「ヒカルの碁」2巻の数々の熱戦と成長譚~ヒカル、ひょんな事から中学生の試合に参加!優勝も反則がバレひと悶着…正式に葉瀬中に入学し、囲碁部として精進、ライバル視するアキラの気になる動向~

前回までのあらすじ

碁打ちが満足に出来ず落ち込むヒカルですが、あかりに葉瀬中の創立祭に誘われ、そこで指導碁を打つ男の子を見つけます。簡単な指導碁ではヒカルの手にあまり、どんどん難易度を上げますがものともしません。すると着物姿の男が横槍を入れ将棋の方が100倍面白い、アキラ等オレに負けたサイッテー野郎だと豪語します…

中学の団体戦に潜り込み…

筒井加賀が以前アキラのいた囲碁教室に通っており見知っています。筒井は囲碁部を作ろうとしており、詰碁の景品塔矢名人選詰碁集を渡すと加賀は破り捨ててしまいます。隠した石を当てるゲームとなり、挑発に乗ったヒカルは騙され、結局囲碁で対局する事になります

ヒカルあかりに気を取られ佐為の指示に従わず間違ったところに打ち不利となりますが、佐為はまだ可能性はあると粘ります。結果ヒカルの半目負けとなりますが、加賀ヒカルの実力を買い学ランを着せ3人で団体戦に出る気です(ヒカルは小学生なので本当は出れません

会場は海王中で、3人組で2勝した方が勝ちです。葉瀬中含め男子8校のトーナメントで、今日はヒカルが打つと佐為と揉める中、はす向かいに住む高田の兄を見つけ、反則がバレる事を恐れます。ヒカルは海王中の噂話をしている2人が盤面を乱した際、忠実に一手ずつ再現し驚かれ、佐為ヒカルの才に引き寄せられた理由に納得します

1回戦は対川萩中で、ニギって白黒を決めます。筒井は相変わらず定石本を読みながら打ち、対局時計も知らなく将棋部までいる葉瀬中は馬鹿にされますが、加賀はいち早く勝利、今回はヒカルが打っている為メチャクチャで劣勢です

アキラは海王中に入学する気ですが、囲碁部入部については慎重で、ヒカルの影が付きまといます

優勝も反則がバレ…

筒井は劣勢からのヨセが上手くいつの間にか逆転勝ちです。ヒカル中押し負け途中で一方が投了し勝負が決まる事なので2勝1敗で勝利です。2回戦:佐和良中では相変わらず加賀が圧勝、2人は劣勢ながら、ヒカルはオレはこの碁盤の上で神様になると前向きです

筒井が負け1勝1敗となり、加賀この大会で優勝できないと葉瀬中の囲碁部は認めて貰えないと明かします。ヒカルは自身の力では勝てないと悟り佐為と一緒に取り組み勝利、決勝:対海王中です。アキラは今大会をやっているので一目見て下さいと言われ、向かうとヒカルを見つけます

佐為はただ人形のように指示に従うのでなく石の流れを感じなさいと檄を飛ばし、加賀は早くも敗れます。筒井は善戦しており、相手のダメヅマリ盤上の状況が変わり新たな手が生まれる事から逆転勝ちします。そしてヒカルは勝ち2勝1敗で葉瀬中の勝利となりますが、高田の兄にバレ失格となり優勝は海王中となります

優勝できないと…というのは加賀のウソで、アキラはキミをこえなきゃ神の一手に届かない事が分かった、ボクはもうキミから逃げたりしないとし、ヒカル佐為の実力を悟り、アキラの更に後方にいる自分がそこから一歩踏み出すと決意します

翌春葉瀬中に入学したヒカルは囲碁部勧誘に熱心ですが結果は出ていません。加賀は将棋一本となり、筒井・あかりと部を大きくしなければなりません。アキラは葉瀬中に現れ、先生に囲碁部が理科室に居ると言われ向かいます

実力もあり女子受けも良いアキラに嫉妬した他部員が…

アキラはキミほどの人がなぜ学校の囲碁部なんかにと言われ、ヒカルはおまえとは打たない、筒井と囲碁部で大会に出ると意気込み、ヒカルがその気なら…とアキラも決意します。海王中囲碁部は大所帯でピリピリしている中、遅れてアキラが登場、新入部員は17名です

早速碁を打つ事になり、ユン先生は敢えてアキラの相手をします。先生は以前韓国で囲碁を教えており、日本のレベルの低さにがっかりしたものの、ヒカルの腕は買っています。キミならあの子に勝てるかもしれないとし、アキラもそのつもりですと答えます

アキラは女子受けが良く、指導碁を頼まれます。一方あかりは葉瀬中囲碁部に入りそのセンスの無さにヒカルは怒りますが賑やかです。本屋に寄ったヒカル塔矢名人が四冠になったニュースを見かけます。アキラヒカル打倒に燃えており、そこに青木が一局打診し応じます

青木は海王中3番手の実力で、アキラは軽く捻り団体戦の枠も変わりそうです。そこで1年が天元打ちからそっくり模倣し絶対に負けない戦法を取りますが、アキラはすぐ意図に気づき天元にツケいつの間にか囲んでしまいまるで手品を見ているかのような手腕です

雨の中市川アキラの迎えに来て美女がケーキとコーヒー付きだと話しており他部員は嫉妬し何か悪だくみしています。ヒカル佐為は月に人間は行けるのに傘は昔から変わらないと不思議に思います。例の他部員がいっそアキラの両手両足を縛っちゃって対局させるか?と企むところでこの巻は終わります

まとめ

ヒカルはひょんな事から小学生ながら葉瀬中の一員として試合に出る事になります。知り合いもおり、バレたら大変な中、まだまだ未熟なヒカル佐為の助けもありあの海王中に勝ってしまいます!しかしウソがバレ失格となり、加賀のウソも発覚、その後ヒカルは本当に葉瀬中に入学し囲碁部に入部します

アキラヒカルを妙に意識しており、ヒカルが中学の囲碁部に入るのなら…と海王中囲碁部に入部します。父の塔矢名人が四冠となる強さを誇る中、アキラも群を抜く強さで目立ち、女子受けも良い為他部員から嫉妬の嵐となります

実力が全ての世界でしょうがそこは中学生、恥をかかせてやろうと企む姿はまだまだ子供です。果たして彼らが企むアキラ対策がなんなのか非常に気になるところです…3巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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