前回までのあらすじ
「新世代」の台頭といい、行方不明者の続出、そしてヘンドリクセン派の者が数名の聖騎士見習いを呼び出している等の情報が飛び交い城内は混乱します。ギーラはツイーゴとジェリコをヘンドリクセンの元へ連れて行き、背後には不気味な怪物がおり、お前たちは今日ここで生まれ変わると宣言します…
凄腕マトローナは実はディアンヌ!?
魔神族の死体を切り裂き二人に魔神の血を飲ませ、博打は成功し、生物を変質させ凄まじい力を引き出す効果があるようで覚醒します。バイゼルで神器探しをするメリオダスたち、すると年に一度のバイゼル喧嘩祭りの副賞としてディアンヌの神器:巨人の戦鎚が与えられると聞き三人は参加することにします
予選内容は大岩頂の円舞台に最後まで残った八人が通過できるというものです。対戦者を蹴落とす中、黒服の女の子が十数人を一人で一気に場外に出す活躍を見せます。結局キング含め8人が残り、くじを引き、一回戦はグリアモール対マトローナ、ハウザー対タイズー、ケイン対おっさん、メリオダフ対バーンと決まります
一応偽名にしているので今のところバレていません。マトローナはマントを脱ぐと、<豚の帽子>亭の制服なのです。ベロニカから授かったペンダントもしており、まさかエリザベス?と感じる中、グリアモールは運動音痴の妹君にできる芸当ではないと断言します
早速マトローナは連打を放ちますが、腹を鉄鋼のように固めグリアモールは防ぎます。「障壁」で攻撃を無効化し、そのまま場外に押し出されようとしています。これはベロニカ様を守る決意の現れと言いますが、マトローナの強烈な一撃で破られ、そのままグリアモールは場外に落ち敗れます
帽子が取れ、何とディアンヌなのです!巨人から人間の大きさになっているディアンヌ、何とエリザベスも小人化して胸に収まっています。これには訳があったのです
メリオダスVSバンの頂上決戦!!
夕食の材料集めをしているとキノコの怪物に出くわし、生物を収縮させる胞子を出し、二人は小さくさせられたのです。ディアンヌは折角小さくなれたのでメリオダスになでなでされて喜びます。ディアンヌの魅惑ボディーにキングは悩殺されフラフラです(笑)
ハウザーは軽くタイズーを屠り、続いておっさんとケインです。神器なしのキングはメチャクチャ弱く、魔力を使おうとするとケインに軽く弾き飛ばされ場外です。そしてついにメリオダスとバンの対決となります
円舞台の外に出たら負けということから16年前の出来事を思い出す二人、そこから超絶技巧の応酬となります‼最早ドラゴンボール状態のラッシュで両者ひるまず戦い、徐々にバンの「強奪」でメリオダスの動きが鈍くなりバンの動きに鋭さが増します
’’身体狩り’’で高揚感に包まれる中、拳をぶつけ合うとメリオダスがバンの拳を割り、腹に豪快な一撃を加えます。そのまま場外か…と思われた中、逆に壮絶な打ち合いをバンが制しメリオダスは倒れます
ディアンヌの服が破れそう!?
バンはメリオダスの身体能力を全て奪ったのです。大逆転を狙うメリオダスは魔力「全反撃」ではなく、バンの強力な一撃を食らうとバンの手首を握り潰し、額に黒い紋様を浮かべ逆に強烈なパンチで場外に飛ばして勝ってしまいます
勝ち上がったマトローナとハウザーの試合となり、小人化したあられもない姿のエリザベスを預かりメリオダスはにやけます。ハウザーは’’ライジングトルネード’’で一気に仕掛けますが、ディアンヌは何とかかわします
軽やかにかわすディアンヌを追い詰めチェックメイト…というところでディアンヌは軽く竜巻を止め、ビンタします。ギーラとジェリコがバイゼルに向かって来ます。徐々にディアンヌが巨大化し服が破れようとしているところでこの巻は終わります
*番外編:彼女の正義が載っています
まとめ
七つの大罪は様々な作品にインスパイアされた要素が窺える作風です。それはベルセルクであったり、今巻に顕著なドラゴンボールのそれであったりします。武舞台の上でまるで天下一武道会のような様相を呈し、戦いも正にDB風なものに仕上がりファンは嬉しいところでしょう
今巻の肝は副賞がギデオンである点と小人化したディアンヌの参戦でしょう。巨人のため出場が叶わないかに見えたディアンヌでしたが、ある偶然からエリザベス共々小人化し、普通の女の子としてメリオダスの前に現れディアンヌの念願も叶います
メリオダスとバンの戦いは激しく、結局例の黒い紋様を額に浮かばせたメリオダスが勝利します。続く準決勝ではディアンヌが徐々に巨大化し、エリザベスから借りた服が破けそうなのです‼タイムリミットが迫る中、ディアンヌは勝利することができるのでしょうか?6巻に続きます…
おまけ
七つの大罪はアニメ化されています。Ⅰ期は巻数で言うと13巻までの内容となり、OP曲はいきものがかりとMAN WITH A MISSIONという人気アーティストが担い、人気を博しました
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