「七つの大罪」3巻の数々の激戦と成長譚~バンと合流も、「死者の都」でバンVSキング、メリオダス・ディアンヌVSギーラの全面対決勃発!生命の泉の聖女=エレインとは!?~

前回までのあらすじ

バンは胸に杭を打たれますが、もうお前の痛みは飽きたと逆に杭をジュドに打ち込み返し、10年前と同じ王国転覆を謀る気か?、今度こそ王国全聖騎士は<七つの大罪きさまら>に…全面戦争を仕掛けるぞ…と言われ、バンがそそるねえ♪とにやけます…

メリオダス、バンと再会

瀕死のエリザベスがバステ監獄へ連れていってと言うので、ディアンヌがリュックの中で休ませます。バンセネットの居場所を聞き出し、バステ監獄へ侵入します。ゴルギウスは呪言の玉を投げ、永劫封印術で監獄を包みます。暴龍タイラントドラゴン10体を封じても破壊不能な強力な隔離魔法障壁なのです

監獄内でメリオダスバンが再会すると、凄まじいじゃれ合いとなり、最終的には五分の中腕相撲を始め監獄は崩壊します。結局監獄から皆出られてバンはこの再会を喜びます。町に帰った一行はセネットの家に向かうと、胸を貫かれたダナ先生も生き返っています

メリオダス同様傷口が塞がっており一件落着です。改めてエリザベスバンの紹介をし、バンホークの事を驚きながらダナ先生の料理をご馳走されます。エリザベスは改めて聖騎士の恐ろしさを思い知り、対抗しうるのは<七つの大罪あなたたち>しかいないと感じます

ディアンヌ無力だと言うエリザベスには人の心を動かす力がある、キミのためなら戦ってもいいと話し、親睦を深めます。一天を流星が十時に斬り裂く時、ブリタニアを至大の脅威が見舞う、光の導き手と黒き血脈の聖戦の始まりの兆しとなるのです

砦につづいて監獄もぶっ潰し、聖騎士側は警戒を強めているだろうと目立つ行動は避ける中、見張りに見つかりごまかしていると、黒妖犬ブラックハウンドが暴れ、バンが対処すると相手に警戒心を抱くほどに体がバカでかくなるのです。そこでメリオダスが刀の柄を手にすると巨大な龍が現れたように見え、黒妖犬ブラックハウンドは逃げ出します

「死者の都」とキング

次の行先は「死者の都」、そこでキングを捜すと決まります。ギルサンダーは幼い顔のキングに状況を説明し、黒妖犬ブラックハウンドも現れ、キングはオイラの邪魔したらあいつごと処刑おしおきしちゃうよ…と不敵です。寂れた集落が「死者の都」に近いらしく、ここで移動酒場の営業を始めます

バンに脱獄料理番として働かせようとしますが、バンはやる気がなく、外である少女を「エレ…」と誤認します。メリオダスは昔のエピソードを披露しなんだかんだバンキングは良いコンビだったと言います。少女エレンを介抱しているバンを誤解し、が串を突き刺してしまいますが、傷が消え、誤解を解くとキングバンに槍を突き刺してしまいます

見覚えのないバンが誰?と問う中、キングの槍は高速回転しバンの胸に大穴が開きますが、不死身のアンデッドバンは胸の傷が塞がります。キングバンの犯した深い罪として永遠の命を得る代償に生命いのちの泉の聖女を殺したと言い、’’飛び回る蜂バンブルビー’’で襲いますが、バンは全て避け、キングの動きを止めます

するとメリオダス達が現れ、幼い顔ながらキングだと認識します。キングは逃げ出し、バンは得意の料理を振る舞いエレン達にご馳走しますが、キングも「死者の都」に行きたいと話していたと言います。エレンは「何にもかえがたい死者との思い出が都へいざなう…」と聞いたと言い、バンはありがとよエレイン・・・・と言い、間違いを指摘されます

逃げたキングディアンヌに惚れており、また会えてうれしいよ‼と言われてにやけます。キングが見下ろす中、メリオダス達が「死者の都」の入り口を捜すと、花びらが一斉に舞い上がり、辺りが一変し「死者の都」が現れます!

聖騎士ギーラの思惑とは!?

バンはある影をキングと共に追い、一行がいなくなると黒髪の女が現れ、兄妹から「死者の都」へ行く鍵を聞き出します。バンキングはじゃれ合い、キングバンに故郷を焼き尽くされ秘宝「生命いのちの泉」を奪い泉の守り手である聖女を殺したと言います

キングの神器でバンは縛り付けられ、キングはキミが殺した聖女エレインはオイラの妹だ‼と怒ります。’’霊槍シャスティフォル’’第三形態「化石化フォシライゼーション」でバンは胸を貫かれ徐々に石化していきます

一方先程の黒髪の女は心臓を自身で貫き、「死んで来ました」とメリオダス達の前に現れ、聖騎士ギーラと名乗ります。ギーラは剣を振りかぶると物凄い風圧を放ち、メリオダスホークエリザベスを連れ遠くに逃げろと命じます

逃げ出せたかに見えたホーク達ですが、メリオダスが飛ばされて来て、更に尖った柱にディアンヌが飛ばされここまで…というところでメリオダスが救います。ディアンヌの体現する魔力:「創造クリエイション」にガッカリだとギーラが言うので、’’砂の渦サンドワール’’で沈めるも、ギーラは砂から飛び出し、投げられた石柱を貫きディアンヌを転ばせます

すかさずメリオダスが素手で応戦し、何故剣を使わないのですか?と問われ、仕方なくメリオダスは剣に手をかけ一閃します‼ギーラはこの「全反撃フルカウンター」を讃えながら、唯一の弱点は自分からは攻撃できないこと…魔力ちからを最小限に抑えていました。ギーラは二人にもっとがんばって私を満足させてくださいとにやけます

一方キングは最後に懺悔の一言があるなら聞いてあげるよと言い、石化するバンは「ほんと…似てねぇわ」と言い完全に石化したところでこの巻は終わります

*番外編として、「無駄なものなんて何一つ」という短編が載っています

まとめ

次なる<七つの大罪>捜しでまずバンと合流したメリオダス達、バンには全てを超越した何かを感じさせますが、流れで「死者の都」のキングを捜す事になります

ギルサンダーキングは通じているようで、キングは醜いおじさんのような人相の手配書でしたが、実際は幼い子供のような容姿です。ここでバンVSキングメリオダス・ディアンヌVSギーラという構図が生まれます

バンエレンの事を「エレイン・・・・」と一時誤認しており、どうやらキングが言う永遠の命を得る代償に生命いのちの泉の聖女を殺したというのはそのエレインの事のようなのです。不死身のアンデッドバンですが、キングの神器により石化させられ、流石のバンも抗いようがありません

また、ギーラは自ら心臓を貫き死んで「死者の都」に現れ、こちらも<七つの大罪>であるメリオダス・ディアンヌと互角以上の戦いを繰り広げます。メリオダスに「全反撃フルカウンター」を発動させたギーラの真意とは如何なるものなのでしょうか?

次々現れる新手に物語はそのスピードを上げて行きます。4巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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