前回までのあらすじ
神野区グラウンドゼロでは荼毘に轟・飯田達が対します。最高傑作以上の熱を絶やす事無く生きて来られた理由を語ります。回想では11年前瀬古杜岳で燈矢は黒焦げで助けられ、3年の療養で氏子は彼を荼毘とし生まれ変わります
荼毘は魔王すら見放した偏執狂の死炎 赫灼熱拳でアレの大切なもの全て焼き尽くすと凄みます。それが俺の生まれた証だとし、轟がさせねえっつってんだろうが馬鹿兄貴と対します…

轟が荼毘を制しまず1勝
俺はおまえにも確り思う事があるんだと荼毘は 赫灼熱拳ヘルスパイダーを放ち、これはエンデヴァーの技です。境遇から厄災の煮凝りみてぇなてめぇが厚かましいと攻め立て、火力だけならエンデヴァーの上でジェットバーンで吹っ飛ばします
それでも轟はこれ以上関係ねぇ人達の命を奪うな、全部俺達にぶつけろと赫灼熱拳’’燐’’で対します。出立前夜の回想から、轟は凍み氷る衝撃 冷炎白刃で真逆の攻撃で冷やします。これ以上は平行線だと火の海にする荼毘に轟は交わるよ、無理にでもと大氷海嘯で荼毘確保です
幸先の良い1勝で塚内等のいる司令部は沸き、各戦場に伝達、蛇腔病院跡・国立多古場競技場・雄英校舎皆気張ります。KUNIEDAが青山を煽る中、スピナーはこの凶報に鹵獲された黒霧を奪還シロと凄みます。群訝山荘跡のエンデヴァーにも届き、AFOの口撃が始まります
エンデヴァーVSAFO
ホークスはAFOには明確な弱点があるとし、No.1との少数最高戦力の連携で叩きます。ヘルカーテインからバニシングフィストと畳みかけますが、口撃は止まず冷静さを失ったエンデヴァーは斬られ、ナガンの代替品とされるホークスも避けられない中常闇・耳郎が心音壁で守ります
呼吸音でエンデヴァーの無事を感じるホークスは時間稼ぎしAFOは脇役が学生気分の延長で来てしまったんだねと耳郎達を襲います。耳郎はアンタのせいで友達が泣いてたんだよ!とハートビートサラウンドレガートですが圧倒的に力が足りず、しかしAFOはこれまで奪って来た’’個性’’の意思に縛られます
初撃~三撃を同箇所に当て続けホークスは音波振動付与 風切太刀でAFOの仮面を割ります!更に常闇の深淵暗躯 終焉「儚」と畳みかけ、AFOは認識の遅れは’’個性’’達の叛逆だと捉え浅ましいとぶちかましますが、エンデヴァーがその執拗さが君を歪めたと振り切り炎司に’’己の弱さ’’を呪い続けろとスマッシュ、この戦いを終わらせるのが俺の使命だと凄みます
バニシングジェットバーンはプランと違うもののエンデヴァーは冷静で怒りが収まらずAFOに密着し、勝って燈矢を見続けると羽交い絞めにし’’超再生’’がない事は確認済みです。ところが捨て身がヒーローの専売だとでも?とゲス顔で敵も手負いが最も恐ろしいのです
魔王の身体は完成した
一方出久が向かう雄英校舎では驚異の手数も機動力は捨てており、死柄木は今AFOか判別しかねる中爆豪が面制圧重装機動 ストレイフパンツァーで風穴ブチ空けると凄み、全部一歩進んだとこ見てンだよとハウザーインパクトクラスターを放ちます
雄英内部では経営科がこの状況で映像として記録を残しています。爆豪の強烈な攻撃も周囲への配慮が感じられ、死柄木はそれでも彼に’’依然’’興味がないと腕を折ります。止まらない死柄木を3人が出久が来るまで皆を守ると加勢します
爆豪に君はどこまで行こうと出久の金魚の糞だよと蔑むとねじれの捻れて穿つ槍ですが避けられ、天喰の混成大夥オクトパスミラージュ+スコルピウストキシンで時代は虫食だと毒を見舞い、それでも止まらない死柄木をミリオが出久が来るまで阻みます
ジーニストに死柄木との接敵経験を活かせる余地は最早ないと諭されても爆豪の目は死んでいません。死柄木に唯一有効打を通せるとしたら’’個性’’に上限が無い天喰で、混成大夥 波動砲で吹っ飛ばしますが、全盛期のオールマイトがこんなもので死ぬかあ?と立ち上がります
すると爆豪が見て避け’’個性’’爆破は全身からの爆破が更なるスピードを齎し流石の死柄木も焦り、爆豪は実はオールマイトのカードにサイン欲しかった過去があったのです。死柄木は魔王の身体は完成したとし、この先は’’敵’’の物語だと爆豪が心臓を貫かれカードと共に倒れるところでこの巻は終わります
まとめ
轟VS荼毘の兄弟対決はややあっさりと轟勝利に終わります。陣営的に本来ならエンデヴァーと戦わせたかったところですが、AFOとぶつける為に敢えて弟の轟が対したのです。幸先の良い1勝に、ヒーロー側は湧き、この各個撃破戦法での分散は成功します
一方AFOには2人に加え常闇・耳郎の活躍もありホークスの徹底した狙いから仮面を割られます。ついにはエンデヴァーが羽交い絞めにし黒焦げになったように見えましたが、捨て身は両陣営覚悟の上で敵も手負いが最も恐ろしいのです。こちらは予断を許しません
更に雄英校舎では出久がまだ到着しない中爆豪が気張りますが逆に窮地です。3人の活躍により分からなくなった勝負は爆豪が自身の’’個性’’爆破から未だ出久を追い続けるも、死柄木は魔王の身体は完成した、この先は’’敵’’の物語だとし、あの爆豪が心臓を貫かれてしまいます
恒例となったキャラ投票で何故か毎回トップで人気のある爆豪、ここで力尽きてしまうのでしょうか?出久の到着が急務な中、37巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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