「七つの大罪」1巻の数々の激戦と成長譚~飄々とした主人公:メリオダスのセクハラに何故か嫌味なし(笑)王女:エリザベスと<七つの大罪>を捜す壮大な物語、始まる~

はじめに

七つの大罪鈴木なかば先生最大のヒット作で、メディア展開も盛ん、完結後続編も発表された人気作です。全世界シリーズ累計5500万部の人気作に、今回はスポットを当てていきます

七つの大罪>を捜す旅へ

<豚の帽子>邸という移動酒場を切り盛りするメリオダスは自身のマズい料理の残飯を豚のホークに食わせます。客から’’錆の騎士’’が<七つの大罪>を探しているという噂を聞くと、そこに例の’’錆の騎士’’が現れ騒然とする中、中に入っていたのは意外にも可愛い女の子でした

飄々とセクハラしながら(笑)、彼女にマズいはずの食事を食わせると、(マズいけど)すごくおいしいと涙します。そこにふもとに駐留する騎士団が現れ、’’錆の騎士’’を出せというのでメリオダスが気を逸らしている間に女の子は裏から逃げます。ホークの活躍もあり無事撃退します

女の子は聖騎士の謀反クーデターにより国がメチャクチャな中、それを止められる希望は<七つの大罪>だけだと言います。すると崖っぷちごとツイーゴが斬り落としてしまいメリオダス達は奈落の底へ…と思われた中、メリオダスは身軽に対処し皆無事です。ここで女の子がエリザベス王女だと判明します

ツイーゴの攻撃は凄まじく、メリオダスエリザベスを庇いますが、これ以上迷惑は掛けられないと投降しようとします。メリオダスは自身の名を明かし、<七つの大罪>憤怒の罪ドラゴン・シンである事が分かります。メリオダスは刃折れの剣でツイーゴを一蹴してしまいます

目的の一致を悟ったメリオダスエリザベスを連れ<七つの大罪>を捜す冒険が始まります

バーニャの村でひと騒動

<豚の帽子>邸で看板娘として働く事になったエリザベスメリオダスの趣味丸出しの制服を着せられ、ホークママの移動の元バーニャの村へ辿り着きます。すると広場で大勢の人が聖騎士様の突き立てた剣を引き抜こうと頑張っています。地下水源全域を封じられた中、ミードが大言壮語するので村人から追い出されます

事情を聞くと、バーニャエールを馬鹿にされたと感じたミードが聖騎士のグラスに虫を入れ怒りを買いこのような事態となったようです。日没までに剣を引き抜かねば村に課す取り立てを今までの10倍にすると言うので、男達が血眼になって頑張りますが到底抜けません

バーニャエールの美味さを感じたメリオダスはお礼だと簡単に剣を抜いてしまい、地下水源が復活します!一件落着し村人に歓迎されるメリオダス、一方ソルガレス砦では渦中の聖騎士:ギルサンダーに報告が入ります。給仕ウェイトレスも初めてのエリザベスは必死に頑張りますが、多くの注文を捌き切れません

皿やグラスを割りまくり全く戦力になっていないエリザベスは気落ちしますが、初めはこんなもんだ、良い看板娘を手に入れたとメリオダスは励まし、エリザベスもやる気がUPします

ディアンヌと合流もギルサンダー襲来

ギルサンダーはバーニャまでの距離を測ると渾身の力で槍を投げてしまいます!メリオダスは飛んできた槍を掴むとそのまま引きずられますが、何とか受け切ります。そして逆に槍を投げ返し、砦は半壊し、ギルサンダーは咄嗟にかわし、相手が<七つの大罪>だと悟ります

メリオダスは<七つの大罪なかま>捜しに出ると宣言、白夢の森に入ります。するとホークが分身し、更にエリザベスまで分身してしまいます。明らかに様子がおかしいため、本物を見つけようとメリオダスはおかしな指令を出し(笑)、最後に思いっきりジャンプしろと命じると、一人だけ「ムリです」としゃがみ込みます

ジャンプしたエリザベスは全て偽物で、メリオダスは一閃してそこにはいたずら小鬼のハイドアンドシークがいます(本物のエリザベスノーパン・・・・だったため飛べなかったのです…)その逃げる先には何と巨人の女の子が寝ています。名はディアンヌと言うようです

聖騎士が襲って来たと勘違いされ、メリオダスディアンヌに掴まれますが、10年振りと言うと「団長ぉ~~っ♡」と顔見知りで、何と<七つの大罪>嫉妬の罪サーベント・シンディアンヌだったのです。エリザベスの事を悟ると「この浮気者ーっ‼」とメリオダスをぶん投げて怒ります

事情を説明するとディアンヌも早とちりしたと謝り、10年前の出来事について語らいます。聖騎士長に呼び出されたものの惨殺されており、王国全騎士に包囲されたところでメリオダスの記憶は途切れており、<七つの大罪>は聖騎士長殺しの濡れ衣を着せられているのです

ディアンヌも手を貸すと言う中、巨大な雷雲が現れ、雷でメリオダス達は縛り付けられ、そこに満を持してギルサンダーが参上するところでこの巻は終わります

まとめ

本作の主人公:メリオダスは飄々とエリザベスにセクハラをするのですが、何故か憎めないというか、容認されてしまう面白さを併せ持ちます。目的の一致から王女であるエリザベスと<七つの大罪>を捜す旅に出るのです

エリザベス給仕ウェイトレス等やった事もないので、やらかしまくりますが(笑)、看板娘として<豚の帽子>邸に身を置きます。ベルセルクパックのような愛らしいペットキャラ:ホークが可愛いですね!実はホークもこの壮大な物語のマスコット以上の重要なポジションで君臨しますので要チェックです

早速ディアンヌと合流し幸先が良いと思われた中、聖騎士ギルサンダーの魔の手が忍び寄ります…七つの大罪は頻繁に場面が入れ替わる目まぐるしい展開のため文章化が難しいのですが、ここからファンタジー色の強い、ベルセルクが陰とするなら七つの大罪は陽の作品として物語は展開していきます

2巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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