前回までのあらすじ
<告白>
ちーは速く大代に追いつき花火始まってるのに追いかけたのは会いたかったからです。実は大代は明日引っ越す為会い辛くて公園に行けなかったのです。大代は好きだと告白し、また戻って来るからその時まで待ってて欲しいと告げ、絶対忘れないとちーです
ユカリはその様子をこっそり見ており、いいもん見た…とご機嫌です…

ずっと・ちーみたい・ひゃっくり・次会う時こそ・あっという間・冬散歩
<ずっと>
中学生の2人、付き合って初めての学校で手を繋ぎ登校するのが恥ずかしく手汗を掻き西片は誤魔化しますがバレてます。高木さんも緊張しており、大人になっても手って繋ぐのかな?と言われずっと繋いでいたいなと感じる西片、そして未来の2人です
<ちーみたい>
秋なのに半袖の2人、ちーはいっぱい動くから寒くありません。西片はちーのマネをして温まる作戦ですが翻弄され、大分恥ずかしいけど温まります。ちーは抱っこと甘え、ちーみたいに甘えたら?と高木さん、金木犀の香りと走り出す西片です
<ひゃっくり>
しゃっくりが止まらない西片、高木さんに対処法を色々試されますがどれも効きません。誰かに舌を強めに引っ張って貰う方法がありちーが引っ張ると治まりますが今度はちーにうつります。逆に治してあげると詰め寄られベッドに隠れる西片です
<次会う時こそ>
プロポーズを成功させたい西片、なかなか切り出せず大人になっても手、繋いでるねと高木さんです。別れ際西片はずっと繋いでたい…ですと勇気を振り絞り、高木さんは察しついに西片は指輪を渡せます
<あっという間>
今日は何の日だっけととぼけつつちーにからかわれながら西片は結婚記念日のプレゼントを渡せます。サプライズは失敗したもののドタバタしてたからか…あっという間だったがまだまだ一緒に過ごす時間はたっぷりあると高木さん、結局ビックリ箱で西片をからかうのはやめられません
<冬さんぽ>
冬の散歩は寒い中、白い息を長く出していられた方が勝ちと勝負となりちーは’’ふー’’と吹き’’はー’’じゃないと白くなりません。霜柱を見つけたり散歩を楽しみ、つい歩き過ぎちゃったけどもうちょっと散歩する?と高木さん、ちーのお腹が鳴り帰り道も楽しい2人です
ゆきあそび・靴紐・計算・やんちゃ・お手本・ちーのへや
<ゆきあそび>
雪が降り食べると実は汚いと言われるちー、高木さんもついやっちゃうよねと倣います。3人でお茶を飲み温まり、予報で雪積もらないみたいでかき氷を食べ雪食べてる気分ですが、ちーが雪って汚いんだよと得意げです
<靴紐>
靴紐に挑戦するちー、流石に上手くいきません。気に入った靴という事もありちーはおだてられその気になります。こんな可愛い靴履いてたら小学校でモテちゃうと高木さん、困っちゃうからやめとくかと西片です
<計算>
簡単な計算は答えを覚えちゃってるちー、物で例えたら考え易いと西片はおまんじゅうで例えちーも分かり易いです。すると高木さんが昔々お父さんとお母さんが結婚して一緒に暮らしました、さて何人で暮らしてるでしょう?と問い、答えは2人で3人と深読みして恥ずかしい西片です
<やんちゃ>
ちーの体を見て怪我をしなくなり成長したと感じる西片、やんちゃが減ったのです。西片は唇切って手もあかぎれし大人なのにやんちゃです。高木さんに保湿クリーム塗って貰い子供みたいな西片、可愛い絆創膏を貼りたくなり鼻に貼りやんちゃなちーはまだまだ子供です
<お手本>
公園でシャボン玉が大きい西片、肺活量の違いです。高木さんはこれならちーも大きいの作れるねと手持ちを楽しみ、西片もやりたくなりうずうずします。デートの時にシャボン玉しとけばいっぱい遊べたねと高木さん、今日の方が楽しいさと西片です
<ちーのへや>
ついにちーの部屋を与え、1人でゆっくりしてていいよと言われ寝る時も1人で慌てるちー、西片は久しぶりに2人で寝るのもいいんじゃないと言われ顔を赤らめます。ちーを寝かしつけ久しぶりに2人のベッド、するとちーが起きて来て結局慣れるまでは当分無理そうです
出会い・どんな子・抱っこ・メッセージ・アルバム・行ってきます
<出会い>
お花見はちーにはまだ早く遊びに行きます。2人は出会いの季節、あの時西片がハンカチ拾ってくれた事がきっかけで出会いだったと感謝を告げ、あの時とは意味合いが違うと高木さんです。タンポポの綿毛を見つけて大代を思い出すちー、綿毛を飛ばし安心する西片にどうかなーと察する高木さんです
<どんな子>
赤ちゃんのちーをあやす西片、高木さんが見えないと泣くのですが時折きゃっきゃと笑いオレの反応を見て楽しんでる?と勝負を挑みどんな子に育つか楽しみな2人です
<抱っこ>
背も伸びたちー、たかいたかいも重くなった気がすると言われ重たくて抱っこして貰えないかもと落ち込みます。証明するしかないと西片は高木さんをお姫様抱っこし、どれだけ大きくなろうともお父さんがいくらでも抱っこしてやるとかっこいいです
<メッセージ>
卒業式で写真ではなく動画で撮りメッセージを残す2人、恒例となり事ある毎に記録していきます。結婚しても続け、ついにちーの卒園式、ミナが気を利かせ撮ってくれ、西片は写真を撮るまで泣くの耐えたと思っているとミナは動画で撮っていました
<アルバム>
中学生のちーはアルバムを見る高木さんに過去の自分を見せられ覚えている事もあれば忘れちゃってる事もあります。沢山の思い出は写真からも伝わり、楽しかったとちー、楽しいのは今も昔も変わらないけどね、ちーはそこまで変わってないしとからかう高木さんです
<行ってきます>
入学に向け教科書等に名前をちーに書かせます。名前ペンは消しゴムで消えないから間違えられないと言われちーは慎重に書きます。成長したちーに感慨深いながらまだまだ書くのは沢山あります。ランドセルを背負ったちーを2人は抱き締め、緊張するちーに環境が変わっても2人がちーを大好きな事は変わらないと諭します
先に仕事に行く西片は俺も大好きだよと照れ、結局ちーは高木さんと手を繋ぎ登校しいつか大人になるんだからと学校に向かうところでからかい上手の(元)高木さんは終わります
まとめ
最終巻という事もありちーの成長の物語でもあった今作の集大成とも言える内容です。併せて2人の明かされなかった過去エピソードも満載で、原作リスペクトで補完されファンにはたまりません。西片のプロポーズのくだりが秀逸でした
すくすくと成長していくちー、親目線として寂しくもあり嬉しくもある2人の心理描写が巧みで、実際子を持つ人もそうでない人も心温まる作品だったと思います。ちーが無事卒園式を迎え小学校に入学する過程を漫画を通して見続けられて幸せですね
原作は主に2人のからかいあいがメインでしたが、結婚してちーが生まれ、賑やかになった西片家の日常を彩り豊かに、そして原作(全20巻)を超える23巻まで続いた事はこのシリーズが如何に読者に愛されたかが分かります。3人の人生が幸せである事を願いたいです
終わりに
如何だったでしょうか?原作:からかい上手の高木さんのスピンオフ作品として3人家族の心温まる日常を描き切ったからかい上手の(元)高木さん、いつの日か自分も高木さんにからかって貰いたくなりますね!今までお付き合い頂き有難うございました
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