前回までのあらすじ
<やさしさ>
「100片」のオフィシャル資料集が楽しみな西片ですが、高木さんも同様で一緒に買いに行く事になります。公園で脚を怪我した女の子がおり西片は薬局で一式買い2人で処置、西片は何となくだよとそっけなく、お金が足りなくなった西片に高木さんも自腹でジュースを買い資料集は買えなくなります
なので一緒に散歩していい?、私んちでも…とからかう高木さんです…

調理実習・ウソとホント・移動教室
<調理実習>
調理実習で各々の思惑の元頑張ります。テキパキ動く高木さん、様になっています。味見で間接キスとからかうつもりか?といつもの癖が直らない西片、高木さんにその気はありません。他のところは失敗が多そうな中、中井君に褒められ真野ちゃんは毎日でも作ってあげていいんだよとテレます
西片に美味しいと言われ心底ホッとする高木さんです
<ウソとホント>
西片だったらホントかウソか全部見抜く自信あるなーと高木さん、ウソばかりでなくホントも織り交ぜながら話しても全問正解なのです!ウソつく時癖があると言われ、高木さんと登下校するの楽しいよと二段がまえの作戦ですが、高木さんに同意され、恥ずかしい西片です
<移動教室>
西片は一限目の美術の移動教室、先に教室に着いた方の勝ちとし、廊下を走るのはNGなので外をダッシュします。結局西片が先に着き、罰ゲームキスでもする?とからかわれます。好きな人の名前を言うで決まりかけごまかし、実は美術が視聴覚室に変更になっており高木さんは先に寄って来て勝ちです
危うく好きな人を言う事になりそうで、高木さんはいつでも聞いてと朗らかです
視力勝負・校舎裏・交換日記
<視力勝負>
居残り掃除で視力検査のやつを見つけ勝負を挑む西片、文字を6回指して正解率の高い方が勝ちとし、順に「あ・な・た・の・か・ち」と指しますが最後に高木さんに見抜かれてしまいます。お返しに「す・き」で攻められ言えない西片の負けです。視力が良くても見えてないコトの方が多いしなあと…
困惑する西片は掃除を再開、高木さんは「す・き」と指し(見えてないので)「ね?」と小悪魔的です
<校舎裏>
合唱で明後日男女2人ペアで歌のテストがあり、西片は放課後校舎裏に高木さんを誘います。ところが西片の意図を伝えておらずまるで告白するかのようで理由を言おうとしても高木さんはわかってるからと先に向かいます。妙な雰囲気の中高木さんから切り出し、告白と思いきや歌の練習で一致します
はじめは一瞬期待しちゃったけどねと歌の練習を始める高木さんです
<交換日記>
何か企んでいる西片に高木さんは交換日記を提案します。了承した西片ですが家に帰ってその恥ずかしさに気付きます。翌日例の2人にその事がバレており、その事を問うとノートにMNNTと書き4人で交換日記となったのだと高木さんは明かします
数合わせなら恥ずかしくないと思いつつ結局高木さんと2人だけの交換日記も渡され恥ずかしい西片です
チョコ・微熱・卒業式・おまけ
<チョコ>
バレンタインに北条さんは浜口に板チョコを渡し、手作りじゃないので本命じゃないと勘違いします。下校時落ち込む浜口を励ます北条さん、やさしさを感じさせ本命チョコ渡せたのか?と問うと焦がしてダメになったのよと明かします。浜口はホッとし元気が出てお返しは高級チョコに決まります(笑)
<微熱>
微熱がある西片は高木さんにバレなければ勝ちというルールとし、どこか不自然な西片が熱があると悟った高木さんは神社でおでこを合わせ確認します。高木さんはちょっとテレてカオ熱くなってたしと言い、西片は大事を取って家に帰る事になりあの高木さんがテレてたって…ないない!と逆に赤らめます
<卒業式>
卒業式が終わり片づけをし、自分達の卒業もあっという間と語り合い高校が楽しみな西片と卒業式がさみしい高木さんは対照的です。第二ボタンの話になり、流れで「ちょうだい」と言われ「いいよ」と返すと実は持っていた椅子の事で勘違いです。高木さんは自分の卒業式がちょっと楽しみになったところでこの巻は終わります
<おまけ>
ちーと例の男子は調理実習で男子が上手く皮むき出来ておりちーは会心の味噌汁を調理、味見して男子はこんな美味いの毎日飲みたいくらいだと反則の返しです
まとめ
<調理実習>では男女ペアとなると妙にお互い意識してしまうのがあるあるです。そんな中いつもの女子3人組で調理する羽目になったユカリは不憫です(笑)からかい上手の高木さんはやはりバレンタインのくだりが鉄板で、今巻では北条さんと浜口のやり取りが秀逸です
事前に北条さんが手作りチョコを作ると知っていた浜口だけに市販の板チョコを渡され意気消沈するのは同情しますが、その事を勇気を出して問うと調理に失敗して板チョコになったというのは可愛らしいオチです。幾分救われた浜口ですが、代償が高級チョコとは高くつきましたね(笑)
相変わらず意味深な高木さんの言動に惑わされる西片、<卒業式>でも悪意のないような高木さんの「ちょうだい」に勘違いをしてしまう西片の純粋さが際立ちます…卒業式が楽しみになった高木さんに第二ボタンを渡す未来は訪れるのでしょうか?17巻に続きます…
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