「僕のヒーローアカデミア」35巻の数々の激戦と成長譚~オールマイト考案の第2次決戦の最終プランの肝は各個撃破戦法!スパイの青山を逆に利用し敵連合をワープ分断…トガに捕まった出久、振り解いて死柄木の元へ急ぐ~

前回までのあらすじ

雄英1-Aヒーロー科が捜索隊合流した頃、関西方面では士傑高校が雄英と双璧をなす砦です。これまで2度仕掛けた奇襲とは真逆も真逆のお互い万全、正真正銘全面戦争が始まるワケで、オールマイトが次善策:第2次決戦に向けて必要事項をまとめてきます…

2次決戦の最終プラン

セントラル病院で作戦会議、オールマイト2人死柄木・AFOが揃って出てくるだけで我々は勝てないとし、’’最低でも10km以上2人を引き離す‘’事が勝利の最低前提条件とします。敵主力全てを分断し各個撃破、その為に敵を誘き寄せる事が条件で、成立させる為に青山を利用します

相澤青山を説得しおまえ1人で歩ませるワケがないだろうとその道は皆が歩む道です。トガは荒んだ実家に赴き荼毘が燃やし’’変身’’使えるとトゥワイスの血を渡します。死柄木は順調に回復し、スピナーは暴徒たちをリ・デストロに代わり引き金を引き誰もが誰かのヒーローになれるのです

雄英の避難民にもヴィランは潜んでいます。寮では捜索から一時帰還し生徒も息つく暇なく、オールマイトは元気で第2次決戦の最終プランの協議を行います。翌日あと4日後死柄木が動き出すのでA組は雄英を出て潜伏者の指令は達成されます。雄英より約30km地点、仮設要塞’’トロイア’’に移動し出久麗日に話し掛けます

麗日は例の絶叫時にトガが頭をよぎりトガの’’当たり前’’を知らないと考えてしまい街を見てたのです。出久も自身と死柄木に重ね、2人共変だが必ず止めようと一致、作戦決行当日です

スパイの青山を逆利用し各個撃破戦法

AFO青山夫妻と秘密裡に連絡を取ります。青山出久を呼び出し、大混乱時代に圧倒的’’個’’人がイニシアチブを取れる土壌が形成されつつありAFOは世界の裁定者魔王になるとし、両親の安全の為AFOを招き出し出久をハメたと見せかけて逆にこれは罠でいよいよ総力戦が始まります

相澤発案の作戦は青山夫妻は「音声通信」のみでAFOとやり取りしてるので心操が操って喋らせたのです。物間ファントムシーフ黒霧をコピーしこの作戦は誰が欠けても成り立たない全員が主役です。荼毘VSエンデヴァーの親子対決にも参戦、オールマイトがシステム’’誘導牢’’ONで拘束します

当然3秒で檻を破壊するヴィラン、しかしその3秒が重要で動きを制限し小分けに分割し、物間が同時にワープゲートを潜らせ確実に分断する気です。上手く行きフェーズ2へ移行します。上手く分散したかに見えましたが、出久死柄木の所じゃなく危機感知4thが反応せずトガに捕まります

雄英上の死柄木は電磁バリアで閉じ込められ、ジーニアスは天空の棺だとします。吹出上鳴達が動力と電磁バリアの莫大なエネルギー問題をクリアします。相澤は片目を失っているので、物間が「抹消」をコピーし死柄木の’’個性’’を消したかに見えましたが、死柄木は醜く膨れ上がりこれは成長、ただの肉体です

荼毘VS轟の兄弟対決

ここで出久トガのせいで奥渡島にいる事が判明、物間のコピーでワープさせるには10秒の隙が出来る為死柄木の「崩壊」を発動出来るなら「抹消」を解いた瞬間詰みです。出久に自力で戻って来るよう伝えます。奥渡島はギャングオルカが水族館の館長を務めており、トガ出久に私の恋人になってと迫ります

トガはヒーローとヒーローが守る人達だけが人なのね、交わる事はないんだねと迫り、麗日が割込み梅雨が救います。ここを麗日達に任せ出久浮遊7th発頸3rd発動で死柄木の所に向かいます。トガがヒーローはいらない消えてねさよならと凄み麗日が対します

神野区グラウンドゼロでは荼毘轟・飯田達が対します。最高傑作以上の熱を絶やす事無く生きて来られた理由を語ります。回想では11年前瀬古杜岳せことだけ燈矢荼毘は黒焦げで助けられ、3年の療養で氏子は彼を荼毘とし生まれ変わります

荼毘は魔王すら見放した偏執狂の死炎 赫灼熱拳かくしゃくねっけんでアレの大切なもの・・・・・全て焼き尽くすと凄みます。それが俺の生まれた証だとし、がさせねえっつってんだろうが馬鹿兄貴と対するところでこの巻は終わります

まとめ

オールマイトが考案した第2次決戦の最終プランはヴィラン連合の分断・各個撃破が肝です。集結されては勝ち目は無い為、上手く分散させる必要があり、ここでそれぞれの役割が上手く機能します。まずスパイだった青山を逆に利用しヴィラン連合を招き出す事に成功します

心操物間の’’個性’’が効いており、黒霧のコピーからワープホールで日本各地に分散、それぞれの地でヴィランと対します。想定外だったのが出久トガに捕まった事で、麗日達の助けで何とか出久は単身死柄木の元に向かいますが間に合うでしょうか?

この展開で多くのVSバトルが生まれ、因縁も絡み非常に見応えのある戦いが期待されます。特に兄弟対決となる荼毘VSは様々な思惑が入り乱れ一筋縄にはいきそうにありません。クライマックスの最終決戦で俄然盛り上がって来たヒロアカ、36巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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