすばらしい健脚で、麗日が追うとそれは実はトガでした!家に誘導されナイフで迫るので邪魔するなら今すぐあなたを捕まえると麗日は凄みます
ダビダンス
轟は3人を救いねじれと飯田が割って入り、死柄木の再生能力も牛歩…だいぶ弱っています。麗日はトガとの格闘の最中オールマイトの人形を落とし大事な物で好きな人が出久だと悟られます。時間をかけられない麗日はゼロ・サテライツで迫りますが梅雨が間に入り事なきを得ます
消えたというより逃げたトガは同じ人が好きなら恋バナも出来るかな?とモヤモヤは晴れ、麗日は例の人形を取り返します。出久の乱打・エンデヴァーの灼熱で弔の身体は何時崩れてもおかしくなく、’’鋲突’’を脊髄から発動したのも反射追尾にし心体への負荷を軽減する為で予断を許しません
手負いの死柄木を先に倒すと出力100％ねじれる洪水と赫灼熱拳’’噴流熾炎の連撃ですがマキア到着です。荼毘はついに自身をエンデヴァーの息子＝燈矢だと明かしダビダンスで身の上話が今全国の電波とネットを走ってる、過去は消えない、地獄で息子と踊ろうぜと迫ります
例の’個性婚’’で生まれた燈矢はエンデヴァー以上の火力と素質を持ち野望を託されていましたが、瀬古杜岳で焼けて死んだと思われていたのが荼毘なのです。自己顕示に溺れた矮小で独りよがりの精神、そんな人間がヒーロー名乗っていいと思いますか?と問い掛けます
更にホークスはNo.3を殺していると彼の後ろ暗い人間性まで明かし、民衆は混乱、荼毘の赫灼熱拳プロミネンスー…というところで何と死んだはずのベストジーニストが活動復帰で救います!
壮絶な戦いの果てで…
’’個性’’「ファイバーマスター」で’’繊維’’を自在に操作しマキアを捕縛、スピナーはマキアが究極の指示待ち人間だと悟り、荼毘がねじれを燃やし死柄木がマキアに指示、ジーニストの繊維を剥がそうと悶え、出し尽くした出久が援護をと凄むと「透過」のルミリオン登場です!
ミリオは’’個性’’喪失してからエリに’’巻き戻し’’して貰っていたのです。ハイエンドが迫る中爆豪は大・爆・殺・神ダイナマイトだと凄み、ミリオは「元気とユーモアのない社会に明るい未来はやって来ない」と親玉を抑えて総決算だとします
轟を抱き締め俺の炎でおまえが焼けたらお父さんはどんな顔見せてくれるかなァ⁉と笑う荼毘に出久はフロッピースタイルで対抗、おまえはエンデヴァーじゃないとし、荼毘は悪が栄えるんじゃねえ、正義が瓦解するだけと吠えると繊維を振りほどくマキアに今頃麻酔が効いて来ます!
ジーニストが締め落とそうとする中コンプレス一世一代ー脱出ショウの開演です。スピナーはどさくさから死柄木に腕をはめ込み死柄木は覚醒、脳無達と脱出しこの体が仕上がったらまた会おうと出久を飛ばし、出久が死柄木の顔が救けを求めたように見えたところでこの巻は終わります
まとめ
同じく出久を想う麗日とトガのそれは大分歪んだものが孕むトガの屈折した心が印象的です。後述しますが2人の恋バナが出来る日が来るのか…現時点では分かりません。マキアは各地破壊を尽くし死柄木の元に行き着きますが究極の指示待ち人間で死柄木が朦朧とする中ホークスにやられたはずのNO.3華麗に登場です!
ジーニストは’’個性’’「ファイバーマスター」が強力で超常解放戦線を一網打尽にしますが、荼毘が轟家の長男だと判明、エンデヴァーの歪んだ’’個性婚’’について蔑み、この一家の確執も世間に漏れ出てしまいます。民衆は大混乱で、TVやネットの情報操作の危うさも感じさせます
結局スピナーが死柄木に腕をはめ込む事で所謂完全体となり、この壮絶な戦いは一旦終止符を打ちます…出久が例の夢での出来事や死柄木の顔が救けを求めたように見えたのにも彼との因縁が感じられます。総力戦となったこの戦いの果てでどんな未来が待っているのでしょうか?31巻に続きます…
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