「アイアムアヒーロー」第4巻のあらすじ
鈴木英雄は早狩比呂美と出会いました
ゾンビ化した彼女の友人が襲い掛かって来るので英雄はついに銃を抜きます
樹海を出てもゾンビにより混乱している世界が待っているだけで彼らに安息はありません…
名シーンベスト3!
3位 比呂美が英雄にヒーローであることを問うシーン
「おじさんは、
ヒーローなんでしょ?」
比呂美を襲うゾンビの紗衣と可奈子を放置して逃げようとする英雄
比呂美は彼女らを病院に連れて行けば治るのではないか、かみつくことで被害が増えるのなら止めるべきではないかと言うものの、英雄はそれよりも逃げることを優先します
そんな彼に比呂美は英雄が以前自分がヒーローだとつぶやいていたことを問いました
すると英雄はそれを肯定し、立ち向かう決意をします
比呂美が英雄がどうあるべきかを端的な言葉で伝えた名シーンです。
2位 比呂美がゾンビに家族写真を渡すシーン
「…さがしてるのは、
これ?」
英雄と比呂美が遭遇した首つり死体ですが、自分がゾンビになることを儚んで自殺した男性ですでにゾンビになっていました
首にロープの輪がはまっているので英雄たちに近づけません
英雄は比呂美に警戒を促しますが、比呂美はゾンビの手の向きから探し物をしていることを察し、彼の家族写真を渡してあげました
するとゾンビは地面に膝をつき、首はロープでちぎれて亡くなってしまいます
比呂美はゾンビのことを知らなかったとはいえ、彼女の優しさが生んだ奇跡の名シーンです
1位 英雄が比呂美に銃の使い方をレクチャーするシーン
「銃口内っ、
異常なしっ!!!」
自分の友人であり、自分をいじめる主犯でもある紗衣を自分の手で仕留めることにした比呂美
彼女は英雄の銃を借りたいと頼みました
英雄は彼女の気持ちに仕方なく応え、彼女に銃の使い方を教えます
銃口内の弾の有無、利き目と利き腕のチェック、銃の構え方、撃つ時まで銃の引き金に触らないこと…
その描写の詳しさは他の漫画の銃の描写に比べたら非常に大げさでユーモラスに見えます
しかし、フィクションではない現実での銃の扱い方のマナー、あるいは英雄の順法意識が高い性格を表しているのでしょう
銃が登場する作品は数あれど、そんな他の作品にはない描写がとても新鮮な名シーンです
次回の展開
英雄と比呂美は浅田神社から富士山に登って避難しようとする集団と合流します
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