「からかい上手の高木さん」9巻の西片と高木さんの胸キュンラブコメディ~間接キス・くしゃみ・かくれんぼ・年末①・②・メール・歩数・外見・ドッジボール・おまけetc…言葉のあやで赤面の西片が不憫(笑)~

前回までのあらすじ

<水切り>

夏、河原で水切り勝負となり、最高15回と嘘を付き、高木さんは「そんなもんかー」と冷めています。新記録を出さねばと気張る西片は「私は30回…」と言われ油断し失敗、「…くらいさせたいけどいつも3回くらい」と悪びれません。ジャマする前に投げられ高木さんの勝ちです

もう一度勝負となり何とドンケツしてしまい咄嗟に手を繋ぎ逆にズブ濡れになる西片、勝負の前に手繋いだら西片の勝ちねと言われていた事を思い出し、それでも意地を張ります…

間接キス・くしゃみ・かくれんぼ

<間接キス>

喉が渇き70円しかない高木さんに奢ってあげようとすると自分も70円しかない西片2人で1本分と言うと「間接キスしたいのかな?」とからかわれ、ジュースの一口目を賭けて勝負を挑みます。西片がウソついてたら私の勝ちと高木さん、意地を通すとお金がない事がバレています

高木さんは躊躇なく口を付け、西片は思いつき直接口は付けず変な飲み方になります

<くしゃみ>

くしゃみする西片は何とか高木さんをからかえないか思案します。くしゃみするユカリは得意の恋バナも2人ミナ・サナエはノッて来ずがっかりです。くしゃみする真野ちゃんは中井君に優しくされ北条さんくらい可愛ければ…と気落ちします。くしゃみする北条さんは浜口に一緒に帰ろうと誘われ満足げです

くしゃみする木村高尾と噂話をしています。くしゃみする高木さんは可愛いらしく、同時にくしゃみし「誰かが2人の噂話してるのかな?」とからかいます

<かくれんぼ>

空き地から川までの範囲でかくれんぼする事になり、西片が隠れます。広い範囲と長い制限時間はトラップで、ドラム缶の裏に隠れますがすぐ見つかってしまいます。すると表に浜口北条さんが現れ出るに出られなくなります。いい雰囲気なので邪魔出来ず、逆に「物陰で2人で何してたの?」と思われる…とからかいます

勘違いじゃなくすればいいと高木さんに言われ、グラついた西片が見つかりかくれんぼと嘘を付きます

年末①・②・メール

<年末①>

トナカイに乗って高木さんが現れ、プレゼントを渡し「これって夢だし」とビックリ箱が開くところで目が覚め、学校は今年最後の登校なので今年全敗を阻止したい西片はクリスマスプレゼントの話をします。ずっと勝負の事を考えている西片は別れ際何も思いついてないのに今年最後の勝負を挑みます

<年末②>

高木さんが相手を喜ばせた方が勝ちと提案し、30分後に空き地で勝負となり、喜んでないフリをすれば勝てると西片は閃きます。楽しみにしてそうな高木さんを見て思案する西片は結局駄菓子屋に向かい、高木さんと被ります。安パイの選択も高木さんに「メリークリスマス」と渡され、引き分けとする2人です

<メール>

木村からの悪戯写メで高木さんをからかおうとするとバレており、逆にステーキ好きか問われ「好きだよ」と送ってしまいそうになり西片も狡猾に防ぎます。「(魚の)キスって好き?」と引っ掛けると高木さんは動画で「好きだよ」と送り逆にからかってきます

西片の顔真っ赤になってるのかなー?」と言いつつ自身も赤くなっている高木さんです

歩数・外見・ドッジボール・おまけ

<歩数>

偶然道端で出くわしたと見せかけ西片は勝負を挑みます。木まで何歩かかるか予想して近い方が勝ちとし、電柱に変更されますが西片は想定済みです。更に2本先の電柱に変更され、70歩と目算、いい線を付いてきて西片は焦ります。まるでストーカーと言われるのを恐れると、「私の事好きなの?」と高木さんです

結局勝負はうやむやとなり、高木さんは女の子と待ち合わせし「何かいい事あった?」と言われます

<外見>

いい勝負を思いついた西片、「外見で昨日と違うところはどこか?」と問います。髪の毛を少しだけ切っていたのですが、高木さんは入念に顔を近づけてまでして観察して来て恥ずかしいです。高木さんに完全に翻弄され、我慢しきれず「タイムアーップ!」としますが髪の毛とバレています

結局明日やり返される羽目になる西片です

<ドッジボール>

体育で調子良かった為ドッジボール勝負を挑む西片、後ろの壁を意識させられると当てられてしまいます。制限時間なしならもう1回勝負してあげると言い、「避けるより受け止めて欲しいなー」と高木さん、変なとこ投げても受け止めてくれるはずという安い挑発に乗り西片は上方のボールを落としてしまいます

避けて欲しい?受け止めて欲しい?」とまるでドッジ以外の事を言われているようで絶対当ててみせると強がる西片、「ドッジの話だよね?」と念を押すところでこの巻は終わります

<おまけ>

友達といつも一緒なので高木さんは西片を呼び出し全然1人にならないからとプレゼントを渡すのでした

まとめ

西片は果敢に勝負を挑みますが年内全敗というくらいですから常に高木さんに負けています。その事を逆手に取り狡猾に勝負を自分の有利なように誘導しますが、高木さんには見抜かれてしまうのが常で、逆にからかわれる始末です(笑)

高木さんもその事を十分理解しつつ巧みに更に西片はずかしめ、顔を赤らめる西片が不憫でもあり、愛らしいですね。巻を追う毎に西片高木さんを想う気持ちに変化が見られ、気になる存在から大切な存在へと変わっていくのでその過程もお楽しみ下さい

<メール>や<ドッジボール>でも言葉選びの些細な捉え方で愛の告白にもなるという人間の感性に訴えかけるやり取りも秀逸です。恋愛をしているとそんな些細な一言も重い意味を持つ事があると感じさせる一コマです。10巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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