「アイアムアヒーロー」第2巻のあらすじ
ゾンビになった恋人のてっこを葬る英雄
彼が職場に行くと三谷がゾンビ化した松尾と戦っています
三谷は今までの不満を叫びながら松尾を金属バットで殴るのでした
崩れ去った日常の中で英雄と三谷は生き残るために街を駆けます
名シーンベスト3!
3位 三谷と英雄が協力してみーちゃんを倒すシーン
「すげえ
ハリウッドみたい。」
職場の松尾とクソ虫(三谷命名)と関係を持っていたみーちゃん
彼女はゾンビ化後、松尾に風呂の浴槽に閉じ込められたせいで水死体のように膨れ上がっていました
英雄と三谷は協力して戦い、最後は英雄が渡したライターで三谷がスプレー缶を火炎放射機にして倒します
その時の三谷の何とも言えない悲しそうな顔と言ったら…
そしてその後、興奮した2人が手を打ち合わせようとしたらまったく別なところに出して気まずい空気が流れるところは面白くてなりません
アクションと悲哀、そしてユーモアがある何とも複雑な名シーンです
2位 英雄がてっこを想い泣くシーン
「もしかして助けるために、
わざと歯を…」
命からがら逃げ伸びて電車に乗り込んだ英雄は今までのことを冷静に思い返す余裕ができました
てっこに咬まれた部分は血が出ておらず、持ってきた彼女の歯を見て自分を助けるために歯を全ておったのではないかと…
そう思うと英雄の目に涙が浮かびます
街中の混乱と英雄の心境とはまったく違う電車の中の平和な雰囲気とのギャップが余計心に来る、何とも切ない名シーンです
1位 英雄がてっこにとどめを刺すシーン
「こんなに…なっても
てっこの匂いがするんだ。
やっぱり現実だ…」
ゾンビ化したてっこはゾンビの配達員から英雄を守るような行動を見せました
英雄は実感が湧かず冷静にてっこの部屋の中で咬まれた手を洗い、テレビをつけると世間は大騒ぎになっていることを知ります
這いずるてっこをベッドに寝かせようとすると暴れられ、中田の名をつぶやく彼女に英雄は激高して包丁を振り上げましたがすぐに我に返り止めました
妄想の矢島はもやのような姿で現れ、英雄にこれは妄想だからさっさと殺せと言いますが、英雄はてっこの匂いがするから現実だと言うと彼は謝罪して消えて行きます
そして英雄は包丁でてっこの首を切断し、彼女の髪を櫛で整えてあげるのでした…
その後の淡々とした様子の英雄が逆に痛々しい名シーンです
次回の展開
電車の中や別の街にも平穏はありません
英雄は森の中に逃げ込みましたがそこである出会いが待ち受けていました
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