ためになる!「マリアージュ~神の雫最終章」7巻の奥深いワインの世界~ルイを唸らせ営業権ゲット!”バターをケチるな”という格言がある「鮭のムニエル」に挑む…二品のマリアージュ決まり残すは「子羊のロースト」と「デザート」~

  1. 前回までのあらすじ
  2. ルイを唸らせろ!
  3. ”バターをケチるな”
  4. 二品のマリアージュは決定、残り二品が難儀
  5. まとめ
前回までのあらすじ

仏で美島夫婦と再会した三笠に呼び出されボロボロの店内に私の仏料理の原点はこの店だったとここでレストランを開きたい様です。は立ち上げ仕事を手伝わせてと懇願し三笠は勝算は充分にあると自信げです。の直面している「課題」にとことん向き合う、2か月後の運命の日に合わせて開店した店でスペシャルメニューで出すと…

「課題」から「ラタトゥイユ」に加え二品目=「鮭のヴァン・ブランソース」は曲者だと警戒しつつ厄介なのはパリは店を作るのも前オーナーから「営業権フォン・ド・コメルス」を買い取らなければならず、その人物が厄介者の様です。早速尋ねるとルイは髭モジャで酒臭く古酒を好みます

はデキャンタで開かせ熱意は伝わり審査は明日の夜までに一品調理せよという事となり、はここには何か「秘密」がある、料理とワインの力で解き明かせと自戒します…

ルイを唸らせろ!

一品・・と言って一皿・・と言わなかった点が引っ掛かる、一品で納得させろっていうメッセージと取り三笠がワインを零すとギャルソンは一工夫でテーブルが華やぎこの事からレストランの語源=「回復させる」と癒す場所としての提供を考え三笠は家族の外食でソイソースを出された事を思い出します

ヒントを得た2人三笠は部屋に戻り本当に小さなレストランの様では栗とチーズの香りを感じ犬並みです(笑)彼のクセ・・を掴みその晩ルイをディナーに招きます。は”オレッツァ炭酸水”を用意、三笠とっておきの一品は「豚肉の詰め物 栗粉のクレープ添え」に「コルス・ルージュ」をマリアージュします

素晴らしい出来でルイは実は元ソムリエ兼総支配人ディレクトールで10年前アランシェフは飲んだくれになり経営が傾き廃業、営業権を買いたいという話は来るも今日この時までルイを唸らせるシェフは現れませんでした。条件はルイを雇う事で豊多香の息子と知るとその場でOKだったのに…と言われ三笠キレ気味です(笑)

髭を剃ったルイは別人で例のソイソースのソムリエだったと判明、運命的です。二品目について謎解きの様に”ムニエル”か”プレゼ”に絞りこれで合わせるワインも変わって来て2人三笠ルイは意気投合します

”バターをケチるな”

「ヴァン・ブランソース」を三笠は巧みに作りエシャロットの香りがたまらず酸と甘味のバランス抜群です。”プレゼ”では逆さにしたフライパン越しに火を鍋に通すこだわりで絶品、は何もない部屋に一枚の絵が飾られしっかりした額縁も絵の一部と表現、「マコン・ヴェルゼ」との組み合わせです

しかしバターを使ってないから例の四品ではないと、彼等は四つの料理とワインが一つの世界・宇宙を形作るそんなマリアージュを求めていると解きます=「鮭のムニエル」で決まりです。早速三笠が調理、バターをふんだんに使い”バターをケチるな”という言葉がある程贅沢な料理です

溶けたバターをかけながら作る豪快さでは幼馴染の再会に懐かしいのにフレッシュで「フルシュテントゥム」との組み合わせを例えます。完璧なマリアージュですが遠峰の狂気から完璧を超える新しい感動を求められてるとあいつにもにも勝たなければなりません

ユーロスターの「ビジネスプレミアクラス」に初めて乗り感激の、ロンドンの世界ワイン博覧会に3人で向かいます。ルイソフィア・ローレンの想起に彼女大好きで待ち受けにする程です(笑)ルイにも10年会っていない息子がいるようです

二品のマリアージュは決定、残り二品が難儀

博覧会でテンション高く色々試しこの「カーニバル」の何処かでワインが待っていてくれる気がします。どんどん試し良いワインは沢山ありますがそれが鮮やかなマリアージュを演出してくれるとは思えず、スペイン→ギリシャ→南アフリカと巡り香りからここに「ラタトゥイユ」にベストのワインを感じます

この地域のブースを手当たり次第に巡りついにその香りに辿り着いた、探していた一本を見つけ敢えて飲まず鮮烈なファーストインプレッションを大事にし遠峰との表現対決の際イメージを出し切りたいとし、更に続けて「鮭のムニエル」に合うワインも見つけます!

これで半分終わり気分ラクになり次は「プレ・サレ子羊のロースト」にも三笠は手を抜かず華奢に見えて力持ちです。シンプルな料理だからこそ細やかな気遣いが必要で付け合わせはジロール茸のソテーです。ジューシーで癖がなく、高貴なプリンス・プリンセスの浜辺で運命的な出会いを感じさせます

ルイのボイヤックの赤ワインのマリアージュは伊達じゃなく歴史の積み重ねで、逆にこれに挑戦する「俺のマリアージュ」探しは難儀ですがその先にまだ見ぬ「新大陸」が待っているかもしれないと3人が感じる所でこの巻は終わります

まとめ

例の営業権を賭けた2人三笠の答えはルイを唸らせ、代償としてルイをソムリエとして雇う事が条件で成立します。最高のマリアージュを見せられ重い腰を上げたルイ、実は元ソムリエ兼総支配人ディレクトールで凄腕、三笠とも面識があった事が判明します…この出逢いは後々効果的に描写されます

これで念願の店を持てた三笠は開店に向け併せての例のマリアージュ探しも含め得意の凝った料理を披露、これが大きな武器になります。1人では成し遂げられない難問をシェフの力を借り謎解きの様に答えを導いていく様は原作者が実は金田一少年の事件簿の関係者という事もありミステリーを解くかの様です

金田一少年の事件簿 | 甘口漫画レビュー&ランキング

二品決定し残すは二品、これも一筋縄とは行かず、三笠渾身の調理+ルイの王道のマリアージュを絶賛しつつの求めるマリアージュはまだ見つかりません…開店・対決が迫る中、パズルのピースの様に最適解を見出せるか注目下さい!8巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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