前回までのあらすじ
<夜>
風呂が壊れた為7時過ぎに銭湯に行くと話していた西片、高木さんが待っていなく拍子抜けです。フルーツ牛乳を買おうとすると高木さんが現れ、長風呂になるので早めに入っていたのです。夜道暗いのでテレて顔が赤くなった方が負けと勝負を挑み、超至近距離で結局西片は赤くなり散々からかわれます
西片は自然な形で暗いし送っていくよと告げ、恋人に言うセリフみたいだねと若干のぼせる高木さんです…

気配・願掛け・散歩
<気配>
登校中高木さんの気配を感じながらなかなか見つけられない西片、ついには気配が消え、ビー玉を見つけ何を拾ったかで勝負できると勇みそれを見た高木さんは笑います。高木さんが現れ、いよいよ西片が勝負を仕掛けますが高木さんはビー玉だと悟っており西片は見ていたの?と不思議がります
こちら全編セリフなしです
<願掛け>
道路に足をつかず家に帰るという願掛けでクリアしたら高木さんに勝てると意気込みますが高木さんが現れ危うく乱されます。神社までやると言い願掛けだとバレており、図星の為動揺し、神社前が工事の為通行禁止の看板をつたって向こうに行けると思っていたら工事は終わっています
詰みの状態で自転車も貸して貰えず、高木さんの手を貸して貰い願掛けしても高木さんに勝てそうもないと悟った西片です…
<散歩>
高木さんから例の犬と散歩している動画が来て、西片は念願の犬の散歩が出来ると勇み向かい、リードを持たせて貰い走ったりと念願が叶います。西片は充分に満喫し、高木さんは私も十分すぎるくらいに楽しいと「だって」の続きをメールで写メを送り西片はドギマギします
値段当てゲーム・忘れもの・海水浴
<値段当てゲーム>
値段当てに自信を持った西片は高木さんに勝負を挑み昨日やってた番組からだとバレています。高木さんは筆箱、西片はペンで勝負とし、高木さんは156円とピッタリ当てます。背水の陣の西片は1200円と予想、何と正解で引き分けです。西片だけ続ける事になり、例のハンカチを取り出す高木さん、思い出のものがいくらか問います
大げさに言われ値段言える訳ないと西片、別に大げさに言ってないと高木さんは逆に問いただします
<忘れもの>
宿題を学校に忘れてしまい2人で取りに戻ると下校していないカップルが多く、一緒にいたいからなのだと悟り自分達もそう見えるのでは?と西片はテレます。トイレの窓から出て違う道から回収しようとすると例の2人と出くわし、残っている理由が一緒だと思われます
教室に高木さんはおり、残る理由は…宿題だと悪びれず、自分だと期待した西片でした
<海水浴>
海に来た西片達、高木さんも別グループと来ています。ゴーグルを忘れ勝負に負け、遠目で高木さんが「うきわで」と言ってたでしょ口パクで?と問いますが外れているようです。高尾もサナエをつい見つめる中、西片は「好きだよ」だと脳裏に過り、高木さんは砂に「ス…」と書き結局波で何を書かれたか分かりません
魔球・夕日・グリコ・おまけ
<魔球>
西片は野球漫画の良さを熱く語り得意になりピンポン玉で魔球を投げると高木さんに見られ、三振に出来たら内緒にしてあげるよと勝負になります。魔球タイムスリップを言い間違えた西片は2球目を打たれホームラン、今度その野球漫画貸してよ、西片が好きなものは全部知っておきたいと高木さんです
<夕日>
趣味でマラソンを続けている西片、海まで行った事があると話し信じてなさそうだったので必死に海まで走り達成感が凄いです。写メを送信するとあっさり返され、何と高木さんはおつかい後自転車で追いかけてくれたのです。夕日のように顔の赤い西片をからかい、ホントに海まで走るなんてと褒められ西片はにやけます
<グリコ>
ジャンケンのグリコで神社の鳥居まで勝負となり、西片はチョキしか出さないと決め、上手く高木さんを誘導します。鳥居前まで来て罰ゲームがチョキで負けたらキスと言われキスしたがってると思われるのを嫌がりパーで負ける西片、デコピンがキスされたような気がして流石にキス?と言えない西片でこの巻は終わります
<おまけ>
ちーはお弁当に嫌いなピーマンがあり困っていると例の男子が食べてしまい、好きだから…だなと答えられ友達にあいつピーマンめっちゃ嫌いだから好きな人が困ってたからって意味だと言われ赤くなります
まとめ
<願掛け>と<グリコ>は共に神社までの勝負でしたが、高木さんの方が一枚上手でした。子供の頃を思い出すやり取り、小さい頃誰もが通った道ですが、男女となると西片が羨ましくもあります。デコピンの感触が何とキスされたように感じた西片、真相は高木さんしか分かりません…
<海水浴>では遠目で口パクで何を言っていたかで揉めますが、母音と子音的に「ういあお」となり、確かに「好きだよ」が当てはまるのです!高木さんが砂に書いたのは「ス…」で、「スイカよ」とも思える中、是非前者であって欲しいものです
<気配>では短話コメディの常套句:セリフなし回が楽しめます。この巻辺りから高木さんの好き好きオーラが溢れて来ているようにも感じます。更に赤くなる西片、からかい甲斐がありそうですね(笑)
<おまけ>ではちーと例の男子のやり取りが描かれます。まるで西片と高木さんが入れ替わったかのようなやり取り、こちら先述したスピンオフ作品:からかい上手の(元)高木さんで存分に描かれます。本レビューでも次回取り上げるのでお楽しみに!14巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
おまけ
からかい上手の高木さんは実写映画化もされています。先述したドラマ版から2人が大人になり教師と実習生という形で母校で再会する設定で、オリジナルストーリーとして上手く映画化され、今泉監督の手腕が大きい名作です
コメント