前回までのあらすじ
カエデは揉めていた山崎と出くわします。揉めているところに遅れて来たタツヒコが「ヒットマンです♡」と現れます…
カエデの悪知恵
山崎はカエデに1千万以上使って来たといいますが、タツヒコは漢気で惚れさせてみろと息巻きます。首を掴んで吊るしていると、後ろからカエデがタックルしてきて、はずみで山崎は階段から落ち息を失います。タツヒコはカエデに恐ろしさを感じます
犬飼はアオイを巧みに操縦し、自らAVをやると言わせます!
カエデは以前揉めたパラサイツの上層部に話を持ち掛けます。以前の因縁の相手をバーストの人間だとばらし、20万を要求しますが、上層部は目的は金じゃないと悟ります
退院した井出と共にカエデに会いに行くタツヒコですが、取り巻きとしてパラサイツの人間がいます。カエデはパラサイツにAVで取り扱って貰うと言うのです!すっかり騙されたタツヒコが帰ろうとすると、社長の田無が「今回は許してやる、だが二度と渋谷に来させんな」と山城に言えと言います
あくまでカエデの身を案じるタツヒコ、荒星企画にも謝りに行き、手ひどい目にあってもタツヒコはめげません。タツヒコはヒデヨシがオレの中で生きているように感じます
犬飼はアオイを荒星企画に紹介します。パラサイツの件で武闘派と言われるのはナンバー2の専務・森長千里がいるからと分かり、田無と面識のある葉山にこの件を任せると山城は言います。葉山はタツヒコとパラサイツに向かいます
あのタツヒコも撃沈!無敵の森長も関の凶行に…
田無と世間話をする葉山はタツヒコにタバコを買いに行かせます。パラサイツはバーストと揉める気があるのかと問うと、田無はその気はないと言いますが、森長は乗ってきます。田無をコケにした葉山は灰皿の灰で森長の目を奪い、そのまま田無を殴りつけます
タツヒコが戻ると葉山が逃げるぞと言い、訳も分からず逃げることに…すると歩道橋から森長がタツヒコの前に降り立ち立ちはだかります。巨躯同士の激しい応酬となります!森長は民間人を盾になんと人を投げつけタツヒコを病院送りにしてしまいます
話が通じなかったと言う葉山に、バーストなりのけじめのつけ方をするという山城は関に森長を一任します。病室で意気消沈するタツヒコを慰め、関は渋谷の道玄坂に車で向かいます。森長を発見すると、関はドライバーのアクセルを踏み込ませ、何と森長を車で轢いてしまいます!倒れ込んだ森長の上に座り、関は「次はこんなもんじゃすまねーぞ」と脅します。
田無はケツモチに話を持ち掛け、バーストにケツモチの美竹組組長の土屋を仕向けます。山城はケツモチの紋舞会に話を通さないととその場を濁します。ケツモチにはケツモチを、バーストは紋舞会会長天野を動かします。新宿でさばききれないスカウトを渋谷で、美竹組がケツを持つ形でどうだと提案します。断る理由のない土屋は承諾します
AV出演の見返りと代償
怒りを露わにする森長でしたが、田無は美竹が決めたことだからこれ以上手を出せないと言います。森長は不満のようです
アオイは単体の仕事が決まります。初仕事の日、犬飼はアオイに尽くします。真虎は荒星企画に言葉巧みに単体20万の上乗せを成功させます
撮影では監督に様々な指導をされ、アオイは困惑しながらも従っていきます
アオイは中堅メーカーでレンタル単体10本契約が決まり、計1千万の稼ぎとなります。スカウトバックで犬飼は500万を手にし、信也のところに持っていくことで真虎と話がつきます。真虎はアオイが家帰って泣いてるだろーからフォローしてやれと言います。案の定アオイが自室で泣いているところでこの巻は終わります
まとめ
カエデの危険さを感じていたタツヒコは、カエデに騙されたことを根に持つことなく、むしろそんな危なげなカエデの心配までしています。このタツヒコの真っ直ぐさが彼の武器であり、後々花開く訳ですが、不器用ながらも前に進んで行きます
渋谷進出を賭け葉山はパラサイツに話を付けに行きますが、鼻から揉めるために出向いたのです。可哀そうかな森長に徹底的にやられたタツヒコは不憫ですが、揉め事の種火となり、関は仕返しとばかりに森長を車で轢いてしまうのです!最早メチャクチャですね…
ケツモチ同士のやり合いとなりますが、紋舞会天野の提案でバーストの渋谷進出が美竹組のケツモチで可能となり、パラサイツも動揺します。森長がいる以上大人しく引きさがるとは思えませんが…
アオイの単体AV出演が決まり、犬飼にもスカウトバックが決まり、借金も返済、一見ウィンウィンに見えますが、その代償は大きく、アオイは泣き崩れます。AV出演というものは、女性に相当の負担を強いるものだということを想起させる描写でした。続巻も読みましょう!!
おまけ
ドラマ版第3話は「カリスマキャバ嬢の危険な誘惑」ということで、カエデ役は菅原禄弥です。今巻でも登場するカエデとアオイの美人姉妹の話、今回はカエデ中心の内容となっています。是非ご覧ください
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