「からかい上手の高木さん」12巻の西片と高木さんの胸キュンラブコメディ~2年生・クレーンゲーム・握力のやつ・苦手なモノ・UFO・血液型・おみくじ・おまけ・お返し・夜etc…2人の関係性が徐々に変化~

前回までのあらすじ

<嫉妬>

真野ちゃんは中井君が下校の誘いをしてくれないと高木さんに相談します。嫉妬させれば良いと真野ちゃんは西片高木さんが他の男子としゃべってたら嫉妬する?と問い、勝手に納得し、中井君を嫉妬させたいと西片と仲良さげに振舞いますが上手く中井君から下校を誘われ満面の笑みです

真野ちゃんって可愛いよね?」と問い「うんって言ったら嫉妬するかな?」と独り言ちする高木さんです…

2年生・クレーンゲーム・握力のやつ

<2年生>

2年生になり高木さんは「西片センパイ」とからかいます。クラス替えがある為西片は無意識に高木さんと同じクラスならいいんだけどなぁと言ってしまいまたからかわれます。高木さんのリアクションで同じクラスがどうか見極めますが、めっちゃ嬉しそうな高木さん、裏の裏の裏をかき西片は違うクラスと予想します

結局同じクラスで嬉しいけど勝負に負けて複雑な西片センパイ・・・・です

<クレーンゲーム>

西片はこっそり「100片100%片想い」のクレーンゲームをしに行きますが、高木さんにバレています。パズルを狙うフリして2人セット100%片想いのぬいぐるみを狙いますが失敗、高木さんが上手く取ってしまいます。西片は500円投入しますがパズルは取れず、高木さんはぬいぐるみを西片にプレゼントします

好きって言ってたのは「100片100%片想い」の事じゃなく…クレーンゲームの事でした(笑)

<握力のやつ>

握力のかっこいいやつを購入した西片、握力強かったら色々出来るからと強がります。高木さんの掛け声につい反応してしまう西片、ペースが速くなりふんばりますが勝負に勝ったと思いきや遊ばれ、高木さんが手を差し伸べるのでつい握ってしまい「手、握りたかったのかな?」とからかわれます

苦手なモノ・UFO・血液型

<苦手なモノ>

朝からテンション低い西片、朝ごはんに嫌いなピーマンが多かった為で、高木さんには見抜かれており、お子様舌だとからかわれます。高木さんも嫌いなものあると見て色々探ります。色は黄色で西片はパイナップルと確信しますが、答えはエナジー系ドリンクでした

もし西片に料理作る事があったら美味しいピーマン料理作ってあげると高木さんです

<UFO>

高尾はUFO写真を自慢しますがサナエに嘘だと見抜かれています。西片高木さんに協力して貰い写真を撮ろうとしますが石を投げてもUFOのようには撮れません。UFOを信じる西片、弾みで完璧なUFO写真を撮れますが、高木さんは本物のUFOを見ており、本物かもよと言っても西片は信じません

<血液型>

いつもジュースを奢る羽目になる西片、今日は高木さんが奢り、目つぶってと言われキスを期待した西片でしたが腕を叩かれ蚊がいたそうです。O型は蚊に好かれるらしいと言われ、高木さんの血液型を推理しますが刺されないのでO型以外と読むも実はO型で虫よけスプレーを使っていたのです…

おみくじ・おまけ・お返し・夜

<おみくじ>

高木さんに勝つ待ちに待った運命の日、高木さんに占いで星座と血液型が西片1位だったとバレています。<クリティカル>の事を思い出しながらおみくじを引かせる事になり、高木さんは中に超大吉を含ませます。高木さんは中吉で、気張った西片は超大吉を引きますがキスが出来たら…といういわく付きです

ミナ達が来た為うやむやになりますが、高木さんは自分の腕とかでも良かったのに…私とする事しか考えてなかった?と得意げです

<おまけ>

バレンタインに高木さんから義理チョコを貰い、帰り際下駄箱には高木さんが入れたチョコが入っており、狼狽する西片高木さんはそれ本命だと思うよとからかいます

<お返し>

ホワイトデーのお返し作戦は早速下駄箱が失敗、離席時に机に入れようとしても満杯で上手くいきません。作戦3のHRホームルームが終わったら速攻下駄箱も高木さんに阻止されます。残るは作戦4:手渡ししかなく、意を決してお返しを渡すとそれは筆箱で取り違え、高木さんは西片が機会を伺っていたのを知っています

直接渡して欲しかったからチャンス作らせなかった高木さんです

<夜>

風呂が壊れた為7時過ぎに銭湯に行くと話していた西片高木さんが待っていなく拍子抜けです。フルーツ牛乳を買おうとすると高木さんが現れ、長風呂になるので早めに入っていたのです。夜道暗いのでテレて顔が赤くなった方が負けと勝負を挑み、超至近距離で結局西片は赤くなり散々からかわれます

西片は自然な形で暗いし送っていくよと告げ、恋人に言うセリフみたいだねと若干のぼせる高木さんでこの巻は終わります

まとめ

今巻で印象的なのは<2年生>や<夜>で西片が無意識に高木さんに気がある風の言葉を告げてしまう事でしょう。確実に西片の中で高木さんの存在感が増しており、いつも素直じゃない西片のそんな言動に高木さんもつい嬉しくなってしまうのが初々しいです

また、巻末が恒例の<おまけ>を前に持って来てバレンタイン→ホワイトデーへと繋げる形が秀逸です。どうしても女子の頑張りが描かれがちなバレンタインデーなのですが、貰った方はホワイトデーのお返しをどうするか考えなければならず、西片はなけなしの勇気で答えるのがほっこりします

<クレーンゲーム>や<おみくじ>等例によって高木さんの掌で転がされる西片ですが、少しずつ彼女に対する意識が変わりつつあり、今後が楽しみですね!13巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

おまけ

からかい上手の高木さんはドラマ化もされています。中学生設定の初々しいやり取りを恋愛映画の鬼才:今泉監督が手掛けた意欲作で、アニメ同様非常に楽しめます

コメント

タイトルとURLをコピーしました