前回までのあらすじ
エリザベスは望み通りヘンドリクセンと共に行くので二人に手を出さないでと願い、たまには私にも守らせてくださいと笑顔を向け、遅れて団ちょ…発見~~♬とバンとホークが現れます…
ヘンドリクセンを止めろ!
エリザベスは攫われ、皆ヘンドリクセンの「腐蝕」で傷口が悪化する中、バンは「愛してるぜ団ちょ~~♬」とメリオダスを襲い右腕を奪います。しかしメリオダスは右腕を取り戻すと黒い痣の出現と共に再生してしまいます。バンはメリオダスが魔神族なのか問い、沈黙されたので一人納得します
例の交換条件について語り、メリオダスは「いいぜ 殺せよ オレもお前の立場なら…きっとそうする」と覚悟を決めます。エリザベスは自害しようとしますが、グリアモールが現れベロニカ様が悲しむようなことはなさらないでくださいと止めます
城下は地獄絵図のような状況の中、バンがメリオダスの止めを刺そうとすると、頭突きで反撃し、メリオダスは俺にも絶対譲れねぇもんがあると語ります。ホークは交換条件がうそだったらお前はダチを失くすんだぞと諭しますが、バンはアイツのいないこの世はまるで地獄だと返します
メリオダスはこの件が終わった後決着をつけようと持ち掛け、団長命令にバンは従います。グリアモールは「障壁」でエリザベスを包み、ドレファスと共にヘンドリクセンに斬りかかります
メリオダスはホークに乗りエリザベスの元へ向かい、バンはギルをディアンヌに投げると呪言の玉で’’超回復術’’を発動します。ヘルブラムはキングに俺っちが俺っちであるうちに殺してくれ…と嘆願します
’’万物の腐壊’’を食らいながらドレファスはヘンドリクセンに強烈な一打を放ちますが、魔力障壁で身を守るので、’’天漢破獄刃’’で対し、脚を滑らせエリザベスの’’障壁’’を破ってしまいます
不死身のヘンドリクセン
エリザベスは深手を負い、油断したグリアモールを屠ると、ドレファスへの斬撃で剣を破壊します。キングは第四形態でヘルブラムを葬り、バンはジェリコを上手く救い出し「新世代」の植物を潰します。ギーラも復活し、皆で「新世代」と戦いながらエリザベス救出に向かいます
ヘンドリクセンはドレファスを’’万物の腐壊’’で殺し、そこにメリオダスが到着、ホークにエリザベスを託すとヘンドリクセンの右腕を斬り、凄まじいラッシュを見せます。ところが斬り落とした右腕からボムが放たれ、ホークを襲う中でディアンヌがそれを助けます
ついに<七つの大罪>がここに集結、王国聖騎士も揃います。メリオダスはヘンドリクセンを何度も斬りますがその都度再生されてしまいます。そこでキングが神器で細かく刺しますが、それも解き放ってきます。終いにはディアンヌの’’双拳’’で潰し、メリオダスが’’メタル・クラッシュ’’で一網打尽です
それでもヘンドリクセンは死なず、後方には醜い赤き魔神が姿を現します。
メリオダス絶体絶命の危機をホークが救う!?
ゴウセルは屍体が発する魔力はデールや「新世代」から感じた邪悪な魔力と完全に一致する、こいつが元凶だと断言し、ヘンドリクセンはこの身に赤き魔神の力を体現したと指を触手のように伸ばしバンを貫きますが、あのデブを殺したのは俺だ‼と超強烈な殴打を放ち、魔神の首も屠ります
空いた地下空洞に潜るとキングは第七形態「導苔」で照らし、そこには灰色の魔神とヘンドリクセンがおり、赤き魔神を越える上位種だと言い、その血を注入します。「ドレファス 見たかったよ お前と共に この景色を」と言うのでバンが殴り込みますが、半身屠られ、ヘンドリクセンは最早別物に変身しています
地上に戻り、最早メリオダスの一突きも通らない程です。ヘンドリクセンは’’黒雪’’を放ち、それに触れた者は絶命します。ここで聖騎士たちが’’威圧’’→’’円’’→’’殺しの氷山’’→吹雪乱舞’’→ブリリアントデトネーション’’→’’雷帝の鉄槌’’と畳み掛け、大爆発を起こしますが、まだヘンドリクセンは生きています
今度はディアンヌの’’昇天隕石’’からキングの第八形態ーというところでヘンドリクセンは’’暗黒の環’’で辺り一帯吹き飛ばし、贄まで殺してしまったか?と問うと、メリオダスが身を呈して守っています。’’黒雪’’の粒を集め’’黒死’’を放ちメリオダス絶体絶命の危機を何とホークが守るところでこの巻は終わります
*番外編:相棒が載っています
まとめ
魔神化したヘンドリクセンは最早人外の域に達し、斬られても再生し圧倒的強さを誇ります。<七つの大罪>や聖騎士たちのフルコンボの超ラッシュにも何度でも立ち上がる様は正にラスボス感です
バンはメリオダスと一時休戦し、共闘してヘンドリクセン打倒を目指しますが、強過ぎるのです。更にバンの強烈な殴打で空いた地下空洞に灰色の魔神もおり、赤き魔神を越える上位種の血を注入することでヘンドリクセンは更にパワーアップします
聖騎士たちの決死の連撃も効かず、’’暗黒の環’’で辺り一帯吹き飛ばしたヘンドリクセンですが、エリザベスはメリオダスが身を呈して守っており、愛を感じます。’’黒死’’でメリオダスもここまで…というところで割って入るのは何とあのホークなのです‼残飯長はこの窮地を救えるのでしょうか?13巻に続きます…
コメント