はじめに
大人気に終わったからかい上手の高木さんのスピンオフ作品として、本編(20巻)より長作(23巻)と続いたからかい上手の(元)高木さん。結婚して子供も産まれた西片一家の心温まる物語として、シリーズ累計1200万部の人気作に、今回はスポットを当てていきます

お名前・お買い物・好き嫌い・お片付け・かくれんぼ
<お名前>
卒アルでおかーさんのなまえが「にしかた」じゃないと気づくちー、高木さんは大切な名前を誰よりも大切な人がプレゼントしてくれると誇ります。まだ字が上手く書けないちーですが、「にしかた」が逆読みで「たかぎ」になっており高木さんはビックリします
<お買い物>
お菓子をカゴに入れようとし、高木さんに阻止されちーは必死、高木さんは買わないと戻さないんだもんねーとお見通しで結局ちーはお菓子を買って貰えます
<好き嫌い>
ピーマン食べれたらちーの勝ちと勝負を挑まれ、食べたフリをして高木さんにバレています。ほたてとブロッコリーも苦手なちー、高木さんはピーマンを美味しそうに食べちーは罠にハマります
<お片付け>
高木さんは掃除をしないちーを魔法少女の衣装に着替えさせ上手く掃除をさせます。魔法上手だねーと言われほんとはお掃除頑張ったとちーです
<かくれんぼ>
たぬすけのぬいぐるみを無くし泣くちーに高木さんはたぬすけに化け泣き止んだら遊ぼっかと扱いが上手いです。かくれんぼでたぬすけが見つかりドタバタしてたんこぶが出来まるでたぬきが2匹です(笑)
自転車・お父さん・公園・ホラー
<自転車>
腋つんに敏感なちーですが、自転車2人乗りで高木さんを腋つんすると効きません。カップルを見かけちーはおとーさんとするの?と問い昔はした、また乗りたいなー、今は私が前に乗る番だからと高木さんは答えます
<お父さん>
体育教師になった西片、帰宅するとおかーさんがからかってくるからと腕立てを始めます。愛は正義なのでお父さんが好きだからからかうんだよと2人は結束します
<公園>
鉄棒でいいとこ見せようとしてついお母さん相手みたいに構えてしまう西片、ブランコで颯爽と飛ぶとちーも真似し、実は後ろから高木さんがキャッチしたのです。ちーはお父さんの反応が楽しかったようです
<ホラー>
ホラー映画にビビる2人、逆に高木さんをビックリさせようと試みますが、何かスマホを見られる事を怖がった様子です。いない隙に調べようとすると自宅から着信があり、逆にビビる西片です
息止め・プール・どろだんご・投げ食い・おまけ
<息止め>
プールに行きたいちーはお風呂で楽しみ、高木さんと息止めで勝負します。高木さんはワザと音を立て先に上がったと見せかけちーは油断、悪い癖が出ちゃって…と反省します
<プール>
プールでセクシー水着の高木さん、体育教師なので今のオレにスポーツでは勝てまい!と西片は背泳ぎ勝負しますが上手く誘惑され結果負けます。ちーにはやくてかっこいーと言われてもそれだけじゃおかーさんにはかてないと西片です
<どろだんご>
ちーと外で遊ぶことになった西片、どろだんごが上手なちーはどんな味?と高木さんのようにからかいます。ミミズが入っており異物混入だとちー、西片が入れたと信じ切っています
<投げ食い>
豆の投げ食いで阿吽の呼吸の2人、西片はちーに気を取られ失敗しかけますが上手く高木さんがキャッチします。目をつぶってあーんする事になり高木さんには恥ずかしいのにちーには出来る西片でこの巻は終わります
<おまけ>(作:山本崇一郎)
寝ている西片をつんつんして起こすちー、どっちがつんつんしたか問われ2人だと見抜き流石に腋つんには敏感です。結局寝過ぎで罰ゲームを食らいます
まとめ
からかい上手の(元)高木さんは原作より更にショート話となり基本9話編成だったものが更に多くの話数で楽しめます。主な登場人物に子供のちーが加わり、からかい癖の酷かった高木さんにしたら相手がもう一人出来たかのようでこの家族生活を楽しんでいる様子が伝わって来ます
ちーは天真爛漫な性格で、主に高木さんに上手く誘導されつつこの家族はどこか居心地が良さげです。おとーさん、おかーさんと呼ぶのが何故か妙にしっくり来るのは何故なのでしょう?パパ・ママでは違うと作者も感じて敢えての表記なのだと思われます
<おまけ>には原作者:山本崇一郎先生の師玉の物語が載っています!当時は同時連載だったと思われるので、この原作者の作品も含めてのからかい上手の(元)高木さんとして楽しめます。ちーも加えて賑やかな今作、これからどんなお話が展開していくのか楽しみですね!2巻に続きます…
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